パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

自分の仕事をつくる

2007年05月25日 | 気になる本
「こんなもんで」という力の出し惜しみに人は感動しない。
手抜きなしの仕事で作られるものがどのようなものか。

そうした仕事現場はどのようなものかを尋ねたインタビュー集。
柳宗理、象設計集団など一流の人の回答集となっています。

そのなかでひときわ柳宗理の言葉が心に残ります。
「最初に考えたことが最後まで続くことは、まずありえないね」

「一番最初のこうあったらいいなと思っていたものと、
できあがったものとはまったくちがっているね。」

「だから、初期の段階の模型はどんとん捨てちゃう。」
「時間をかけて最初のイメージと変えていくのが本式だよ。」

この本に影響うけたというデザイナーも多いようです。

先日のテレビで建築家・中村拓志
「はじめに考えたデザインが完成されても意味ない。」と言っていました。
一流の人には共通する考えがあるようです。

自分ののライフスタイル、仕事のデザインに応用できないでしょうか。
少しずつ日々刻々とスタイル、デザインを変化させていくこと。
そのことは先の自分を確実に変化させる力になるように思えます。

住居の平面図は変化しなくてもレイアウトを日々1ミリでも変えたい。
最近、自分のデザインとその影響の顕在化について実験しています。

そう考えて動くことがこの本の潜在的な力の使い方と思います。
そうして自分の仕事場を作ることに発展させたいと考えています。

自分の仕事をつくる 晶文社

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2 コメント

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Unknown (Y)
2007-05-28 22:00:09
先生のブログを拝見いているうちに、自分のブログも先生に見ていただきたいという思いが生まれてきました。

お時間があるときにでもこの弱輩にアドバイスを下されば幸いです。

以下が、私のブログです。

http://kisyaaa.exblog.jp/
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元気のあるブログですね (山崎)
2007-05-28 22:38:35
少し拝見しました。
リーダーに登録しましたので、こまめに拝見します。
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