パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

伝統の逆襲―奥山清行

2008年09月25日 | 気になる本
 副題「日本の技が世界ブランドになる日」は奥山の実践の未来図です。
 フェラーリの最高峰のデザインを長年手がけた人です。

 アルファ147のデザインも彼であると、最近知りました。
 つまり、市販車からスーパーカーまでです。

 結構前に読んだのですが、3点よく覚えています。

 1.デザイナーの出発点は自分の好き嫌いをもつこと。この点イタリア人は先天的。
 2.イタリア人の男性は自分の質素なスタイルを守り、チョイワルは日本人の幻想。
 3.イタリアの最高峰の職人は年収3000万、日本人は300万。

 全般にイタリア人に対する見解は新鮮で、切れ味がするどかったです。
 タイトルの伝統とは日本の伝統、逆襲とはヨーロッパ席巻を意味しています。

 山形での新事業の苦悩を現在進行形で書いています。
 多才な人というのは、本当になんでもできるという見本のような本です。
 
 明日は短大別クラスの後期初日です。
 初日は盛りだくさんなので、頭をクールにするよう心がけています。

伝統の逆襲―日本の技が世界ブランドになる日 奥山 清行 祥伝社 

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