パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

ボーン アルティメイタム

2008年09月24日 | 気になるDVD,CD
 ロードムービィではなく、観光映画として楽しむことができる映画です。
 モロッコの住宅街のシーンは生活臭を感じるほど緻密な積み重ねがあります。

 実際に行ったことはないのに、暑くるしい生活の一コマが見えます。
 家の中のデコレーションはトルコで見た猥雑さを感じました。

 逆にフランスの地下鉄(RER)は淡白な感じで雰囲気を省略している感じ。
 風景に違和感があるのにドアの開閉音は20年前に聞いた音と同じでした。

 このきめ細かい音の余韻がストーリーとは別に旅する気分へ誘います。
 絵葉書を並べたようでいて、そうではないきめ細かな表現。

 カーアクションの質が007ともMIシリーズと違うのはカットの多さから。
 個人的にはドイツ車を片端からボコボコにしていたように見えました。

 ジョージクルーニーがマットディロン演技をベタ褒めした映画です。
 「この映画でみせた緑のビキニがこれほど似合う男優は他にいない。」と。

 そんなシーンはもちろんなく、一流のジョークでしたけれど。
 2人に共通する魅力は、絵になる歩き方だと感じている人は多いはず。

 自分がかつてテロリストだったという3部作は意外な展開で終結。
 サムュエルジャンクソンが名脇のロングキスグッドナイトと根は同じです。
 
 ストーリーの説明要素が少ないのは3部作ができる思い切りのよさです。
 その説明の少なさが心地よい展開を加速させる疾走感ある映画でした。

 本日短大は後期初日でした。講習の日程のお知らせもあり大変でした。
 何よりも昨日の落雷のため、学生のパソが動いたのは開始70分後でした。

 学生はPC操作をせず、私の講義を聞き、ノートをとりまくるという構成。
 双方ともにとても労力のいる講義の始まりとなりました。



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