2月を迎え、先日は今冬初めての積雪もありました。
ようやく冬らしい風景が見られ、
外に出るつい「さむっ!」と口走ってしまいます。
さて、今回の前原カメラワークスは、寒い季節だからこそ
ほんわかあたたかく、ちょっと不思議な写真をご紹介します。
こちらは、2018年の8月に兵庫県の
日本海付近に行って写された写真です。
この日の日本海のうみは穏やかで、爽やかな風の吹く一日。
空を見上げると、太陽に雲がかかっていますが、
なにやら不思議な色合い。
雲の端っこが虹色に!
白い雲のベースに虹色に輝く雲がありました。
わかるでしょうか。雲の端が七色に見えます。
なんとも不思議な雲の色合いで、絵本の世界のような色づかいです。
自然の神秘に心癒される風景です。
調べてみると「彩雲(さいうん)」というらしいですね!
日本では昔からこの雲が見られると吉兆のしるしだと言われています。
また、仏教では重要な日に見られる雲として「慶雲」や「瑞雲」とも呼ばれ、
阿弥陀如来が菩薩を従えて、5色の雲に乗ってやってくる絵が
描かれたりもするようです。
ただ、科学的には珍しい現象ではなく、
わりとありふれた気象現象のひとつだそうなので、
見られるチャンスがあるかもしれません!
でも、こんなステキな風景を見られるだけでも、
なんだか幸せな気分がしますね~。
もっと鮮やな七色に見られることもあるようです。↓
(Wikipedia:彩雲)
寒い日が続くので、ちょっとほっこりした写真をご紹介しました。
それではまた次回!