さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

土曜の一曲 おまけ編3

2008年08月30日 | 音楽

先日、『サザン・オールスターズ』が30周年を向かえ、活動を休止するという事で

ラスト・コンサートの模様がテレビで放映されていましたね。

一口で30年と言ってしまえばそれまでですが、とてつもなく長い月日です。

しかし、 30年前『 熱い胸さわぎ 』 のアルバムを発売したときの、

01あのアルバムを初めて聴いたあの瞬間の

あの感動は、ついこの間のように思い出されます。

思い返せば、3回も彼等のコンサートに行くことが出来たことは

幸せだったと思います。

 

先日のコンサートは雨の中にもかかわらず、サザンも観客も一体になって

歌いまくり、踊りまくり、別れを悲しんでいる様子で、

観ているこちらも感動ものでした。(サザンの野外コンサートはいつも雨ですね)

また、いつか帰ってくることでしょう・・・。

  

『 働けロック・バンド Workin’ for TV) 』 (1980年)

 

この曲はシングル・カットもされていませんし、ヒットもしませんでした。

コンサートで歌われた記憶もありませんでした。

Image350しかし私の大好きな曲の一つです。

『今なら話してもよかろう・・・。』と、はじまり

『その気もないのに、笑うことばかり・・・。』 

『テレビのために働く事、そりゃあ、しんどいもの・・・。』

と、テレビ番組に利用され、疲れ果てた、彼等の本音を歌にし、

『別れることだってあるだろ』と、歌い終わるこの曲は、

彼等の精一杯の主張だったのでしょう。

  

この曲を最後に、サザンは、一切、テレビ出演を断り、アルバムづくりと

ライブ・コンサートだけの活動へと切り替えて、やってきたのでした、

本来、自分達がやりたかったこと・・・

だからこそ、30年もつづいたのでしょうね。

 

だから今回もチョッと一服してまた帰ってくる事でしょう。

  

ラスト・コンサートは、懐かしい曲から最近の曲まで、とても良い選曲でしたが、

(真夏の果実はやっぱり最高でしたよ)

その中に『 働けロック・バンド 』 が入っていたのには、

とても驚きました。    そして、とっても嬉しかった。

                              アップルくん

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土曜の一曲おまけ編2

2008年08月23日 | 音楽

今週、紹介する曲は 荒井由実 の 『 ひこうき雲 』 です。 (1973年)

この曲は何といってもユーミンのナンバー・ワンだと今でも思っています。

ピアノの静かなイントロから、エレクトーンとドラムが重なり

『白い坂道が・・・』と、頼りなさげに、ユーミンのボーカルが始まる。

0この何とも云えない透明感というか、けだるさというか

35年たった今でも、新鮮に、

そして感動をもって聴く事ができる

私にとって永遠の名曲です

 

  

空にあこがれ、空に消えていった一人の少年のことを歌った曲。

早すぎる死。「けれど幸せ」と云う。「誰もわからない」と云う。

「あの子の命はひこうき雲」と歌う。とっても切ない曲。

 

35年前はこのアルバム『ひこうき雲』が出た時は、すごい話題でした。

1当時、このアルバム、ほとんどの友人が持っていたように思います。

ラジオを聴いても、街に出ても、いたる所で、かかっていました。

とくにこのアルバムに収録されている曲はどれもグッドですが、

このアルバムのバック・ミュージャンがまた実に素晴しい。

ベース、細野晴臣。ギター、鈴木繁。キーボード、松任谷雅隆。

ひとりの女性のデビュー・アルバムとしては、凄いメンバーでした。

  

最近のユーミンは、ど派手なステージを演出し頑張っていますが

松任谷由実より断然、私は荒井由実ですねえ。

とにかく、私にとって青春時代のまっただ中に出会ったこの曲は

とっても思い出がいっぱいつまった思い入れの深い曲です。             

                                アップルくん

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土曜の一曲 おまけ編1

2008年08月16日 | 音楽

終戦記念日も昨日終わり、お盆休みも終ろうとしています。

オリンピックだけはまだ終わらずに折り返したところですね。

今回のオリンピックは北京という事で、時差が無いので助かっています。

おかげて、結構テレビ見ています。

  

今週は70年代ごろの邦楽を紹介したいと思います。

『 柳ジョージ 』 は大好きで、彼のアルバムはほとんど収集していました。

自慢のステレオで、そして車の中で本当によく聴いたものです。

1日本ではR&Bをベースにした音楽は、当時はほとんどなく、

彼は異端児扱いでした。

ブルースを基盤とした渋い歌声と、

しびれるギター・フレーズは

和製クラプトンと呼ばれており、私的には大好きでした。

アメリカそのものである彼のサウンドは、異国への憧れとともに、

異国であるにもかかわらず、不思議な懐かしさを感じてしまいます。

 

素晴しい曲は沢山ありますが、その中でも特に好きな曲

 『 青い瞳のステラ、1962年 夏・・・ 』 (1980年) を紹介します。

この曲が入っているアルバム『ウーマン・アンド・アイ』は

2オリジナル曲とカバー曲14曲すべて輝いている完璧とも

いえるアルバムだと思います。

軍人の父をもつ ヨコハマ 生まれの彼は、

アメリカを外から内から、いろんな角度から歌っています。

(フェンスの向こうのアメリカも良いですね)

彼の見た『アメリカ』、彼の感じた『アメリカ』を聴くことができます。

                             アップルくん

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土曜の一曲完結

2008年08月09日 | 音楽

土曜の一曲も先週で、なんと100曲を数えました。

私にとって懐かしい曲のオンパレードでした。

コメントを書いていて、その当時の思い出が甦ってきて

とても懐かしい思いを何度も味わうことができました。

皆さんは、同感して戴いた曲が何曲あったでしょうか。

ちなみに1曲目から先週の100曲目までの履歴を紹介します。

 

1 イーグルス  『 ならず者 』 1973

2 カーリー・サイモン  『 うつろな愛 』 1972

3 エリック・クラプトン  『 ハイダウェイ 』 1966

4 ビートルズ  『 ノー・リプライ 』 1964

5 ジャニス・イアン  『 ラブ・イズ・ブラインド 』 1976

6 ザ・バンド  『 ザ・ウェイト 』 1969

7 スージー・クアトロ  『 ドント・ブレイク・マイ・ハート 』 1976

8 ロッド・スチュアート  『 もう話したくない 』 1975

9 C.S.N.&Y  『 ティーチ・ユア・チルドレン 』 1970

10 T・レックス  『 メタル・グルー 』 1972年 

11 リンダ・ロンシュタット  『 ジャスト・ワン・ルック 』 1978

12 レオン・ラッセル  『 ソング・フォア・ユー 』 1970

13 フリード・ウッド・マック  『 ドリームス 』 1977

14 エルトン・ジョン  『 僕の歌は君の歌 』 1970

15 ビリー・ジョエル  『 オネスティー 』 1978

16 モンキーズ  『 デイ・ドリーム・ビリーバー 』 1967

17 ジョン・デンバー  『 悲しみのジェット・プレーン 』 1969

18 ミッシェル・ポルナレフ  『 愛の休日 』 1972

19 キャロル・キング  『 君の友達 』 1971

20 アメリカ  『 金色の髪の少女 』 1975

21 サイモンとガーファンクル  『 明日に架ける橋 』 1970

22 フィーピー・スノウ  『 サンフランシスコ・ベイ・ブルース 』 1974

23 ブルース・スプリングス・ティーン  『 明日なき暴走 』 1975

24 シカゴ  『 クエスチョンズ67/68 』 1969

25 ビージーズ  『 ワーズ 』 1968

26 ドゥービー・ブラザース  『 リッスン・トゥ・ザ・ミュージック 』 1972

27 ニルソン  『 ウィズアウト・ユー 』 1971

28 スリー・ドッグ・ナイト  『 オールド・ファッションド・ラブ・ソング 』 1972

29 オリビア・ニュートン・ジョン  『 一人ぼっちの囁き 』 1976年 

30 ニール・ヤング  『 孤独の旅路 』 1972年 

31 アルバート・ハモンド  『 カリフォルニアの青い空 』 1972

32 C...  『 雨をみたかい? 』 1971年 

33 カーペンターズ  『 トップ・オブ・ザ・ワールド 』 1972

34 メアリー・マグレガー  『 過ぎし日の想いで 』 1977

35 ロバータ・フラック  『 やさしく歌って 』 1973

36 ジャクソン・ブラウン  『 プリテンダー 』 1976

37 クイーン  『 ボヘミアン・ラプソディ 』 1975

38 オーティス・レディング  『 ドック・オブ・ベイ 』 1968年 です。

39 ロギンス&メッシーナ  『 プー横丁の家 』 1972年 

40 ローリング・ストーンズ  『 悲しみのアンジー 』 1973

41 ダイアー・ストレーツ  『 悲しきサルタン 』 1978

42 D..サウザー  『 ユア・オンリー・ロンリー 』 1979

43 レターメン  『 ミスター・ロンリー 』 1970

44 ギルバート・オサリバン 『 アローン・アゲーン 』 1972

45 サンタナ  『 哀愁のヨーロッパ 』 1976

46 ドノヴァン  『 ハーディ・ガーディ・マン 』 1973

47 ジョージ・ベンソン  『 マスカレード 』 1976

48 ニッティー・グリッティー・ダート・バンド 『 ミスター・ボージャングル 』 1970年 

49 カーラ・ボノフ 『 涙に染めて 』 1979

50 ボブ・ディラン 『 女の如く 』 1966

51 ピーター・フランプトン 『 ショー・ミー・ザ・ウェイ 』 1976

52 バッド・フィンガー 『 デイ・アフター・デイ 』 1972年 

53 キッス 『 ハード・ラック・ウーマン 』 1976

54 ランディー・マイズナー 『 アイ・ニード・ユー・バット 』 1979

55 グランド・ファンク・レイルロード 『 ロコ・モーション 』 1974

56 ビョルン&ベニー 『 木枯らしの少女 』 1972

57 ポール・サイモン 『 母と子の絆 』 1972

58 アート・ガーファンクル 『 友に捧げる賛歌 』 1973

59 クリストファー・クロス 『 セイリング 』 1979

60 リトル・フィート 『 ロール・アム・イージー 』 1973

61 エミルー・ハリス 『 ラスト・ダンスは私に 』 1979

62 ウイングス 『 マイ・ラヴ 』 1973

63 ジョージ・ハリスン 『 マイ・スウィート・ロード 』 1971

64 ジョン・レノン 『 愛の不毛 』 1974

65 ミック・テイラー 『 レザー・ジャケット 』 1979

66 スティービー・ワンダー 『 愛するデューク 』 1977

67 スリー・ディグリーズ 『 天使のささやき 』 1974

68 ダイアナ・ロス 『 タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング 』 1973

69 レイ・チャールズ 『 こぼれる涙 』  1956

70 グラハム・ナッシュ 『 ミリティリー・マッドネス 』 1971

71 デイヴ・メイスン 『 ワールド・イン・チェンジズ 』 1976

72 ドン・マクリーン 『 アメリカン・パイ 』 1971

73 クリーム 『 ホワイト・ルーム 』 1968

74 O..ライト 『 ゴッド・ブレスト・アワ・ラヴ~メドレー 』 1977

75 ブロンディー 『 夢みるナンバー・ワン 』 1980

76 ロボ 『 片想いと僕 』 1972

77 リンゴ・スター 『 スヌークルー 』 1974

78 スティーリー・ダン 『 ペグ 』 1977

79 マイケル・ジャクソン 『 ベンのテーマ 』 1972

80 B..トーマス 『 雨にぬれても 』 1970

81 ダリル・ホール&ジョン・オーツ 『 リッチ・ガール 』 1976

82 メッセンジャーズ 『 気になる女の子 』 1972

83 ジョーン・バエズ 『 花は何処へいった 』 1966

84 エルビス・コステロ 『 アリスン 』 1977

85 キャット・スティーブンス 『 雨にぬれた朝 』 1972

86 エリック・カルメン 『 オール・バイ・マイセルフ 』 1975

87 レッド・ツェッペリン 『 天国への階段 』 1971

88 ボストン 『 宇宙の彼方へ 』 1976

89 バーバラ・ストライサンド 『 ウーマン・イン・ラブ 』 1980

90 ボブ・スキャッグス 『 ウィアー・オール・アローン 』 1976

91 ボブ・マーリー 『 ノー・ウーマン・ノー・クライ 』 1975

92 スティーブ・ミラー・バンド 『 ロックン・ミー 』 1976

93 ポール・バターフィールド・ブルース・バンド

『 アイ・ゴット・ア・マインド・トゥ・ギヴ・アップ・リビング 』 1967

94 チェイス 『 黒い炎 (Get it on) 』 1971

95 10.C.C. 『 アイム・ノット・イン・ラブ 』 1975

96 エア・サプライ 『 ロスト・イン・ラブ 』 1980

97 スウィート 『 フォックス・オン・ザ・ラン 』 1975

98 マーティ・バリーン 『 ハート悲しく 』 1981

99 シャーリーン 『 愛はかげろうのように 』 1977

100 ライオネル・リッチー他 『 ウィ・アー・ザ・ワールド 』 1985

 

以上です。

詳しくはブログ・ページ右のカテゴリー、音楽 をクリックすると現れます。

 

今週をもって、70年代を中心としたポップス、ロックの曲による

『土曜の一曲』を終了したいと思います。

長い間、お付き合いいただき、ありがとうございました。

                             アップルくん

 

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土曜の一曲100

2008年08月02日 | 音楽

土曜の一曲も今回で100曲目となりました。

毎週欠かすことなく、良く続いたものです。(自画自賛)

  

100曲目はこの曲で締めくくりたいと思います。

『 ウィ・アー・ザ・ワールド 』 (1985年) です。

歌っているのはライオネル・リッチー他三十数名です。

この曲は、ご存知の通り、貧困に苦しむアフリカのためのキャンペーンソングです。

世界的な話題を呼んだこの曲は瞬く間に世界各国で一位を記録しました。

そして、シングル、アルバム、ビデオの売り上げ全てが

チャリティーとして寄付されました。(すごい数字には間違いないと思います)

   

当時、たまたまつけた深夜のテレビ放送で

0私もこのドキュメント・ビデオを観て衝撃をうけました。

他人を思うやさしい心のミュージシャン達・・・が集まって

一つの思いで、メッセージ・ソングを創り上げ、

無報酬で一生懸命に歌っている姿に感動しました。

 

そこに参加しているミュージシャンの面々か凄かったです。

超一流がこれほど一同に集まったことはないと思います。

土曜の一曲で紹介した、私の尊敬する沢山のミュージシャン達も登場しました。

ビリー・ジョエル、ブルース・スプリングス・ティーン、ボブ・ディラン、ポール・サイモン、

スティービー・ワンダー、ダイアナ・ロス、レイ・チャールズ、マイケル・ジャクソン、

ケニー・ロギンス、ダリル・ホール&ジョン・オーツなどなど・・・。

よだれが出るほどの豪華なメンバーです。

 

音楽には国境がなく、皆で力を合わせ、地球の兄弟達のため

世界の平和のために一つに成れるんだという事を

この曲、このビデオによって教えてくれた様に思えます。

 

来週から始まろうとしている北京オリンピックも、各国の競争だけではなく

世界の友情を深める、良い機会になればいいと思います。

                             アップルくん

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