本店より
イラン滞在記連載5回目です。
今回も工房さんご紹介したいと思います。
その前に・・・イラン研修に行く前に社長よりギャッベとペルシャ絨毯の買付けを命じられ、
ペルシャ絨毯はどんなのを買おうかとずっと悩んでいました。
好きな産地の絨毯はタブリーズの絨毯。
しかし今回のイラン研修ではタブリーズには行かないので、
絨毯がたくさん販売しているバザールで出会うことに懸けようかと思っていた矢先・・・
クムの工房、ジェッディ工房さんで出会ってしまったーーー!

悩みに悩んだ結果、購入
ジェッディ工房さんは多彩な色使いと斬新なデザインが特徴です。
経糸も緯糸もパイルも全てシルクを使っているので滑らかで優しい手触りなんです。
また、もともと染色工房なので一本一本の色にまで絶大な自信があるそうです
買付けたこの絨毯もとっても綺麗な深い青色で、ジェッディ工房さんの数ある絨毯の中でも珍しい色使いの絨毯でした。
こちらの絨毯はお客様の元へお嫁入りしました
他のジェッディさんの絨毯を本店に展示してますのでぜひご覧ください。
さて次は同じくクムの工房、ラジャビアン工房さんです。

ラジャビアンさんといえばバラの絨毯。という印象が強いのではないでしょうか。
イランの国花であるバラを大胆に用いた絨毯は立体的で蕾のものもあれば
散り行く花もあり、花の様々な表情を見せてくれる絨毯をつくっています。

ラジャビアンさんが日本大好きだそうで、桜のペルシャ絨毯もありました
シルクで織られた桜のペルシャ絨毯・・・とても綺麗でした^^
この絨毯のように、自然界の花を織り込んであり
明るい色合いで見る人を楽しい気分にさせてくれる作品が多いので、
日本でも人気の工房さんです
そして最後にご紹介するのはクムの工房、マスミ工房さんです!

日本では最も名の知れたペルシャ絨毯工房さんです。
色味の数を豊富に使わず、限られた色の中で表現された絨毯は
日本の美意識に繋がる部分があり、ペルシャ絨毯特有の派手派手しさを
感じさせない奥ゆかしさが日本では人気です。

床に並べられたたくさんのマスミ工房の絨毯。
塾生皆で自分好みの絨毯を探しました
(ちなみに私は右下の青い絨毯が好み)
マスミさんはカスピ海沿岸で養蚕された最高級のシルクを使っているので
手触りしっとりでとても気持ちいいです。
マスミさんの絨毯も「いのりの家具とペルシャ絨毯展」で展示しますので
ぜひ触り心地を確かめてみてくださいね。
以上でイラン研修でお邪魔した工房さんのご紹介、イラン滞在記は終了です。
ペルシャ絨毯ってこんなのがあるんだ~と思っていただければ嬉しいです
さしこう本店で今月15日から開催の「いのりの家具とペルシャ絨毯展」では
様々なペルシャ絨毯がご覧いただけます。
ペルシャ絨毯に興味がある方、触り心地を確かめてみたい方、デザインを見たい方・・・などなど
ぜひお気軽にお越しくださいませ~!

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「いのりの家具とペルシャ絨毯展」
2月15日(土)~24日(月)※水曜日定休日
10:00~18:00
さしこう本店(津山市加茂町桑原55)
TEL:0868-42-3138
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イランのホテルでなぜか私のスマートフォンだけWi-Fiが繋がりにくくて焦っていたさつこでした。