先日、プライベートで相方と、愛媛へ出かけた。
道後温泉に一泊。 夕方、道後に着き、せっかくだからと
温泉街の雰囲気を味わいに「はいから通り」と呼ばれる商店街へ。
道後の町は、坊ちゃん団子・タルト・じゃこ天・・・そして坊ちゃん団子。
お土産物屋さんには、砥部焼きが、ずら~っと。ただずら~っと並んでいて
相方は、自分は磁器にはさほどの興味がないと言い放ち、素通りであった。
お土産屋さんではない、砥部焼きのお店。
作家物だけのギャラリーでも、高飛車でなく、二人とも見とれた
作品の並べ方ひとつひとつに、ポップのひとつひとつに、店主であろう、
年配の女性がいかに砥部焼きを愛しているかが、うかがえる店作りだった。
ほとんどしゃべるわけではないが、私達の会話の中でコレ!と思うjことだけを
おもむろに説明して下さり、その心地良さは格別であり、そうなるともう、
相方の気持ちが伝わってくる。そう、相方は物を買うとき、作り手か、売り手の
人間性で決める・・・という性質がある。いくら作品が気に入っても、人を見て、
やめてしまうことがある。物は分からなくても買ってしまうことがある。
なので、その時は何も言わずとも 『ここで何か買うぞ』
というオーラが見てとれる ・・・・ 了解
・・・・である。
そこはやはり、阿吽の呼吸。
無言のうちにひとつづつ、気に入った作品を購入し、思い出の品にしたのだった。
非常に勉強にも反省にもなるひとときであり、相方と、かくあるべきという
話をした。プライベートでも、やはり目線がそちら向き・・・とほほ・・ではあるが。
そこで相方の砥部焼き熱に火がつき、次の日は全く予定してなかった、
砥部焼きギャラリー巡りとなり、かなり充実した小旅行だった。
偶然入ったギャラリーに、良く見知った
作家のテーブルが!!驚き。
本人に電話して確かめると、そこに納めているという返事が。
不思議な縁を感じて、笑ってしまった・・・。本当に偶然入ったのに・・・。
シフォンケーキもおいしく、大満足な私
瀬戸大橋で四国に渡り、帰りはしまなみ海道で帰ったのだが、帰りの生口島での
『平山郁夫美術館』も堪能した。
愛媛県の暖かさにも驚いたが、甘いものが苦手な私に、試食までさせた
道後の『坊ちゃん団子』にも脱帽である。道後に来たら『坊ちゃん団子でしょ・・』
と言わんばかりの押しの強さ ・・・・・夏目漱石もびっくりであろう。
いろいろあったのに、なぜか坊ちゃん団子が強烈に印象に・・・・
そして、結構おいしかったのは言うまでもない。
蓮ちゃんママ