渋谷区議会議員『子どもにツケをまわさない!』笹本由紀子です。

転んだら、何かつかんで立ち上がる元・証券会社OL+音楽家+ラジオDJで、幼児教育研究者。渋谷区議会議員です。

4年間で20本の討論を行いました。一部をご紹介してまいります。

2015-04-17 23:55:38 | 日記
4年間で討論を20本行いました。その中から少しご紹介します。
手元原稿を載せます。当日は一部変更があるのは、直前まで手直しをしているからです。正式な議事録が出たら、また、アップします。
平成27年3月12日です。

議案第四号 議会の議決に関する条例の一部を改正する条例に、反対の立場で、討論をいたします。
この条例案は、ちょうど1年前、議会の議決すべき事件として、新総合庁舎「等」整備事業に関する基本協定を締結すること、定期借地権を設定することを追加しようとする前提として、決まったものでした。
その時の「等」という言葉は、庁舎と、公会堂でした。
今回の条例案で、新たに追加されようとしている、「等」という言葉の中には、様々なことが含まれるものになります。議案の審査の中では、宮下公園が含まれることは判明したようですが、全容は不明です。
「公共施設整備事業について」という文言を加えるなら、先に、老朽化が心配される全ての公共施設対して白書を作り、総合的に管理する長期の計画を作るというのが順番だと思います。
庁舎建替えについては、計画が公表されてからは、1年以上を経て、議会に示されましたが、今回は今後のスケジュールが、あまりにも短いまま進めようとする可能性があり、大変憂慮いたしております。
「等」に含まれるものが、宮下公園を指すのであれば、なおさらです。
昨日の委員会質疑の中で、事業者に「様」をつけて答弁する、理事者。
いくつもの場面で、「情報公開の開示請求があれば、対応する」と答弁する、理事者。
このような企業主導の実態は、議会軽視のみならず、行政の在り方として、本末転倒だとお思いになりませんか?現在の渋谷区の体制では、未来に対して、あまりにも無責任だと考えます。
ある会派は、自分たちこそが政策実現力NO.1だという広報を配り、
昨日も、新しい宮下公園の模型を見ながら、「我々が言ったことがすべて入っている」と声高に笑っていた。
敬うべきは、事業者「様」ではなく、区民であり、
チラシに書き込む材料を提供するより、情報公開を勧めるかのごとき、資料しか出さない方法ではなく、時間をかけて、公共施設を整備する渋谷区であって欲しいと思います。
現在の区政は、新たな公共施設整備を行う段階ではないという事を申し上げ、本議案に、反対といたします。

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