最初に、熊本県人吉市出身ということで、多数のお見舞いのご連絡を頂き、
誠にありがとうございます。周辺は、無事に過ごしております。
現在は東京都渋谷区にいて、渋谷区議としての仕事をしつつ、
幾つかの団体の役員であるので、時間を細切れにして熊本県南部地域の関係者と情報交換をしています。
来月には全国災害ボランティア議員連盟の総会を控えており、準備作業もしております。
宇土市役所の崩壊は、繰り返し報道されご存じの方がほとんどですが、
八代市役所の閉鎖のニュースは見ていない人もおられました。
地震が続く中、継続してニュースに接していない人も多く、マスコミ報道が同じような場所を繰り返し伝えるので、
伝えられない場所の現状や、まだ、今は大丈夫ですが注意を要する場所も見受けらる中、
離れた場所で継続してオペレーションをすることの重要性を改めて認識している所です。
自分自身が現地に入る事は、区議会の委員会開催スケジュールで、
事実上困難なためオペレーションに切り替えましたが、今の所、新しい発見の連続で、
いずれ、何らかの役に立つことになると、実感している所です。
4月18日の渋谷区議会区民環境委員会で報告があったのは、
すでに、・トラックをチャーターし、1700枚の毛布と、保存食450食分等を、宇土市役所や熊本市に送った(夕方6時発、翌午後4時着、私以外にも熊本出身区議がいます)
・課長1人と、職員2名を派遣(新幹線で博多まで、そこからレンタカーで5,6時間、16日~19日まで派遣)
また、昨日19日に、「(熊本県出身である笹本が)直接自治体などから要請を受けていれば、渋谷区長に連絡を」という伝言が来ました。現在、災ボラ議連で動いているので、渋谷区長にお願いすることはありませんが、今後はお願いすることもあるかもしれないとお伝えしました。
災害ボランティアの経験からいうと、支援物資については、東日本大震災で、教訓があるものの、
5年が経ち、新たな支援者も生まれています。
お送り頂く際の、お願いとして、
・物品は色んなものの詰め合わせではなく、品物ごとにして頂き、明記して頂く方が仕訳時間を短縮できます。
・〇〇才向けというくくりであれば、明記して頂き、同じ箱にしていただいても結構です。
・例えば、粉ミルクは皆さん思い浮かぶのですが、それを作っても飲ませる哺乳瓶が足りないものです。
哺乳瓶には、月数に応じた吸い口のサイズが違います。そこまであって、初めて、飲めるのです。
一般的に、救援物資と言われるものの、
【物理的に周囲・周辺、時間的に前後】に使うものを想像して頂けますと、ありがたい応援になるものです。
今一度、お考えいただくことは、「市民力」を上げる重要なポイントになります。
よろしくお願い申し上げます。
【国土交通省 国土地理院 資料】
http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/H27-kumamoto-earthquake-index.html#1