皆さんこんにちは!
今回紹介する故事成語はこちら!
「先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)」!
意味は「何事も人より先に行動すれば、人より有利な立場に立つことが出来るということ」。
似たような言葉で「先手必勝」、「早い者勝ち」など有名な言葉もありますね。
かつて、秦(しん)の国に対する反乱が起きた時、殷通(いんとう)という人物が部下に
「先んずれば即ち人を制し、後る(おくる)れば則ち人の制する所となる。」
と言ったことが由来となっています。
これは「人より先に行動を起こせば、人の先頭に立って指示を出せるが、人の後に行動を起こしても、人に指示され支配されることになる」
という意味です。
ただ、成功したい、有利に立ちたいからといって先に先にとやり過ぎても、それが良いとは限りません。
反対の意味を持つ言葉で「急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)」と言う言葉もあり、こちらは急いでいるときほど、落ち着いて行動るべきだ、と言う意味。
何かをやろうと思ったら、自分は焦らず冷静に考えられることを確認してから行動に移しても遅くはないのかもしれません。
それでは今回はここまで!ではでは!