Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

2つ。

2013-06-23 20:17:51 | daily life
就職活動の準備をしていると、突然恐怖に教われることがある。
主に建築や都市計画の仕事をArchinetというサイトで探していると、
雇われるためには多くの条件をクリアしなければいけなかったり、
働きたい会社でも募集しているポストがなかったりする。

それでも試してみなければ仕方がないので、
先週はポートフォリオ、レジュメ、カバーレーターをEmailで送った。
12社送った中で返信が帰ってきたのは1社。
そこでは学生だけしか受け付けてないとのこと。
そのような結果はだいたいはじめから予想していたし、
みんながあきらるところから僕の挑戦が始まると考えてた。

この一週間で会社に電話で問い合わせてみたり、直接行ってみようと思う。
会社の中にはそれを見越して、No Call, No Drop-inと記載しているところもある。
それであきらめてたら何もできないから、電話するしかないし、訪問するしかない。
でもやっぱり自分の中でこころに不安と恐怖の波が生じる。
会社に迷惑をかけたらどうしよう、失敗したらどうしよう。
いまは少なからずこんな精神状態だ。

こんな時、ふと2つの言葉を思い出した。
”You've got nothing to lose”と”memnto mori”

今回NYに来る時のバスで隣に座っていた女性ににNYで仕事を探しに行くんだけど、
なかなか精神的に不安でね、っていうことを言ったら、
”You've got nothing to lose”と言われた。
特にいつも死を間近に見ている看護師のお姉さんがいうから確かにと納得した。
別に失敗したからといって何かなくなる訳でもない。

”memenoto mori”とは死を想えという意味で、
もし自分が今日、(もしくはすぐに)死ぬとしたら、
いまの生活に満足して死んでいけるかということだ。
もし来週死ぬとしたら何も行動(電話したりとか、訪問したり)せずに不安で
時間をやり過ごしていたら、僕はきっと後悔する。

まずは不安や恐怖を自分から切り離してみて、やれるだけのことをやってみよう。
そして成功しても、失敗しても次の道が開けるはずだから。
もちろん失敗しても仕方ないのスタンスではなく、
すべての一瞬が真剣勝負ということに代わりはないけど。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿