Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

正夢。

2013-09-14 20:33:52 | daily life
結局アメリカに滞在する条件を満たせず、日本に帰ってきた。
絶対にニューヨークで就職すると考えていただけに残念な結果だった。
これでアメリカでの就職活動は自分も想像しない形で終わった。

そしてアメリカに旅立ってからちょうど2年後に日本に帰ってきた。
成田空港からの帰りの景色は2年前とほとんど変わってなかった。
そして2年前と同じ自分の部屋で目覚めた次の日はまるで2年間の留学生活が、
まるで一夜の夢のようにあっという間に過ぎ去ったような気すらした。

大学に入った6年ほど前はいつかアメリカに留学したいと思い、
どうにかその夢を2年前にかなえた。
でも振り返ってみるとあまりに2年間が、楽しいことも苦しいことも全部、
強烈に自分の中で輝いていて、まるで夢を見ているような気がした。
その留学の中で経験する喜びとか痛みとかという感覚はその瞬間はリアルだけど、
次の瞬間にはもうそれが幻想であったかのような感じもする。

でも月日が経ち、僕は確実に2歳、年を取っている。
あと何年後にこの留学生活のような夢の中で生きれる経験をできるかわからない。
人生は短い。
だから思いっきり頑張って、生きている間にあと何回でもこんな経験ができたらいい。

これでこのブログを終わります。
今まで見てくれた方々どうもありがとうございます。