Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

僕が旅をする本当の目的

2019-09-01 18:47:47 | daily life
みんなが旅や旅行をするのはなぜだろう。
・家族や友達と一緒に楽しむため
・みたい景色ややってみたいアクティビティがあるから
・現地の評判のお店や食べものがある
・その旅先で新しい友達を作りたいから
・そこの場所の語学を学びたいから

それぞれの人にそれぞれの旅(旅行)の目的があると思う。
ちなみに僕はほとんど”旅行”をせず、”旅”をしている。
色んな説があると思うけど、旅行は楽しむためにするのもで、
旅は気づきや学びを得るためにするものと考えている。

僕は建築を勉強していたこともあるためか、
その場所に存在する建築を見て、体験することでしか
得られない気づきを得るためによく旅をしていた。
その習慣が続いている今も自分で行くときは
ほとんど”旅”をしているように感じる。

僕の場合は旅をする目的は主に2つある。
・その旅先で学びたいことがあるから
・もっと自分を俯瞰して見るため

最近の仕事は建築からIT関連になったため現地に行かなくても
インターネット上で必要な情報があるため、
最近の旅の目的は後者の方が増えてきている。
今回も1週間ほど時間をとって大学院のあるシンシナティと、
ニューヨークに行ったのもそれが主な目的だった。

日頃は忙しく働いていると目の前のタスクを
終わらせるのに精一杯になってしまう。
こうなると将来の方向性だとか、仕事を含めた生活の優先順位だとか、
今の自分が置かれている状況を客観的に見ることが難しくなってくる。

今回hシンシナティを選んだのは大学院の200周年記念だったから。
また大学院を卒業して6年になる時に当時想定していたプランに比べて、
自分はうまくやれているかも評価したかった。

旅に出た最初の2、3日はちょっと精神席に大変だった。
その大きな理由は自分と向き合うのが怖かったからだ。
・卒業してからの6年間はどうだったか(過去)←全開のブログ記事
・今の状況はどうか、目標と時間の使い方は適切か(現在)
・5年後はどうなっていたいか(将来)

現在や将来のことについては、まだ考えることがおおいけど
全体に感じたのは、仕事もプライベートもまだまだだということ。

今回の旅をして、ニューヨークで友達に会うことで改めてある言葉を思い出した。
6年前にニューヨーク行きのバスの隣に座っていたモデルの女性からもらった言葉だ。
”You’ve got nothing to lose
生まれる時も裸だし、死ぬ時も何も持っていけないんだから、失うものは何もないよ。
新しい挑戦をする時に今持っているものを賭ける必要がある時がある。
これは人生でも、ビジネスでも変わりはないと僕は思う。
この時に重要なのはしっかり準備をして、リスクを最小限にすること。

目指しているゴールに対して何か(お金、時間、資源)を賭けることは、
現在の自分とゴールのギャップが大きければ大きいほど恐怖の大きさも増える。
そんな時にもう一度この言葉を思い出したい。