Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

アイデア

2012-01-26 15:56:46 | daily life
アイデアのちからってすごい。

そんなことをふと感じた。

大学の時に建築をやっていて、アイデアが出なくなる。

そんなときは友達に相談してみると面白いアイデアが出たりする。

そうするとどんよりとした気持ちがパッと晴れるわたる。

大学院生になって、都市計画をやり始めた。

順調な時はおもしろいアイデアが湧き出てくる。

でも不調な時はそうもいかない。

やってることが毎日変わらない。

刺激がなくなってくる。

そうすると面白いアイデアが思い浮かばない。

そんな時は自分の行動を変えてみる。

そして友達や先生の話に耳を澄ましてみる。

昨日は友達のJeffが卒業の時にもらえる資格についてアイデアをもらった。

朝はプレゼンの準備でいきづまっていた時、Varady先生にアイデアをもらった。

さっきは友達のTiffanyからみんなでフラッシュモブをやろうとアイデアをもらった。

どのアイデアも自分一人では思いつかないような素敵なアイデアだった。

どのアイデアも平凡な毎日を輝かせてくれる。

行き詰まっている時ほど周りの声に耳を澄ましてみよう。

もしかしたら大きなヒントが転がっているかも知れないから。

後悔しないように

2012-01-22 15:18:33 | daily life
久しぶりに大学からの友達と話した。
本当にインスピレーションをもらった気がする。
ずっと自分のことばかり考えている僕と、
周囲のこと、社会のことを考えている友人と。

僕は大学院に入って、また勉強が忙しくなってから
また自分のことばかり考え、小さな世界に閉じこもっていた、
そんなことに友達と久しぶりに話して気がついた。

大学院では技術的なこと、
例えば研究の方法、論文の書き方は教えてもらえるけど、
社会に少しでも貢献する為にはどうしたらいいか、
人としてどうやって正しく生きていけばいいか、
そういう一番根底にあって、大切なものを教えてくれない。
当たり前のように聞こえるかもしれないけど、
技術より、ずっと大事なことだと僕は思う。

またアメリカという全く新しい場所に来て、
日本や中国とは違う社会問題に直面してから、
自分を取り巻く社会については少しずつ考えるようになった。
でもいくら考えても本を読んだり、調べてみたりしなければ、
まったくその問題を体系的に理解し、掘りさげていけない。
論理的な考えをしないと、論理的な行動はできないはずだ。
僕は友人との会話中はまったくだめだった。

残りの大学院生活は課題を早く終わらせて、
(睡眠時間を削って、)
たくさん本を読もう、人として正しくいれるように。
論理的にものごとを捉えよう、問題を解決するために。
そして何か一つ行動してみよう、周囲によい影響を与えれるように。

人生は限りあるものだから、
やりたいことを今すぐにやろう、
やらなけばいけないものを早く片付けて。
最高にワクワクした一瞬を過ごせるように。







Food bank

2012-01-22 12:37:57 | study abroad
学部の地域サービスの一環で"Foodbank"でボランティアをしてきた。
ボランティアと言っても、工場みたいなところで食品の荷造りをするだけなので、
日本の倉庫のアルバイトと同じような感じだった。

僕は今回のボランティアを通して、
この"Foodbank"の取組みについて少しだけ理解することができた。
Foodbankとはアメリカから始まった取組みで、
スーパーなどが中心となりで包装不備や余った食品を
食べ物を十分に得ることが出来ない人たちに再配分する仕組みだ。

アメリカではこのような市民を中心とした、
自分たちの街を良くしていこうという活動が盛んなのが印象的だ。
ただ問題点はこの団体のようなNPOやNGOなどは資金源が乏しく、
地元の企業や行政に頼らざる終えない。
昨日のFoodbankでは地元の大手スーパーの"Kroger"を始めとする、
数社から奨励金というような資金補助を受けて活動している。
そして限られた予算の中で活動するので人件費も抑えなければならない。
それで僕たちのようなボランティアの手も借りる。

ここシンシナティでは貧困が引き金となって、様々な問題が山積みだ。
それに対して政府だけでなく、地元の市民や企業が協力して問題に取り組む。
ここでは一人、一人が地域を良くしていこうと躍起になっている。

ただ、決定的な問題は貧困ということに有効な解決策を見つけられないということだ。
世界恐慌が過ぎ去って行くのをただ見守って行くしかないのだろうか。
もっと具体的な問題点がどこにあって、解決する為にはどうしなければならないのか、
正確に問題を把握しなければならなさそうだ。




毎日を楽しんでみる

2012-01-18 23:31:46 | daily life
毎日が同じように流れているかもしれない。

仕事に追われ、課題に追われ、いちにちが過ぎて行く。

そのうち毎日が単調に感じられて刺激が薄れてしまう。

どこかに旅に出るチャンスがあったらもっと刺激で溢れるだろう。

国内でも、海外でも、大気圏でも、夢の中でも。どこにでも。

でもそれを実現するのはなかなか大変だ。

それでももっと簡単に毎日を刺激的に過ごす方法はないか。

2つほどちょっとした考えがある。

みんなに通用するかどうかわからないけど。


ひとつめはいつもやりたいと思っていることを今やってみることだ。

本当に仕事や課題の締め切り直前でないなら。

いつも仕事があるから、課題があるから、と言っているとあまり楽しくない。

どこかに時間は転がっているはずだ。

睡眠時間を削ってみる、仕事や課題の前にやってみる。


ふたつめは考え方や行動を変えてみることだ。

いつも同じような毎日だけどいろんな所に面白いことが転がっている。

どこかに面白いことはないかと考えてみる。

できるだけネットは使わないほうがいい、mixiもfacebookも。

ネットに書いてあることが必ずしもあなたに面白いとは限らない。

逆にあの人はあんななことや、こんなことをしているのに私って、、、

ってならない方がいい。

ぼくは関東から北海道まで飛行機で帰るところを電車に切り替えたことがある。

時間はすごくかかったけど、いろんな新しいことが体験できた。

なにかあなたの周りに楽しいこと、刺激的なことは転がってないだろうか。

-Stay hungry, Stay foolish.- スティーブ・ジョブズ

Study and Unpaid Work

2012-01-17 22:34:34 | study abroad
やっと学期中のインターン先が決まった。
以前から言っていたタイへのインターンは今年の夏だけなので。

地域の活性化のためにソフトの仕事をすることになった。
詳しい仕事内容は実際に働いてから報告したい。
もしかしたら都市計画をやっているのになぜ?と思うかもしれない。
その理由はここシンシナティは、多くのアメリカの都市もそうだと思うけど、
都市が成熟しているため新しく建築を建てたり、インフラを整理することより、
地域をソフトの面から活性化する重要性の方が高いからだ。

いつもは授業で、読書で、
アメリカの都市の問題は、「富裕層の郊外への流出、そして貧困層の都市への流入、、、」と、
何度も何度も呪文のように習ったけど、じゃあ僕たちに出来ることはなんだろうか。
頭でアメリカの都市部の課題を理解するのはそう難しいことではない。
でも、実際にその問題を解決していくことが本当に難しい。

そこで、ここシンシナティで都市計画の学生として何ができるかを実社会で、
地域の方々と協力しながらどれだけのことが出来るか試してみようと思う。
一人一人で出来ることは本当に限られているかもしれない。
でも、一人一人の力が集まった時にできることへの可能性を信じたい。




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