Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

Groupwork

2013-01-01 18:44:42 | study abroad
まだ2012年にまだ整理しきれていないことがあるので、ちょっとだけ反省を踏まえて。

まずは前学期の授業のグループワークについて。
学部に比べると大学院ではいろんな国々から異なる考え方を持つ人たちが集まっているので、
グループワークは日本にいた時の数倍も気を使わなければならないということに気づいた。
日本ではグループワークとなるとみんなどうにかしてチームの足を引っ張らないようにと、
それぞれのできる限りの力を出すように感じるし、あまり期限に遅れるということもないように思える。

でも全学期の2つの科目、都市計画のWorkshopとビジネスのEntrepreneurshipのグループワークは違った。
都市計画のWSの方では、それぞれの友達の課題に対する完成度の要求が違うので、
ある友達は完璧になるまで時間をかけている一方で、
片方は提出できる最低条件のを完成させてすぐに家に帰ってしまうということに。
Entrepreneurshipでのグループワークは今まで僕が経験した中で一番すさまじかった。
(このクラスで今までのグループワークの常識を覆されました)
ある時6人のグループの中で宿題の待ち合わせをするということで一週間前から予定していたら、
当日に現れたのは僕も含めて2人だけ。1人は用事があるということで2日前に言ってくれたが、
もう3人は突如のドタキャン。
アメリカ人の一人は時間にかなりルーズで担当箇所を〆切の一周間後にも出さないということ状況。
そしてみんな他の人がどうにかしてくれるだろうという感じでかなり無責任。

それぞれ課題に対して色々な要求のレベルは異なる人はいるし、
同じ国からの人でも異なる人もいるけど、その経験で感じたのは、
一番グループワークができるのはアジア人(中国人や日本人)が多く、
アメリカ人はというと半数以上はよくグループワークができ、
インド人はグループワークがあまり得意ではないのが半数以上という印象があった。
一つの要因で考えられるのはアメリカ人は英語もできて効率の良い人も多いけど、
個人主義な人も多いせいか家族や友達との時間を犠牲にしてまで仕事をしたくないとの人が多い。
インド人は(きっとできるんだろうけど)言ったことをやらない人が多い。

グループワークではやっぱりチームメンバーとの意見の違いとかから衝突は起ることもあるけど、
課題や作品を出したらその後はその衝突したことは忘れて、みんな楽しくやっているところが好きかも。
下の写真はWorkshopの授業終了後にロン先生の家でのホームパーティの様子。
みんなおいしい料理と、今までの(ストレスフルで?)楽しかった学期の話が弾んだ。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 謹賀新年 | トップ | 2013年目標 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

study abroad」カテゴリの最新記事