Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

卒業|commencement

2013-05-05 16:18:45 | study abroad
4月26日で、僕はクラスの友達と一緒にMaster of Community Planningを卒業した。
僕にとってはとても充実した、大切な1年と8ヶ月になった。
そして今になってもまだ自分が卒業したことが、そして友達と離ればなれになったことが、
まるで夢のようで、信じられない。

4月26日の卒業式の日に、感じたことを少しだけ書いておきたい。
まず別れは突然やってくるということ。
今までとても親しくしていた大学の友達と実際にゆっくりと最後の時間が過ごせたのは、
卒業式を待っている間の1時間ほどしかなかった。この2年間弱で本当に素敵なたくさんの
人たちと会ったけど、その中でしっかりと最後に話すことができ、そしてまたねと言えたのは、
本当に限られていた。正直、そのことに気づいた時に本当に後悔した。
だからこれからは少なくとも大切な人たちとは後悔しないようにしっかりと一緒に過ごして、
そしてその人たちには最後にお別れの言葉をしっかりと言いたいと強く思った。

他人の評価を気にしすぎないこと。
卒業式後のクラスの友達やその両親が集まっていた軽い立食会で、学科長が成績が優れていたり、
クラスに貢献した人に対して表彰するイベントがあった。
クラスの友達が次々に表彰されていくなかで、僕は一つも賞をもらうことができなかった。
少なくとも卒論では優秀賞をもらえると考えていたけど。
その時の気分はまるで自分の過去の2年弱を思い切り否定されたような気分になってしまい、
あまりの悔しさで軽食ですらのどを通らなかった。
逆に以前に全米都市計画協会(APA)のポスターセッションでは適当に概要を書いたのに、
抽選で選ばれてシカゴで発表する機会をもらえたりした。
今回ので改めて気づいたけど、他人の評価にはあまり普遍性がないので、それを気にしすぎることなく、
もっと自分がどれだけベストを尽くせるかどうかを重要視しようと思う。

アメリカでの卒業式はCommencementと言われることがある。
これっていうのは開始という意味。
卒業は終わりではなくて、これからようやく人生を開始するという意味が含まれている。
僕もこの2年間弱で得た教訓をしっかりとこれからの人生に活かしたい。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 卒業式|前日 | トップ | 卒業後x進路 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

study abroad」カテゴリの最新記事