5・6校時に、校内弁論大会がありました。
1・2年生は、学年団の弁論大会を経て選ばれた学年の代表。
3年生は、各クラスの代表が出場。それぞれ、素晴らしい弁論を披露してくれました。
聴衆の聞く姿勢もよく、充実した時間になったと思います。
最初に、保護司会の安富会長からあいさつをいただきました。
南中の先輩としての思いも感じる熱いお話でした。
いよいよ各弁士がステージへ。
各弁士の弁論の様子です。1年生の2人の写真が、ブレ過ぎて載せられません。ごめんなさい。
先日急逝された柔道の恩師との思い出。
「ありがとう」は、「その場で、その時に伝えることが大事だと感じた」。
あの時出た涙を胸に、感謝の気持ちを持って日々を過ごしていく。
人間が作った兵器が人間に対して使われる、そんな悲しいことがあってはならない。これ以上核の脅威が続いてはいけない。
ほんとうは当たり前ではないことが、当たり前にできている幸せを知り、平和のバトンを繋ごう。
「ありがとう」は、人を笑顔にできる言葉。
部活動の練習に付き合ってくれたお父さんとのエピソードと、その時見た寂しそうな顔。
家族にも、素直に、意地を張らず、「ありがとう」を伝えたい。
3.11の時、見たいテレビを優先して「自分には関係ない」と言った自分。
「関係ない」という気持ちが人権問題を生む。
「自分だったら」と考える(相手の立場に立つ)ことで、乗り越えて行こう。
病気が私から、落ち着きや集中力、積極的な気持ちまで奪った。
でも、理解してくれる友人のおかげで、やってこれた。
治癒してきた今こそ、普通のことが普通にできる幸せを忘れないでいたい。
中学に入ってできた友人は、外国から日本にやってきた子。
その人のことをもっと知りたい、という気持ちで自分から接していった結果、今の楽しい毎日がある。
友人には、自分にはないところがいっぱいある。たくさんのことを教えてもらった。
11歳年下の弟が誕生するちょうど同じ頃、かわいがってくれた曾祖父・曾祖母が亡くなるということがあった。
弟へ。生まれてきてくれてありがとう。
いのちは一人だけのものではない。繋がっていることを忘れず、大切にしたい。
修学旅行で聞いた下平さんの話。
どうして今まで生きてきたのかという問いに対して、「多くの犠牲を生んだ戦争を繰り返さないよう伝えるため」との思いを聞き、
絶対に戦争を繰り返してはならないと強く思う。
どの弁士からも、中学生らしい思いを感じました。お疲れ様。そして、ありがとう。
今日の話を、自分のものにして、これからの生き方を考えられるといいね。