さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

リニア鉄道館へ(その1)

2011-07-13 20:29:06 | 乗車体験・旅行記
さて、6月は結局どこへもいけず・・・。


7月になっても仕事と家の往復でしかないわけで、イライラを通り越して無気力状態に。


そんな中、仲間内のブログを見てたら、名古屋のリニア鉄道館に行った記事が出てて。


「300X運転席特別公開中、7月15日まで」


なにぃ!!!しまったぁ!!!



こんなイベントがあったとは・・・。


何とかまだ2日ある!ということで、大急ぎで名古屋へ行ってきました。


300XとはJR東海が試験用に作った新幹線で、443km/hの記録も作った車両です。
この実験データなどから後に700系、N700系が開発されることとなりました。

で、東海版てっぱくともいうべき「リニア鉄道館」に先頭車が展示されているのですが、普段は車内には入れないそうで、私が食いついたというわけですね。(^^;



さて、着いてみると平日なのに子供連れが結構います。てっぱく共々子供のいい遊び場所なんでしょう。大人はそれなりの入場料がいるけどね。




エントランス。

最初にJR東海が誇る3車両が。
東海らしく新幹線など、高速車両メインの展示館なので、やはり東海の宣伝色が強い施設ではありますね。
後ろの画面にあわせてスポットライトやヘッドライトが点灯するので、お目当ての状態になるまで待つ必要がありますが・・・。



さてお目当ての300Xです。
2種類ある先頭車のうちこちらは浜松の工場にあった「ラウンドウェッジ」タイプのもの。


側面のロゴ。6号車か。


443km/h記録達成のロゴ。


さて中へ入ってみましょう。


入り口。天井が低いです。
あれ?車内は1号車になってる・・・。(^^;
一応禁煙車です。(笑)


運転席。
実験車両なので、なんとなく仮設っぽいシンプルなものですね。車体の空力とか、別のところにお金をかけるべし!ってことなんでしょうね。


コンソール。


メーター部。
500km/hまで目盛りはふってありました。
ATC信号は450km/hまであったみたいですね。
こんなイベントでもない限り、見ることはできない部分ですよね。


車内。計測機器などはなくなって、模型や写真が展示してありました。
1度でいいから生で、見てみたかった・・・。
みんなどうやって情報を入手してたんだろ?


窓。カーテンは普通の横に引っ張るタイプでした。


模型。3両に減車されてる・・・。


反対側。こちらは「ダブルカプス」タイプの先頭車。
東海は結果的にこちらの形を採用したということですね。
これが後に700系、N700系へつながっていくわけです。


空気バネ用の空気圧縮機のようです。
車体傾斜機構とかついてたのかな?


通路口。
日立製だったのですね。ここでも天井の低さがわかります。

ここから外へ出ます。


妻面にあった車籍表示。
東京第二運転所所属だったのか。まぁ、第一、第二とも場所は大井町ですけどね。


リニアモーターカーMLX01です。
山梨の実験線を走ってました。
実は私、試験走行に乗ったことあるんです。懐かしかったなぁ。


これが浮上走行のキモ、磁石部分です。
普段は絶対に見えない部分ですので、とても興味深かったです。


蒸気機関車C62の17号機。
旅客用としては日本では最大級じゃなかったかな。
当時の特急列車など看板列車を牽引した名車ですね。
今はもう営業運転できるものは残っていないですが、復活したらものすごいフィーバーになっちゃうんだろうなぁ・・・。
迫力はC11やC57の比ではないでしょうからね。


ついでなので、ほかの展示も見に行きましょう。

                                                  つづく

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