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八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

熱闘甲子園!

2016年08月14日 20時38分36秒 | プロ野球・高校野球

今日も、オリンピックと掛け持ちで高校野球観戦です。第2試合の常総学院(茨城)対中京(岐阜)から見ました。中京が先制したものの、試合巧者常総が小刻みに点を重ね、8対3で快勝しました。

 

劇的!逆転サヨナラ勝ち! 八戸学院光星(青森)対東邦(愛知)

そして、次の第3試合八戸学院光星(青森)対東邦(愛知)は、まさに熱闘甲子園でした。八戸学院光星は、青森代表ですが、大半の選手は大阪出身で、他に東京や群馬の子が加わり、地元選手はいません。野球留学を5人以内にするなどの内規をかつて定めましたが、まったく有名無実化しているのでしょうね。

 

東邦は、1回戦ではあわやサイクル安打かという打撃で注目を集めた藤嶋が先発しましたが、3回途中で降板。しかし、藤嶋は打撃は相変わらず好調で、その裏タイムリーを放ち、4対2と序盤は、互角の戦いでした。しかし、5回に八戸学院光星に2ランを浴び、7回には東邦の拙い守備もあり、3点を追加され、9対2と勝負あったの感です。

 

八戸学院光星がエース桜井に交代した7回裏に、東邦は藤嶋のタイムリーなどで2点を返し、8回裏にも高木の犠飛で1点を返し、9対5まで追い上げたものの、やはり敗戦は濃厚でした。しかし、しかし、です。甲子園には魔物が棲んでいるというか、女神が住んでいるというか。

 

9回裏、1死二塁から3番松山のタイムリーで9対6とするも、期待の4番藤嶋がセンターフライに倒れ二死。もはやこれまでかと思いましたが、東邦ナインは諦めてはいませんでした。5番小西はライト前ヒット、6番途中出場の中西がレフト前ヒットで7対9。そして、続いて前の打席で犠飛を放っている7番高木。線が細く長打は無理かと思われましたが、ジャストミートした当たりは、左中間を真っ二つで、何と何と同点に追い付きました。そして、なおも二死二塁のサヨナラのチャンス。8番鈴木の辺りは、レフト前へのクリーンヒットで、劇的なサヨナラ安打となりました。

 

屈指の好カードもアクシデント続き! 横浜(神奈川)対履正社(大阪)

第4試合は、今大会屈指の好カードです。履正社は、140km前後ですが大きなフォームから伸びのあるストレートを投げる左腕寺島、横浜はエース藤平ではなく、細身ながらキレのある140kmのストレートを投げる左腕石川。

 

横浜が初回に1点を先制したものの、2回表に4番安田のヒット、送りバントで1死二塁となったところで、寺島の打席途中で、雷鳴が轟き、試合が1時間近く中断。再開後寺島は三振に倒れたものの、7番もヒットで一三塁のチャンス。ここで8番山本は、ドンピシャのタイミングで打った瞬間にそれと分かる左翼3点本塁打を打ち、履正社が逆転しました。しかり、再び雷鳴及び激しい雨で再び中断。これが響いたか、再開後も石川投手は立ち直れずに、ピンチを迎え、藤平のスイッチしたものの、タイムリーを浴びて、1対5と想定していなかった点差がつきました。

 

その後は、藤平投手も立ち直り、履正社に得点を与えませんでしたが、横浜打線も最後まで履正社寺島を攻略できず、1対5のままゲームセットとなりました。今大会屈指の好カードでしたが、少し消化不良の感じです。まさに「水をさされた」感じです。強豪横浜がここで消えるのは残念ですが、履正社はその横浜の思いを背負って、勝ち進んでほしいですね。