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八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

プレートを踏んだままの一塁偽投がダメな理由。

2010年11月06日 23時29分57秒 | 指導・育成のうんちく

日夜というほどではありませんが、折を見ては、野球規則を読み返したりはしています。その中で、気になっていたのが、タイトルにあるルールです。

 

二塁や三塁へは、プレートに足をつけたままの偽投が許されるのに、一塁だけは許されないのがなぜかずっと疑問に思っていました。

 

2×2=4、This is a pen.のように、そういうもんだと憶えればいいのかもしれませんが、ボークの項では、これは投手が打者を意図的にだますのを防ぐ規定であると言っているので、一塁偽投がなぜダメなのか理由が書いてないのが気になります。

 

今日、ふとそのことを思い出して、ネットで検索をしてみました。すると、同じ疑問を感じる人はたくさんいるようで、yahooの知恵袋にたくさん同じ質問があがっていました。しかし、ベストアンサーに選ばれている回答もおよそベストとは言えないもので、疑問は氷解しませんでした。

 

そんな中で、検索結果の一番上にあった中日スポーツの記事を読んで納得しました。これは慶大監督の江藤省三が読者からの質問に答えるコーナーだそうです。曰く「NPBの規則委員長によると、一塁に走者をくぎ付けにして盗塁等がなくなるのを防ぐ攻撃側に有利になるような規定」とのことです。一方で攻撃側に有利にするだけでなく、「二塁への偽投は認めて三塁への盗塁をしやすくなるのを防止している」のだそうです。

 

「プレートに軸足をつけたままの偽投」という規定は、常識的に考えれば、左投手の場合を想定したものです。その左投手が偽投をして、走者が頭から戻った場合、投手がすぐに投球動作に入った場合、盗塁はほぼ阻止できます。そういう姑息なプレーをさせないための規定のようです。野球に限らず、多くのスポーツでフェアプレイの精神がベースにありますが、そういう規定だということです。

 

逆に言うと、ボークもそうですが、騙そうという意図がない経験が浅い少年野球の少年たちの場合は、あまり大げさに目くじら立てずに、指導をするのも、教育的指導のような気がします。投手経験が浅い下級生が投げたりする場合、セットポジションで首と一緒に少し肩が揺れてしまった、焦ってしまってしっかり静止していなかったなんてことはよくあります。そんな時には、ルールの主旨も理解し、大げさに騒ぎたくないですね。

 

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11時半ですが、中日対ロッテはまだ決着がつきません


確率

2010年11月06日 22時14分18秒 | プロ野球・高校野球

3勝2敗とロッテが王手をかけて迎えた第6戦。チェンと成瀬の両エースの投げ合いで、1対1と一歩も譲らない展開の中、ブランコのもう少しでホームランという二塁打で勝ち越し、チェンは7回を投げ切り、浅尾にマウンドを譲りました。

 

車中で見ていたワンセグがこの辺りで見られなくなり、家に帰ると、浅尾が同点タイムリーを打たれたとかで、2対2の同点となっていました。

 

好調チェンだったので、そのまま投げさせれば良かったではないかという結果論もあると思いますが、それは落合流ではないと思います。

 

「いつもと同じことをする」というだけでもちょっと違うと思います。いつもやっている野球が確率に基づいた、もっとも手堅い野球であり、その野球をやっているだけだということでしょう。以前のシリーズで完全試合目前の山井に代えて岩瀬を投入したのもそうでしょうし、今日もそうだと思います。また、延長に入ってから、無死のランナーをバント失敗で一死となったあと、次打者にもバントさせ、二死となっても二塁に進めるのも確率の問題です。

 

確率の問題ですから、当然思惑通りにならないこともありますが、落合監督に言わせれば、ただそれだけのことなのでしょう。チームは違えど、川上監督、広岡監督、森監督のもっとも正統な後継者なのかもしれません。いえ、打てない外角を捨て、やはり打てない佐々木のフォークには見向きもしないなど、現役時代から徹底した確率論者だったことからすると、先達以上かもしれません。

 

今日の決着はまだ付きませんが、どちらに転んでも、結果論で判断はできませんね。

 

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今日のジョグ

も仕事で遅くなり、お休み。