文部科学省が昔から実施している小学校5年生と中学校2年生の体力・運動能力調査の発表によると、昭和60年度をピークに低下していた体力・運動能力は平成10年頃に最低となったそうです。その後、少しずつ回復してきて、今年は回復傾向がさらに明らかになり、低下傾向に歯止めがかかったと言えるようです。
それでもまだピークだった昭和60年度に比べると低いので安心は出来ませんし、最低だった平成10年頃の子どもは20歳になっても体力は低いままだそうです。親が体を動かすことに積極的なほど子どもの体力が向上することが、日本学術会議の提言で指摘されているそうで、今後体力が低い若者が親世代になった時に、また子ども体力が低下しないか心配ですね。
また、当たり前と言えば当たり前ですが、朝食を摂ること、しっかり睡眠をとることと体力・運動能力には相関が見られるそうです(当然、朝食を摂って、睡眠をとる方が体力があります)。また、男子ではテレビゲームを含むテレビ視聴時間と体力の相関が見られるそうです(当然、テレビ視聴時間が長い方が体力がありません)。
微力ながら、みなで日本の子ども体力向上のためにがんばりましょう!
自分の体力づくりで今日のジョグ
5km 29分29秒