八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

いろいろなポジションにチャレンジしよう!2

2008年01月07日 23時56分02秒 | 散ドラ諸君への喝!
前にいろいろなポジションを経験して下さいと言いましたが、それは自分のいろいろな可能性を試す前に決めつけないでほしいからです。いろいろチャレンジした結果、最終的には自分に向いているポジションがあるでしょう。

某コーチや父母会長に言わせると、集中力がなく、どのポジションも務まらない子がピッチャーに向いているそうです。ピッチャーになると、否が応でもボールを投げることに集中しなければならないからだそうです。

これはこれで一つの見方でしょうが、一般論としては、ピッチャーは「お山の大将的な人」「アグレッシブ(攻撃的)な人」「頑固で自分の考えを貫く人」などが多いのではないでしょうか。ただ、ピッチャーという役割を、子どもの頃からずっと続けているうちにそういう風になったとも考えられるので、何とも言えませんが。古いところでは、金田正一、鈴木啓示、東尾修、江夏豊、堀内恒夫、星野仙一、最近では工藤公康、野茂英雄、上原浩治、井川慶などなど、代表的なピッチャーはそういうタイプのような気がします。周囲に気を遣う謙虚なピッチャーももいるかもしれませんが、あまり大物になりそうな感じがしません。これに対してキャッチャーは、女房役と言われるように、ある意味で我ままなピッチャーを受け止める包容力、忍耐強さが必要なような気がします(最近では、そういう女房は少ないでしょうし、そういうことを言うこと自体ジェンダーなどと非難されそうですが…)。これもピッチャー同様、昔からやっていて身についてしまったのかもしれません。しかし、後で身に付いたものにせよ、そういう資質が必要なら、そういう資質を持った人は向いていると言えるのではないでしょうか。キャッチャーでは、古いところで森昌彦(祇晶)、大矢、木俣、梨田、山倉、新しいことろで伊東、古田、矢野、城島、阿部などが代表格でしょうが、どっしり構えた穏やかな世話女房という感じですよね(野村監督も昔はそうだったのが、歳をとって意地悪女房になってしまったのかもしれませんね)。
身体能力の問題ではなく、キャラクターとしてポジションを語れるのは、あとはサードくらいでしょうか。サードの代表格は言うまでもなく長嶋茂雄であり、その理由も皆さんご承知の通りです。ドカベンの岩鬼、福島の星カズキ父などもその系譜ですね。あとのポジションは、キャラクターではなく、捕球のうまい人は一塁とか、守備範囲が広く球際に強い人が二遊間とか、足が速い人が外野とか、身体能力しか問題にならないような気がします。

こうして見ると、以前書いた「バッテリー」の主人公たちはまさに上に書いたような投手・捕手のキャラクターに当てはまります(だからこそ典型的な野球映画なのですが)。ただ、キャラクターや性格はあくまでそんな感じというレベルで、本当の向き、不向きは、肩の強さ、捕球、走力など、自分の身体能力の特徴がどこにあるかということでしょう。2007年度のシーズンが終わり、これから2008年度シーズンに向けてゼロからのスタートです。父母会長も言っていますが、2007年度は現5年生(新6年生)より4年生(新5年生)の方が旗色が良かったようです。しかし、それで諦めていたら何も始りません。また、小学生のうちは一年、一か月、一日ごとに成長があります。特に、小学校から中学校にかけての成長は著しいものがあります。5年生も4年生も、いろいろチャレンジして、いっぱい競争をして、自分の力を最も発揮出来るポジションを見つけてください。

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