サンズ・トーク

天皇陛下 生前退位のご意向か

数日前、テレビや新聞で天皇陛下が83才のご高齢で、生前退位したいとのご意向であることを知った。

思えば、陛下は昭和8年に昭和天皇のもとに生誕され、敗戦から復興、ご成婚、そして平成の天皇として激動の時代、象徴天皇のご公務を誠実に、きめ細やかに務めてこられた。
時々に国民の倖せを願い、災害地に足を運ばれ、平和を祈ってこられてきた。

老いをお感じになられ、ご公務の完全な執り行いに万一の齟齬があっては困るとのことで、皇太子に譲位することをお考えになられたことと拝察する。
庶民の感じからいうと、もう年だし、長男も立派に56才になっているのだから、もうわしは隠居するんだ。と考えるところなのだ。

でも、人間天皇とはいっても、万世一系の、国事行為を執り行うことを規定された天皇ならばこそ、常人には許される自由がなく、皇室典範に規定もないとのことですっかり問題になってしまった。

私解せないのは、宮内庁のコメント。天皇の生前退位については、そのようなご意向とは聞いていない。
といわれる。
また、安倍首相の話は、生前ご退位ということについては、コメントできない。というそうだ。

天皇は、前立腺とか心臓バイパス手術とか、健康に問題があったり、それでもご公務というのは四六時中身に降りかかってくる。そういうお立場の厳しさを美智子さまと一身にこなされている。その心を理解し相談して差し上げる人がおらないというのは、何か冷たいんじゃないかと思うのだ。

今春、皇居拝観で、大内山松の緑の中に宮内庁の建物を見た。ここで菊のカーテンを閉ざしているのでなければいいが、と思います。

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