この調査を戸籍などの現実データとつき合わせ、有効に活用してゆくべきである。
(1) 戸籍について
今年にはいってから、100才以上のお年寄りが行方不明だったり、死亡届の不提出により、死者に年金が支払われていたり、更には、ペルリの黒船来航の年に生まれた人の戸籍が残っていたりと、年金会計以外にも戸籍、人口統計がいい加減だという現実が表面化してしまった。
外国からは、長寿国日本というのだけれど、統計がずさんだと揶揄されているではないか。
今度の国勢調査の回答票は、すべからく、戸籍や年金などの記録とつき合わせて、正しく確認すべきだ。誤差を縮めるべきだ。
(2) 世界の人口統計
2008年の世界の人口の表があったが、日本の人口は世界で10位、1億27百万になっている。
中国がトップで13億25百万、つぎがインドで11億40百万、第3位がアメリカで3億4百万、世界人口は66億92百万だった。
日本より人口の多い国は、ほかにインドネシア、ブラジル、パキスタン、バングラデッシュ、ナイゼリア、ロシアがある。
中国とインドをあわせると、24億65百万という途方もない人口がアジアの2国で占めている。
私が思うに、緻密だったはずの日本でさえ、戸籍が、特に高齢者の数が、現実と相違していた。
この2国は、多民族国家であり、国土がとてつもなく広い。
人口統計が正確とはとても思えないのではないか。
自国の統計がずさんだったことをもって、他の国の統計を疑うのは間違っている。
それでも、中国などは、一人っ子政策をしいて人口を抑制している。二人目、三人目が生まれたらどうする。
幽霊人口になってしまうのではないか。それで本当はもっと人口が多いのではなかろうか。
華僑として外国に定住している人は、13億の中に含まれているだろうか、別になっているのだろうか。
(3) モンゴルという国
人口の表でモンゴルの人口を見ると、わずか263万人になっている。
そんな中で、大相撲に朝青龍、白鵬と横綱をだしている。他も日馬富士はじめ強いモンゴル力士が一杯いる。
チンギスハーンの時代より、身体能力は日本人をはるかに上回っているのではなかろうか。
是非、モンゴルとは一層ねんごろになり、レアアースなどを開発して、日本に売って欲しいのである。
朝青龍の引退、断髪式が行われた。モンゴルの首相も来日して、断髪式に出たとのことである。
(中国の領土内に内蒙古自治区というのがあるが、これはモンゴル国とは別なのだ)
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