1995年、ユネスコの世界文化遺産に登録された。
庄川という川があり、それを南へ南へと山間を遡ってゆくルートです。

北へ流れ下る川 庄川。
この川の源流は御母衣ダムに発し、そのあたりでは荘川といっている。
ダムを造る時、桜の古い巨木が1本あり、水没するはずのところを別のところに移植し、荘川桜として健在なのだといわれる。そしてこの川は、殆ど真南に流れ、高岡市で富山湾に注いでいます。

盆地を囲む山には雪が残っている。

大家族が住むのだろう、見た目の家は大きく、釘を使わず縄で組んでいる構造だという。
材木と草で組まれている建物は、個人ではなく、集落総出で建てる大工事なのだろう。

ひときわ大きな建物、和田家住宅というのがあった。
和田家は天正元年(1573)から続く旧家で、代々名主や番所役人を務める格式の高い家だそうだ。
この建物は、江戸中期に建てられたものだと言われている。

散策するうち昼時となったので、食堂でとろろ蕎麦の冷たいのを頂いた。
外では、小学校の団体が並んで歩いてゆきます。
中国人の数人が、カレーライスだとか注文します。
お店の若い姉さんが、テキパキと英語で応答します。
Noいくつのアイテムのピクチャーはこれ、などと献立の中身を教えるのでした。
そういえば往路のバス、客が少ないのかと思いきや、中国人の団体がどかっと乗車して、騒々しい。
心配していたら、皆さん、走り出すと座席で眠っていたので静かだったのでした。
外人はどこでも多いねえ。目立つねえ。みんな楽しそうねえ。よく来てくれたねえ。なのでした。