サンズ・トーク

トルコのクーデター未遂事件

トルコ軍の一部が、エルドアン政権に反旗を翻してクーデターを仕掛けた。
首都アンカラ、イスタンブールなどで騒擾が起こったが、翌日には鎮圧されて、平穏を回復したようだ。

だいたい、トルコというところは、西側と東側、微妙な位置にある。
ヨーロッパとしては東側にあり、アジアというには西すぎてどちらに見るかによって、見方が変わってくる。
EUに馴染むような関係にありながら、イスラムの大国。日本との関係もいい。

今、最も大変なのは、シリアとイラクに国境を接していて、ISの騒乱がまじかに影響する。
その地の難民が大挙して越境してくるのを、受け入れている。

だから、その肝心のトルコがどう転ぶのかによって、世界の歴史が大きく影響されるのである。
その地に起こったクーデターさわぎ、すぐに失敗して鎮圧されたのだが、これでトルコが安定するのかどうか、内幕は計り知れないものがあるようだ。

我が国だって、昭和11年、226事件が起こった。
このときは、岡田啓介首相も襲撃され、首相の側近が首相と間違えられて射殺されたり、高橋是清蔵相など有力者も凶弾に倒れた。クーデターは終息までに数日を要し、トルコの場合よりも相当深刻な騒乱だったのでした。

私のブログでも、226事件に関する出来事を書いたことがあったのでした。
「九段会館ものがたり」
http://blog.goo.ne.jp/san-gblog/e/8ba13a14ae58093a665f3857f899e06d

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