千代田区(旧文京区)税理士の侍ダイアリー

起業時及び成長期の事業支援の千代田区飯田橋の税理士事務所の所長が、税理士業務や事務所経営等を独自の視点でつづります!

大規模税理士事務所と小規模税理士事務所の比較

2007年04月21日 | 税理士事務所

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 新年度も少し落ち着いてきて、皆様、週末でくつろいでいる人、仕事をしている

色々といることと思います。

 ただ、まだ、リクルートスーツを着ている人が結構いますね。

女性の服装を見れば分かりますね。


 ところで、今まで税理士事務所について過去に触れておりましたが、

最近、業務上で、思うところもあり、再度、大規模税理士事務所と小規模税理士事務所の

比較をしてみたいと思います。


 
「大規模税理士事務所」 

1.大勢の人(代替要員やサポート要員)がいる

2.事例が多くある(どこまで共有できるかは別にして)

3.人の入れ替わりが多い

4.人により能力の差が著しい

5.機械的な対応となりがちである


「小規模事務所」

1.人が少ない

2.人の入れ替わりが少ないというか入れ替わる余地がないケースもあり
  
3.同一の担当者が比較的長期間固定する傾向にある
 
4.人情味ある対応

 
 これらは、どちらであっても、担当者の力量が相当部分を占めるという事情があります。

 また、担当者の力量が高くても、所長税理士がその力量についていけなければ、

その担当者は力を発揮できないケースが多いと思います。
(所長税理士の承認を得られないため) 


 ただ、お客の視点で考えると、規模の大きな会社であれば、やはり規模の大きな

事務所を好んだりする場合が多いように思います。


 自分が依頼する立場とすれば、そうかもしれません。

お客からすれば

所長の力量だけでなく、税理士事務所としての総合力から判断するわけですから。


 税理士事務所内部の業務の連携等はお客からは分からないですからね。

 
 また、その小規模事務所の所長に何かあった場合の、その業務の引継ぎという面

も考える必要があるわけです。

(規模が大きければ、お客からすると業務がスムーズに引き継がれだろうと思います。

 実際は、ほっておかれたりというケースもあるでしょうけれど)
 
 

 大規模税理士事務所と小規模税理士事務所のどちらが良いか。


一概には言えないでしょうけれど、あまり規模が大きなお客様ですと、

小規模事務所では、実際の業務上でも対応が難しい場合があるでしょうね~~

体はひとつしかないので。

(もちろん、お客様である、会社の経理精度や知識・経理体制のレベルがかなり高ければ別ですけど) 


 判断するのはお客様でありますが、規模の大きな税理士事務所の方が有利なことは否めませんね。


 規模が大きくても、小規模事務所の良さもうまく取り入れている事務所

そのような税理士事務所が強いのかと思うところであります。

(だいたい規模が大きくなれば、小規模事務所の良さというのは排除されていくことが多いでしょうけれど)


 とりあえず、自分の事務所もある程度の規模は目指さないといけないなと思います。


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コメント (3)
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