いよいよGWも真近。といいますか、休みをとってすでにGWの人もいるのかな
というところです。
3月決算もいよいよというところです。
すでに作業に入っておりますが、3月決算会社で思うこととして、
今まで考えてみると、数百回の決算業務をこなしておりますが、
他の決算月の会社と比較すると、比較的会社規模が大きい会社が多いような気が
します。
弊事務所は、創業間もない会社様の比重が多いため、ここ最近は小規模会社様の
決算業務が多いのですが、久しぶりにいつもの10倍以上の規模の会社の決算を
すると、やはりボリュームが違いますね。
とはいえ、
会社の規模と決算業務の量とは、正比例するわけではない。
というのはあります。
どういうことかといいますと、
●会社規模が大きいほうが、取引量の多さや複雑な取引が発生する可能性が
ありますが、規模が10倍だから、これらも10倍とはならないこと
●別表等もつくる表は多くなりますが、規模が大きくても1社は1社ですので、
基本別表等の構造は変わらず、別のものを10倍作るわけではないこと
●会社規模が大きいと、経理部長の能力のレベルも高くなる傾向が多く(経理全員
が比例して高くなるわけではない。規模が大きくなると、むしろ全体を抑えていない
経理要因が増加する。但し、会社により異なるケースもある。)、
会計事務所と会社との連携がとりやすくなること
等などがあげられます。
ただ、会社規模が大きくなると、金額的インパクトが大きくなることから、
会計事務所としてもリスク面等から、より慎重な検討や対応が求められるという
ことはあります。
(少額不追及が通用しない取引が多くなります。)
しかし、会計事務所からすると、会社規模が大きいほうが利幅は大きいです。
手間隙・リスクと報酬を考慮すると、会社規模が大きければ大きいほど、
会計事務所としての利益はだいたい大きくなります。
3月決算業務が終われば、会計事務所の定型業務の繁忙期は終わり、年末近くまで
は定型業務関係では、比較的時間が出来るようになります。
3月決算を早め早めに対応したいと思います