千代田区(旧文京区)税理士の侍ダイアリー

起業時及び成長期の事業支援の千代田区飯田橋の税理士事務所の所長が、税理士業務や事務所経営等を独自の視点でつづります!

会社の規模と決算作業

2008年04月28日 | 会社決算


 いよいよGWも真近。といいますか、休みをとってすでにGWの人もいるのかな

というところです。



 3月決算もいよいよというところです。

 すでに作業に入っておりますが、3月決算会社で思うこととして、

今まで考えてみると、数百回の決算業務をこなしておりますが、

他の決算月の会社と比較すると、比較的会社規模が大きい会社が多いような気が

します。



  
 弊事務所は、創業間もない会社様の比重が多いため、ここ最近は小規模会社様の

決算業務が多いのですが、久しぶりにいつもの10倍以上の規模の会社の決算を

すると、やはりボリュームが違いますね。



 とはいえ、

会社の規模と決算業務の量とは、正比例するわけではない。



 というのはあります。



 どういうことかといいますと、


●会社規模が大きいほうが、取引量の多さや複雑な取引が発生する可能性が

ありますが、規模が10倍だから、これらも10倍とはならないこと


●別表等もつくる表は多くなりますが、規模が大きくても1社は1社ですので、

基本別表等の構造は変わらず、別のものを10倍作るわけではないこと

 
●会社規模が大きいと、経理部長の能力のレベルも高くなる傾向が多く(経理全員

が比例して高くなるわけではない。規模が大きくなると、むしろ全体を抑えていない

経理要因が増加する。但し、会社により異なるケースもある。)、

会計事務所と会社との連携がとりやすくなること



等などがあげられます。




 ただ、会社規模が大きくなると、金額的インパクトが大きくなることから、

会計事務所としてもリスク面等から、より慎重な検討や対応が求められるという

ことはあります。

(少額不追及が通用しない取引が多くなります。)




 しかし、会計事務所からすると、会社規模が大きいほうが利幅は大きいです。

手間隙・リスクと報酬を考慮すると、会社規模が大きければ大きいほど、

会計事務所としての利益はだいたい大きくなります。




 
 3月決算業務が終われば、会計事務所の定型業務の繁忙期は終わり、年末近くまで

は定型業務関係では、比較的時間が出来るようになります。



 3月決算を早め早めに対応したいと思います



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

契約と契約書

2008年04月26日 | 千代田区飯田橋 税理士原 のコメント


 今日は土曜日。当然仕事です。


 ところで、色々と契約を結ぶ場合、契約書を皆様は作成することもあるかと思います。


契約書というのは書類になっているので結構堅い表現になっていたりします。



 ただ、留意すべきこととしては、


契約書を作って始めて契約が成立するわけではない。


 ということです。



 契約書は、あくまで契約内容を書面化したものです。


契約は、口頭で成立します。



 ただ、世の中では、口頭のみでは後に残らないということなどあり、

契約書を作成したりするわけです。



  
 また、税務処理を考えたりすると契約書はあった方がだいたい良いです。

とくに、同族間取引ですと、作成するのが通常です。



 同族間(例えば、自分の会社と社長である自分)ですと、わざわざ作成しない

というのも見受けられますが、むしろ、税務では、第三者より、同族間の方が、

より書類を整備しておいた方が良いケースが多く該当します。


 
 同族間ですと、色々とやりくりができますので、

税務では、第三者との取引に比較して、より慎重に見るわけです。




 一方、弁護士の立場などからですと、裁判等を前提に考慮して、

同族間の実質一体の間より、やっぱり第三者との書類を重視するかと思います。





 立場やどういう面から見るかで色々と変わってきます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お客様が望むもの

2008年04月25日 | 税理士事務所


 今日は1件来所、1件訪問。

良い天気でしたね。春の陽気は本当に気持ちいいです。



 数日前にホームページに少し記事を追加しました。

すでに、記事は昔のメルマガ時代のもので再構成をして、在庫としてありましたが、

なかなかサイトにアップする余裕が無かったのですが、ちょっとアップしました。



 まだ、記事の在庫はありますので、時間を見つけてアップしようと思います。



 弊事務所は、創業期のお客様の比重が多いですが、 

創業期のお客様が望むものというのが色々と分かってきております。



 具体的にはここでは書かないですが、いわゆる私も創業から長い年月は経過

していないのもあり、同様の立場からも分かります。



 事業の段階によって、お客様が望むものも色々と変わります。

とくに、我々税理士事務所に求めるものも変わります。



 ただ、創業期の方ですと税理士との付き合いの経験があまりなかったりするので、

過剰なサービスや、何でもできると思っている方もままいらっしゃったりします。



 税理士はあくまで税の専門家ですので、プラスアルファはあったりしても、

限界は当たり前ですがあります。




 士業は、労働集約的ですので、どこまでお客様にサービスを提供するかという

話とは別に、手間ひまからの採算も考える必要があります。



 弊事務所は、創業期の方は割引したり、あまり儲けにならないこともありますが

お手伝いしたいと思いますので、それはそれで良しとしております。

 
 
 しかし、開業からまだあまり経過していない先生で、やたらに高い料金設定を

されているのもサイトで見受けられたりしますが、

頼む人がいるのか非常に疑問です。



 ただ、頼む人がいるのでしたら、高い料金の方が確実に儲かるとは思います。



 儲けを目的に事業をされている人もいるかと思いますが、

そればっかりだと寂しいと思いませんか?



 ドラッカー先生が言う、利益はあくまで存続条件。

という考えが私は正しいと思います。



 事業を拡張したほうがより有利で良いサービスを提供できる自信があるという

ことや、儲けというより事業拡大欲求というところであれば

良いケースもあると思いますが・・・



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他士業の先生との契約

2008年04月24日 | 税理士事務所


 先日、ネットワークで不要となった、プリントサーバーとLANカードを

返却に○ド○シカメラに行きました。


 返品できないかと思いますが、何とかできました。

なかなか○ド○シカメラも対応が悪くないですね。


 返金されたお金の一部でパワーポイントを購入しましたが(笑)

パワーポイントを数字面等の報告などで使えないかなと検討してみたいと

思います。

(今はそんなに時間をとれませんが、6月になったらやろうかと思います。)






 昨日は、他の士業の先生とご契約いただけました。

(契約の意思表示はもっと前ですので、形式的に契約書に押印をいただいただけ

ですが)



 ところで、顧問の場合、弊事務所は契約書をつくりますが、

税理士の顧問契約は人間関係がベースとなるため、契約書といっても

いわゆる一般的な契約書ほどは重みが無いと思います。


 昔ながらの税理士先生ですと、契約書自体無いという先生もいらっしゃるようですし。



 契約を止めたいという場合等というケースでは、すでに人間関係や業務協力が

あまり良くないので解約という話があれば、すぐにでもそうするのがお互い良いと思います。


(お蔭様で今のところ、お客様から弊事務所への解約という話はありません。

弊事務所からお客様への解約申し出は残念ながらありますが・・・。)



 他の士業の先生との対応は士業同士、緊張することがあります。

士業は、自分の専門分野だけでなく、他の士業の知識も結構持っているというケース

もあります。


 税金ですと、全ての方がかかわってきますので、当然関心がでてきて、

勉強される先生は結構いると思います。



 私が登記や社会保険についてもある程度勉強しているのと同じような形ですかね。
 


 ただ、緊張感は仕事の質を上げるために必要です。

適度な緊張感もありがたいなと受け止めております。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦略・戦術と戦略的戦術

2008年04月23日 | 仕事戦略


 このブログで、稚拙ながら今まで戦略について述べています。


 最近、起業の戦略・戦術で思うこととして、

戦略、戦術のほかに、戦略的戦術も考える必要があるなと言うことです。


 どういうことかといいますと、戦略と戦術の間に入る1段階のことです。


 
 具体的な仮の例を挙げますと、

例えば、営業について

戦略:自動車業界の景気は不動なので、今後は自動車業界中心に営業する方針

戦略的戦術:千代田区の自動車業界を電話帳で調べて営業するという指示

戦術:電話営業のテクニック等

 

 という流れかと思います。



 間の戦略的戦術が抜けていると、従業員はあまり効率のよくない営業をしたり

することとなったりします。



 ここでさらに

 中小企業の社長の中には、戦略だけ決めて、後は現場でやれ

というケースもまま見受けられます。


 大企業だとそのような方法も良いかと思いますが、

中小企業では、それではうまくいかない場合が結構あると思います。



 私も会計事務所(いわゆる中小企業)でサラリーマンをやっていましたが、

戦略だけがトップに決められても、なかなか現場では動けないこともあります。

 これは、動いても後から色々と方向転換されたり、しょっちゅう戦略的戦術

について確認しないといけないということもあるからです。


 何度も確認するのも手間ですし、しかもなかなか確認の時間を取れなかったり、

確認をしても何だかよく分からなかったりというケースもありました。




 逆に、日常的にその現場を把握していないトップがあまりにも戦術面に口出し

したりすると、現場が混乱し、また、現場を最も日常的に把握している担当者の

不満が蓄積されたりもします。




 大企業ですと、上の人間は基本的に戦略を考えるだけで、戦略的戦術は課長クラス

が考え、戦術は係長や各社員が考えるというような流れになるかなと思います。



 ただ、中小企業では、トップが戦略的戦術も決めて、

戦術面は主として各社員(小規模会社でトップが日常的に担当してる案件は例外)

というのが妥当かと思います。



 戦略的戦術というワンクッションを考えるのも重要だと感じますね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集客に関してのホームページについて

2008年04月22日 | 仕事戦略


 今日は良い天気ですね。

春の良い陽気というのは気持ちいいです。



 
 ところで、多くの多くの会社や会計事務所など、ホームページの数は結構増えてますね。

電話営業でホームページやSEOというのはかなり多いのがあるかもしれません。



 今日はホームページのついての話です。

弊事務所もホームページが当然あります。以下になります。
http://www.hara-zei.jp/



 色々とホームページを見させていただくのですが、その感想として、

見た目は良いけれど、これでは採算はあっていないだろうな~~。


 というものがかなり多いように感じます。



 おそらくこのサイトだとアクセス数もたいしたことないなというのや

このサイトはすごそうだ(該当するのはそれほど多くないですが)というのも

だいたい分かるようになりました。



 業種等にもよりますが、基本的には見た目より情報が重要です。

かなりのホームページは簡単な会社案内だけあるだけで、一度見たら、もう見る気

がしなく、とくに惹かれるものが無いというケースが多いと思います。



 偉そうにはいえませんが、実際に私はかなりの効果を得られてますので、

多少は言っても良いかなと思います。


 
 正直、弊事務所のホームページは見栄えは良いというものではないと思います。

ただ、他の会社案内だけのホームページよりかは見る気にはなるとは思います。



 ホームページを集客に利用するためには、

●情報量と質

●検索エンジン対策


 この2つがとくに重要だと思います。 

そうです、見た目は入ってません。
 

 ホームページを見ると、この両方ともあまり宜しくないというのが

多いと思います。

 一方ができているサイトはだいたいもう一方もできている場合が結構多いです。



 ホームページの制作会社を判断するには、その会社のホームページを見るわけですが、

それでその会社のレベルが分かります。


 情報量等は実際にサイトで分かると思いますが、

検索エンジン対策もある程度どこまでやっているかもわかります。



 検索エンジン対策は、そのサイトへのリンク数(被リンク数)もその大きな要因

ですが、それも検索エンジンで簡単に調べることが可能です。

(具体的な方法は個別にお尋ねいただければお教えします。)



 ホームページ制作会社のトップページの被リンク数を調べて、その数が少ない

ようですと、SEOに関してはその会社はあまり期待できない可能性が高いと

考えられます。



 皆様が税理士を探す場合、


 自分の申告がいいかげんで、しかもいつもぎりぎり。また、自分の節税も全く

できておらず、自分の経営計画も建てておらずいきあたりばったり。


 という先生に頼みたいと思いますか(笑)



 ちなみに、yahoo!,googleでは、被リンク数は全く異なります。 

これは、googleでは、原則、ページランク3以上からのページからのリンクでないと

リンクとして認めないためです。


 多くのサイトはだいたいページランク2以下ですので、google評価は得られない

というケースが多々あります。

(ページランク0が一番多いです。作ったばかりのサイトは最初は当然0です。)




 ホームページを自分で作るにせよ、制作会社に依頼するにせよ。

 
ホームページを集客に利用するという目的では、

●情報量と質

●検索エンジン対策(SEO対策)


 この2つが特に重要だと私は思います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集客と営業の違い

2008年04月20日 | 仕事戦略


 今日は日曜日、今日はお客様への訪問もあるため、業務をしています。



 ところで、今までのお問合せの傾向を見ると、週末に最初のアクションがある

というケースも結構あります。



 ホームページのアクセス数はウィークデイが多いのですが、

思うに、ウィークデイはいくつか比較してみて、週末にじっくり見るという方が

多いのかな?と思います。



 ところで、今まで集客についてコメントしてきましたが、

感じたこととして、集客と営業が違うということを理解していない人が結構います。


 営業をやっていた人はそんなことは理解していると前は思っておりましたが、

むしろ営業マンでこの違いを理解してない人が結構いるのは驚きでした。



 簡単に言えば、

集客・・・お店にお客様をつれてくること

営業・・・お店にいるお客様にアプローチすること


 ということです。




 営業マンでは、目の前にいる人に、絶対契約に結びつける。と豪語している人

もいますが、


 お客様が目の前にいなければそれもかないません。




 ですので、業種などにもよりますが、集客と営業どちらが大事かといいますと

私は、圧倒的に集客が大事だと思います。


 
 営業は、ご縁や営業マンの信頼感等ありますが、だいたいが確率の問題だと思います。

営業のスキルがあがると、成約の確率があがるわけです。



 ただ、当然ながら、その分母としての数が無いと、確率をあげても、

成約自体たいした数にはなりません。


 
 色々と話を聞いていますと、紹介のみで、しかも受身の待ちの姿勢、

そういう集客方法しか採用していなかったりする会社もあります。


 業種にもよりますが、それでは、新規開拓の営業にいたる前段階に問題があります。


営業が優秀でも見込み客自体が少なければ、仕事に結びつくのも少ないです。



 営業より集客がまずは重要ですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最初の手間

2008年04月18日 | 千代田区飯田橋 税理士原 のコメント


 今日は結構強い雨です。

外出もありましたので、スーツが濡れてしまいます・・・


 
 今日は、税務署等へ書類を提出しにいきました。

期限直前で、比較的近場ですので、郵送ではなく、直接提出としました。

(そもそも依頼が期限直前でしたので、もっと前から余裕をもって依頼してくれ

れば、私が忙しくても、直前ということはしません。)


 

 先日、貸している不動産の更新時期だったのですが、 
   
更新の契約書にサインと判子を押して終了です。

ほとんど時間はかかりませんが、ちょっとした更新料が入ります。



 不動産投資は、管理も大事ですが、とくに一番最初が大切で、

その後はそれほど手間はかかりません。

物件の購入価格や物件自体の立地を後から動かすことはできません。


 

 ただ、他の仕事も近いものが有ります。

不動産投資のように後はそれほど手間がかからないというわけでないですが、

やはり最初が手間がかかります。



 我々の仕事も最初が一番手間がかかります。

何でもそうだと思います。 
 


 あまりの手間に少々嫌気がさす、というのも人間ですのであることもあります。

ただ、そういうのは表に出してはいけませんね。


 
 お客様ありきです(とはいっても、何でも我侭を聞いていたら仕事に

なりませんので、その線引が難しいところがあります。)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

随時の経営計画の見直し

2008年04月17日 | 仕事戦略


 今日は4月17日。

自分の誕生日というのもあって、事務所の経営計画の見直しをしました。


 経営計画の見直しはだいたい1,2ヶ月に一度見直しをしています。


 いわゆる、数字面以外の環境分析やSWOT分析よりかは、随時の見直しは

数字面の見直しの方に時間をかけてます。

 もちろん、数字以外の面もザッと見直してます。



 数字面はどちらかというと、私は

「事務所を維持・成長するという側面」を重視して計画を建ててます。

維持するほうがより重点になってます。



 もちろん、サービスレベルを高めたいという意識から付随する発生するコスト

の予想やどこまでなら、また、いつの時点で、といった面も考えます。



 計画を建てて、検討の過程で修正することにより、

どのようなケースで、また人を雇うか?や、

この時点ではどのような人(例:税理士、パート、無資格職員、総務等)を雇うか


 等の絵が見えてきます。



 経営計画はまず当初の骨子を建てて、状況はかわりますので、随時チェック・再検討

するのが良いかと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

固定資産税の納税時期

2008年04月16日 | 不動産


 今日は天気が良いかと思いますが、そうでも無かったですね。

ところで、今日は固定資産税の納税通知書が届きました。


 
 東京都ですと、6月ですが、地方ですと早い形となります。

(といいますか、東京都が遅いだけですね。)



 こちらは、所有している地方の不動産賃貸物件のものですので、

不動産事業用の通帳から引き落として払うこととなります。


 自動振替はあまりしたくないものですので・・・



 固定資産税は年に4回で支払うこととなります。もちろん、全部最初に払う

ことも可能です。


 ここでいう、固定資産税はいわゆる土地・建物としての不動産に係るもの

ですが、同じように事業用固定資産(機械装置や備品等)に係る償却資産税

も固定資産税と同様の扱いです。


 広義には、償却資産税も固定資産税に含まれます。


 
 設備投資をされている事業主様はご注意下さい。

 償却資産税の納付書がそのうち到着すると思いますので、資金繰りに影響も

与えることとなります。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

事務所の規模と所長との関係

2008年04月16日 | 税理士事務所


 今日も天気がよさそうです。


 ところで、この4月以降契約のリース取引に関しては、かなり税務・会計の

取扱いが変わりますので、ご注意下さい。

 詳しい情報は、他サイト等を当っていただければと思います。



 ところで、先日士業の事務所の規模に関しての話をちょっとしました。


そこでは、

「事務所の規模が大きいほどサービスレベルが高いということは無い。」

ということを述べました。



 大規模事務所のデメリットばかり話しましたので、メリットを少し加えたいと思います。

他のメリットとしては、


●人員に余裕があるので、急な仕事にも対応できる可能性が小規模事務所より高い

●人員に余裕があるので、雑務や入力をする補助の人間に比較的余裕がある

●大型案件に、小規模事務所より対応能力がある


 といったところでしょうか?
 


 他に決定的な面としては、

「基本的に事務所の規模が大きいほど、所長の実入りが増える」

というところですね。


 ただ、これは、お客様にとってのメリットではなく、あくまで所長にとってのメリットです。



 悪い言い方をすれば、士業の事務所(一般企業も近いケースもあるでしょうが)

では、職員の稼ぎから一部を所長が取っていくようなイメージです。

(いわゆるピンハネに近いイメージですね。)



 ですので、職員が多ければ多いほど、基本的に所長に集まる徴収分が増えるわけです。


まあ、その職員の業務等にも寄りますが・・・



 良い、悪いとかの話ではなく(それが嫌なら勤めなければいいわけですので)、

事務所の規模を大幅に大きくしている先生は、全てがそうだとはいわないですが、

お客様へのサービスレベルより、自分の実入りをどんどん増やしたいと考えている人が

結構いそうな気もしています。



 個人的にどうかなと思います。


 中小企業にとっては、やはり大きいな事務所よりそれほど大きくない規模の

事務所の方が良いことが多いような気はします。

 

 もちろん、個々の事務所で違うことは言うまでもないですが・・・



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

餅は餅屋

2008年04月14日 | 千代田区飯田橋 税理士原 のコメント


 まだ業務をしています。

確定申告が終了したというのにどういうことでしょう(笑)。

 これからは3月決算業務もあります。



 しばらく休み無しの体制になりそうです。

GWくらいは2日程度休むことを目指します。



 ところで、現在、社会保険・労働保険のお手伝いをさせていただいておりますが、

やはり頻繁にやるものではないので、初期書類等久しぶりにお手伝いさせていただくと

時間がかかっていけません・・・



 だいぶ前に検討した「2以上事業所勤務何とか届け?」というのも調べるに非常に

時間がかかり、よく分からずに胃が少し痛くなった記憶があります。




 単純な通常のパターンならともかくちょっと例外的になると作業がストップしたり

します。



 なによりも、最初に必要書類の再確認のため、知識の細かいところの再学習が

必要になります。



 今回は、途中から社会保険労務士事務所にお願いしましたが、


やはり餅は餅屋です。


 もっと前の段階からお願いできていればよかったな~と思いました。

しかも、スピードが速く、アドバイスも受けられたりします。



 自分の専門外というのはやはり時間がかかるうえ、気付かぬうちに不利な取扱い

を選択したり、また、より有利な扱いを受けられるのを逃すということもあります。



 弊事務所と協力関係の社会保険労務士事務所はスピーディーで、優秀ですので、

社会保険・労働保険でお困りのことなどありましたら、どうぞ、お問合せ下さい。


 
 ご紹介させていただくことも、あるいは小規模な顧問先様ですと、

弊事務所が窓口とさせていただくことも可能です。 
 
 


 やっぱり専門家は違うな~~と改めて感じた次第です。


もちろん、弊事務所としても専門外の部分もある程度お客様の相談にのれるように

勉強をしていきますし、もちろん専門の税務はより一層高めていきます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サラリ-マンから事業家への思考の切替について

2008年04月12日 | 仕事戦略
 本日、知人の税理士から開業の葉書がきました。

自分の力を試そうと、古巣を巣立ったわけです。


 業務能力的には全く問題無いですので、いかにお客様にサービスを提供していくかと、

最も大事なのは集客です。


 勤務時代はあまり意識しないのが集客です。
 
 サラリーマンですと、どちらかと言えば仕事は増えないほうがいいと考える人が多い

というのもあり、集客なんてもってのほかと考えたりします。


 
 ただ、集客は非常に重要です。

とくに開業間もない先生にとっては最も重要といっても過言ではないです。

そもそも仕事が無いと何も始まりません。


 まあ、私もそんなに偉そうにいえる身分ではないですが・・・



 とはいえ、

弊事務所はだいぶ前に較べると集客の仕組みが安定してきました。


 事務所の目指すべき場所というのも明確になりましたので、それにあわせて

少し上回るくらいの集客を目指せばいいわけです。

(予定はどうなるかわからないので、少し多めで安全をとります。)



 私は、以前話しましたように、サービスレベルの質を向上させるため、

急膨張するつもりは無いので、

今後はむしろ、今より少し集客ペースを落とすことになるかと思います。



 今の時点で、以前勤務していた会計事務所3ヶ所より、集客能力はすでに相当

上回っていると思います。



 色々とコストを使って勉強したのが、結構身についてます。

やっぱり自分でお金をそれなりに払って勉強しないとなかなか身に付かなかったりします。


 リスク等を考慮して、それほど問題にならなければ「やってみなはれ」ですね。


 


 
 それから、サラリーマンだった人が開業した場合に、お金の使い方で

あまり宜しくないなと思うのが、非常にケチになるか、湯水のようにお金を使うか

のどちらか見受けられたりします(だいたいがケチな方ですが)。


 
 当初、基本は抑えるべきですが、使う場面では使わないと伸びないです。

とくに他の人の目があるところでは、ケチになるのはお勧めできません。



 サラリーマンは基本的に収入は決まっているため、あとは生活費等のコストを

抑えるという概念しか通常は無いということから、思考がそのようになりがち

な部分があるわけですが・・・


 事業家は頭を切り替えて、その思考から抜け出さないといけません。




 私も税理士であるとともに、いわゆる創業事業家ですので(経営者として

まだまだですが)、気付いた点をちょっと記載させていただきました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校の仕組みについての考察

2008年04月10日 | 千代田区飯田橋 税理士原 のコメント

 今日もまた雨ですね。最近少し多いような気がします。


 ところで、我々士業は先生といわれることがよくあります。

私はあまり先生というのは好きではないのですが・・・



 同じく先生と呼ばれる職種にいわゆる学校の先生がいます。


学校というのは結構不思議な存在で、ちょっとぼんやりと考えていました。


 いわゆる受験という意味合では、塾にはかないませんが、

いわゆる、進学だけでなく、メンタル面や道徳面、集団での生活面その他

諸々と学ぶためということがあるわけです。



 思うのが、小さい頃は学校の先生の言うことは納得できないこともあっても

基本的に偉く、優れていると思っていたような気がします(みなさんもそうでは

りませんでしたか?)。



 しかし、大人になると、そうとも限らないということも分かってきます。 



 私はいわゆる就職氷河期の時代の人間ですが、学校の先生はいゆわる大きな

不祥事をしない限り解雇されなく、職が保証されており、給与も悪くないということで、

結構人気だったような気がします(笑)。



 つまり、職に対して、前向きではなく、後ろ向きで選ぶということも行われているわけです。 



 近年は学校の先生の不祥事も表面化してきているのもどうなんでしょう。


 また、一般の社会経験があまり無い人がどこまで教育できるのか

という側面もあるかと思います。



 そこで、こういう学校の体制がいいんじゃないかというものをぼんやりと

考えてみました。


 学校は、進学に関しては塾で教えた人等のエキスパートを採用して、メンタル面

等はメンタルの専門、というように専門分業して、クラス担任として統括する

ゼネラリスト的ないわゆるむかしながらの先生という体制が良いような気がします。

 この場合、クラス担任の先生は通常業務が大幅に激減するので、

結構多くの担任クラスを担当できるのではと思います。



 教育のチェック体制としては、官が行うとどこまで調査が行われるかが疑問

ですので、民間の教育監査会社が定期的に教育体制をチェックするというのが

良いような気がします。


 これにより、継続的に学校もサービスレベルを上げようと努力するわけで、

不適合とされた学校は改善措置命令や期間をおいて閉鎖ということもありうるわけです。


 監査会社への報酬は、会計士監査のように学校が払うのではなく、

馴れ合いがおきないように、生徒の保護者からPTA等が徴収して、その分、

保護者の税金を安くする制度(例えば、「学校教育監査特別税額控除」という名称等)

を創設する案も考えられます。



 大学や専門学校など結構優れているところはあると思いますが、

高校ですと、高い教育レベルの学校はそう多くはなさそうな気もします。


(小学校、中学校等はあまり考えず、のびのびする方がいいと個人的には

思いますので触れません。)




 遠い先に新しい形の高校でもつくると他の学校を簡単に内容的に上回ることが

できそうな気がします。


 そういうのもしてみたいなと思います。(許認可が降りないかもしれませんが・・・)



 やる気があり能力が高く教育熱心な教育陣と定期的な外部機関のチェック等があり、

但し、堅苦しくない学校


 自分が生徒だったらそういうところで学んでみたいと思いますね。


 
 日本のように資源の無い国ですとやっぱり教育は非常に重要です。

とくにいまやアジアの国々の成長は眼を見張るものがあります。



 何だか今日は税務会計とほとんど関係の無い話となってしまいました。

最後に付け加えると、学校も基本的に法人ですので、会計士の監査もあります。

(最後に少し加えました(笑)。)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

顧客争奪戦?

2008年04月08日 | 税理士事務所

 今日は雨、こう降ると憂鬱になりますね。


 ところで、NP通信が発行している「税理士新聞」というのがあるので、

それを少しさきほど読んでいました。



 第一面で、「所長vs職員 顧客争奪で仁義無き戦い」(笑)

という記事です。


 
 いわゆる、我々の税理士業界では、独立に際して、勤務していた事務所の自分の

担当先を奪っていく(笑)ことがあるということに関しての記事です。



 
 感想として、我々、税理士業界は本当に前近代的だなと思いますね。


一般企業でもまあ、色々な状況等ありますので、一概には言えませんが、

それほど好ましいこととはされないのがまあ一般的ですが。



 ただ、奪う奪われるという時点で何か可笑しいと思いませんか?

税理士同士の話に視点が行っており、お客様の視点が全く入っておりません。



 税理士業といえども、当然ビジネスですので、一般業種とは少々形態が異なる

とはいえ、まず、お客様がどの税理士事務所に依頼したいかということがまず

当然ながら重要です。



 奪われた(笑)方が事務所体制やサービス内容、その他所長の配慮等が基本的に

悪いわけですからそんなのはしょうがないんじゃないかと思います。



 いわゆる一般企業でいう、得意先を他社に取られるような形ですね。



 ただ、勤めていた事務所によくしてもらっていたというケースであれば、

義理人情等からという面はあります。

(だいたい税理士事務所・会計事務所の待遇が良いというケースはまれです。

まあ、個人事務所ですので分かるような気もしますが・・・、

こういう業界特性はどうなんでしょう(笑)。)



 とはいえ、勤めていた事務所のサービスレベルより、高いサービスレベルで

サービスを提供できるのでしたら、お客様の選択もやむを得ないとは思います。  


 低サービスの事務所は淘汰されるわけですから。


一般会社も同様です。社会主義国家ではないので



 
 取った取られたとか言っている時点で本当に古い業界だな~~と思いますね。

それよりも事務所の体制や仕組みをきちんと作り、従業員に報いて、

事務所のサービスレベルや従業員の忠誠度を上げたりすることを

まず考えるべきではないかと思いますがね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする