千代田区(旧文京区)税理士の侍ダイアリー

起業時及び成長期の事業支援の千代田区飯田橋の税理士事務所の所長が、税理士業務や事務所経営等を独自の視点でつづります!

贈与・相続などの業務

2009年07月30日 | 相続・贈与
 今日も暑いです。

 業務も何とか少し手が空きましたので、

今、贈与・相続関係の記事の原案を作りだしてます。



 事務所として創業期・成長期のお客様に重点を置いているのは間違いないのですが、

近年の時世や贈与・相続関係の頻繁な改正・ニーズの高まり等を踏まえて、

今後、これらの業務も従来より力を入れていこうと思ってます。



 今までもやってきてますが、ここ最近、こういった関係の問い合わせが増えてきたため、

税理士として色々とお手伝いしていかないとと感じてます。

ただ、業務的に結構時間がかかることが多いのがネックです。





 しかし、最初から記事の作成は非常に時間がかかりますね。

ちょこっとだけ作るというのでしたら手間はかからないでしょうが、

それでは情報が無いのとそれほど変わらないです。


 原稿を作る過程で色々と考えますので、それはそれで面白いです。



 過去の相続税申告の国税局の資料調査課による税務調査立会等も思い出されたりします。



 8月にはサイトアップする予定です。



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シュミレーション業務について

2009年07月28日 | 税理士事務所

 今年の税理士試験まであと1週間ほどですね。

1年間の集大成、受験生は存分に発揮できるよう、今、最後の詰めをしていることとおもいます。


 頑張れ!




 ところで、今日は数字のシュミレーション業務の話です。

税理士は税金や会計等の数字を扱いますので、そのインパクトや今後の話等のため、

各種シュミレーションを行ったりもします。



 シュミレーションは時間がかかり、見直しも必要なので、結構な仕事となります。



 最近ちょっといかんなと思うこととして、

他の事務所であまりやっていないようなことまでやって、数字の詰めが甘かったような場合等あったら

逆に時間をかけて仕事をしても逆効果になるし(作る書類が増えるほど、ミスも増える)、


また、うまく作っても、評価がそれほど受けられないということも考えるわけです。


 それを考えると、こういうシュミレーションってどうなのか、やめた方がむしろいいのか

と一瞬考えたりしてしまいました。



 ちょっと良くないなと戒めております。

新鮮な気持ちを持ちづつけてやらないといけないですね。



 しかし、税理士は良心的に真面目にやっていると

時間はかかるけどあまり儲る仕事ではないですね。


 まあ、時間をかけることとお客の評価は別物ですけどね。





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税理士料金について

2009年07月25日 | 税理士事務所
今日2つ目の記事です。


 ここしばらく、問い合わせで非常に格安の料金で頼みたい旨など見受けられ、

また、サイト上でも格安でやります。というようなサイトも見受けられますので、

少々記載させていただきます。



 税理士事務所を運営するためには、初期投資は他の業種に比較すると多少は少ないかもしれませんが、

運営するには結構コストがかかります。



 事務所家賃、会計と税務システム代(結構高い)、税理士会会費、

専門書籍代(かなりかかります。)、諸事務機器リース代、設備費、広告費、通信費その他諸々です。



 また、その他に様々な知識を仕入れたり、改正を抑えるために投下しないといけない時間や

従業員の人件費など(これが一番大きな比重を占める)もあります。



 とくに優秀な人材は安い給料では雇うことはできませんので、

その人材がこなせる案件数×料金 > その人材の給与+共通費負担分

の式が最低でも成り立たないと、事務所は維持できません。



 
 税理士業務は時間のかかる仕事が結構多く、

1人の担当者がこなせる顧問先数・業務量には物量的に限りがあります。



 格安で請け負うというサイト等ありますが、担当者がきっちりついて

そんなに格安でできるはずがありません。
(事務所が維持できるはずがありません。)

 
 もし、そうなら通常必要なものにでも色々と高額なオプションを請求する形になっているはずですし、

そうでないなら、格安の労働力(能力の低い人)が担当する等しないと採算的に合わないです。



 担当者が業務経験の豊富な税理士と大学出て間もない無資格者で

顧問料が同じにはならないですし、同じにできるはずがありません。 


 このことが分からない人は結構多いです。
 


 どうも、世の中の景気の傾向もあるのかもしれませんが、

とにかく安くしたいと考えている人が見受けられますね。



 最近では、非常に格安の料金で頼みたいという問い合わせがあった場合、

瞬時に断ってます。 



 安い料金には質の低いサービス

サービスレベルが人に大幅に依存する税理士業務では基本的にはそのようになります。





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キリンとサントリーの経営統合について

2009年07月25日 | 千代田区飯田橋 税理士原 のコメント


 キリンとサントリーの経営統合の話がでてきております。

その理由については色々とでてきてますが、

言われているのは、今後の少子化でビール需要が減っていくため、

規模の拡大を図り、中国市場等でも勝ち残っていくためなどとあります。



 ですが、先日、知り合いの会計士と話をしていたのですが、

これは、サントリーのオーナーの相続対策の意味合いが実質的ではないか?

という面も否定できないような気がします。



 会社の株価は、相続税では、基本的に財産評価基本通達に基づき、

非上場会社では、会社規模や、配当・利益・純資産等により算定することとなります。


 一方、上場会社では、客観的な株価というものがあります。




 今は、株式市場の株価は低迷してます。

サントリーはかなりの会社の内部留保その他により、財産評価基本通達ベースですと

株価が高額になるため、経営統合にあわせて上場することにより、相続税の大幅な

圧縮を意図しているというのが考えられます。




 実態はどうなのか?というのは明らかではないですが、

経営統合は多いですね。




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固定費と変動費

2009年07月23日 | 仕事戦略


 今政治は著しく動いていて、今後どうなるか分からない状況ですね。

政権争いより政策実行を重視してもらいたいと思うのは私だけではないはずです。



 法律は当然、立法府である国会が作るものですので、政党が変われば各種政策の方向性も当然変わることが予想されます。



 ところで、今のような不透明な時代では、どちらかと言えば固定費は削減して、変動費の割合を増やしたいと考える会社が増えます。



 これも難しいところで、なんでも固定費を削ると、会社の活力(売上等)に影響してきます。



 こういう時代ですと会社内部で色々と部門を抱え込むより、外部の協力者に随時協力してもらうというのも1つの固定費を変動費化する方法です。



 

 普通の社員を1人雇うより、専門家に頼むほうが、コスト構造的にも業務的にも優れていることが多く、今の時代には向いていると思います。



 会社に関する各種悩み、相談等ありましたら、

是非、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。




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少女の感覚?

2009年07月16日 | 千代田区飯田橋 税理士原 のコメント
 
 今年は、少女という言葉がはやっているようです。


 女性が何歳くらいまで少女なのかというアンケートを女性にした際の統計として

35歳くらいまでというのが一番多いようです。



 少女というのは通常だいたい高校生前くらいまででしょうから

男である私には理解できない考えですが、こういう感覚がわかるのであれば、

アラフォーやアラサーをターゲットとするビジネスモデルだと追い風になるのでしょうね。 



 
 しかし、ビジネスだけでなく近年の世の中の傾向として、男女平等というより

むしろ女尊男卑になっているような気がするのは私だけでしょうか?? 






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税理士試験

2009年07月15日 | 税理士他資格受験
 毎日暑い日々が続きます。

夜中に暑くて目が覚めたりと、体に影響してきます。


 皆さま、体には十分お気をつけください。



 ところで、私にとってはだいぶ前の話ですが、

例年、8月最初に税理士試験があります。


 今年は以下の通りのようです。

平成21年8月4日~平成21年8月6日


 税理士試験は3日となっており、

だいたい1日目は簿記論、財務諸表論、消費税法

2日目は法人税法、所得税法、相続税法

3日目が事業税や住民税など


 となっていたと思います。



 税理士試験が初めての場合、だいたい1日目からの受験となります。

2日目が税法のボリュームの多い3科目ですので、一番重いです。


  
 あと3週間無いですね。


 試験直前は、試験時間にあわせて、答案練習をするという

模擬練習などもやってましたね。体内時計を試験の時間帯にあわせて最大限の力を発揮できるように

という意図です。



 結果はうまくいきましたので、そういうのも良いかと思いますね。



 また、今はまだ多少は良いと思いますが、

本当に試験直前は新しいことを詰めるより、今までに学んだことをさらに強固に

するべく、復習に充てた方が良いと思います。



 直前に新しく仕入れたものというのはうろ覚えで、試験では役に立たないです。

直前は不安で不足している枝葉末節のうちの1つでも新しく学ぼうとあせったり

しますが、それは不要です。



 それより基礎である幹がいちばん重要です。




 なんでもそうですが、勇気をもって、枝葉末節を切り捨てる

という英断も必要だったりしますね。





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リンクサービス

2009年07月10日 | 仕事戦略
 今日2回目の投稿です。

今朝はgoogleの話がでましたので、続いてネット関係の話です。


 弊事務所はこのブログを含めていくつかのサイトを運営してます。

最近調べたところでは、弊事務所単独運営のサイトについてリンク数や訪問者数が

以前よりさらに増加しております。



             yahoo被リンク数  1日当たり平均ページビュー

●メインホームページ     3370           910
●ブログ(このサイト)     5100           510
●決算サイト          2020           190
●ドリームゲート        1370         計測不可

 

 となってます。

(ブログの被リンク数がメインホームページを上回っているのは不思議ですが・・・)



 ページビューを考慮するとドリームゲートは不明ですが、少なく見積もって、仮に1日100くらいとしても

1日で平均1,710回、私関連のメインサイトが見られていることとなります。



 そう思うと悪い気はしません。


 また、他に共同で運営しているサイトもありますので、それらも含めると1日平均2,000回

見られていることとなります。 
 


 これだけ訪問数があれば、問い合わせがあっても不思議ではないなと改めて感じます。



 皆さまのサイトはいかがでしょう?

アクセス解析等は定期的に行った方が良いと思いますよ。




 弊事務所では上記のすべてのサイトのトップページからリンクをはらさせていただく

SEOリンクサービス
http://www.hara-zei.jp/category/1256452.html

を提供しております。


 
 ご興味ある方はお問い合わせいただければと思います。




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googleのOS事業参入について

2009年07月10日 | 仕事戦略
 googleはご存じのとおり目覚ましい成長をとげて、さらに新しいこともいろいろと手がけてます。


今回、Googleが「Chrome OS」でOS市場に乗り込むとのことです。



 googleは別格の企業ですので、その経営方針がうまくいくかはこれからの

結果のみぞ知るというところですが、


 一般企業でこのようなことを行う場合などの個人的意見です。



 話が変わりますが、昨夜、餃子の王将の復活の話がやってました。

餃子の王将は今はかなり業績が良いようですが、10年くらい前は倒産寸前に

なっていたようです。


 その理由は、バブル投資もありますが、業務の手を広げすぎたのが大きいようです。

和食などやっていたというのもあり、再建において、それらをやめて本業である

得意分野の餃子に集中して立て直ししていったようです。

(大林社長以下の経営陣が他にも色々と手は打ったようですが)



 また、いろいろ会社を見るといくつか手がけていたのを

得意分野である事業に集中しだしたら業績が伸びたというケースも身近で私は見ています。




 googleはインターネット検索では圧倒的に強いですが、

他のgmailやブログ等ではシェアは高いとは言えません。


 そこに、インターネットソフト事業とはかなり異なるOS事業を開始する

となると、手を広げすぎて、得意分野のインターネット検索の方がおろそかにならないか?


というのが心配なところでもあります。


 googleの収益システムはそのソフトそのものではないので、

他の一般企業との単純比較はできないですが・・・




 一般企業ですと、業績が伸び悩むという場合は

本業に集中して、その本業の中を改革するというのがやはり良いのではないかな?

と思います。




 業績が悪くなると新規事業で起死回生を図ろうとするケースもありますが、

まあだいたいうまくいかないですね。


 はた違いの分野の業務を手がけだした会社に誰が積極的に依頼するのか?

というところです。


 また取引相手を変えるというのは結構手間(専門用語で「スイッチングコスト」)

がかかるので、そうそう簡単には変えないです。



 
  業績が良くない時は、本業集中で改善等を図っていく

というのが経営の王道と思います。




 どんな業界や仕事もそうですが、奇抜なことは一時的にはなんとかなるケースが

あっても、やっぱり王道を押さえているというのが一番強いです。





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専門書籍

2009年07月09日 | 税理士事務所
 
 最近、暑いですね。夜になかなか眠れない時もあります。

体力が何でも基礎となりますので、皆様体調管理には気をつけましょう!



 平成21年度税制改正を折り込んだ法令集が少し前にでましたので、

早速購入申し込みです。(2万円弱)


 まあ、他にも専門書籍は頻繁に購入してます。



 税理士業務は書籍代は結構かかるなと改めて感じます。

専門書籍は一般書籍より当然高額ですので、何冊も購入するとボディーブローのように

効いてきます。



 とはいえ、税務という専門で事務所が成り立ってますので、

当然必要なもので、ある意味通常経費ではなく、売上原価に近いのではないかな?

とも思います。





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起業時期

2009年07月03日 | 仕事戦略
 3ヶ月くらい前に、大学時代の友人が起業するとのことで、一緒に飲んでアドバイス等させてもらったのですが、

また別の大学時代の友人が起業するとのことで、昨日ちょっと会いました。



 その友人は公認会計士というキャリアがありながら全く別のことをするという

冒険をするとのことです。


 
 面白いです。

応援せずにはいられないので、ぜひ頑張ってもらいたいところです。

 
 
 まあ、その友人の場合、キャリアがあるので、万が一事業自体あまりふるわなくてもなんとでもなる

というヘッジも効いてますので、大いに頑張ってもらいたいものです。





 思うに、不況になると創業の数自体不安等から多少減少するように思えますが、

起業するなら不況時の方が良いと思います。



 不況時での経営が体に染みついて、形を作って回すことができれば、

好況時の経営なんてまあ簡単です。




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