さるも木から落ちる??こともある♡

今までの自分の経験、知見など様々なことを記していきます。新しい知見は自分の財産。更に成長させたいですね‼

大都会に生きる。。。

2015-12-22 | 追憶



出張で東京へ行った帰りのこと。


新宿駅西口で友人との待ち合わせ。


相変わらずの駅へ向かう人、駅からでてくる人の波。


それぞれが目的が違うものの、まるで川のように流れていく。


待合広場は日が暮れているにもかかわらず、電飾光により明るく照らされて、相変わらずにぎやかだ。


待ち人達は思ったよりマナーが良い。


これは以外だった。


捨てられたタバコの吸殻はごく僅かだ。


タバコをふかし、携帯灰皿へ入れる者。


楽しそうに携帯で話している者等々。




1時間ほど経過しただろうか。


私は相変わらず植木横の柵に掛けて友人を待っている。


私の隣にいた若い青年。


服装はピンストライプの入ったダークの派手なスーツ。


靴は白いエナメルで相当派手に感じた。


いわゆるとっぽい兄ちゃんというところだろうか。


やがてサングラスをはずした。


こげ茶色に染まったその顔はどこか照りさえも感じられる。


青年のケータイが鳴る。。。


スイッチを押した途端に思いがけない電話口調。




「はい、○○です。今新宿駅西口で△△様をお待ちしているのですが、まだお会いすることができません。・・・その件につきましては店長のおっしゃるとおりでした。私はこのまま、引き続き△△様をお待ちいたしますが、もし、すれ違いという結果になりましたら、お電話をいただけますとありがたいのですが・・・。申し訳ありませんがもう少々お時間をいただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。」




流暢に話し終えた後、ケータイのスイッチを切った。


驚いた。というより、何故かほっと安心した。いや感心したと言ったほうが当たっている。 


こんな格好をした青年が、少なくとも上品な敬語を流暢に使う様は想像できなかった。



そこには生き生きと働く青年の「日常生活」が感じられた。


人は見た目で判断するもんじゃあないなあ、少なくとも自分が上司へ電話するよりも数段上手だ。



東京の人間ウォッチングはとても好きだ。

皆んなそれぞれの日常生活をがんばって生きている。







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