過ぎてしまった思い出に引きずられたくはないのだが・・・
どうしても、忘れられない思い出もある。
特に、自分の思考を変えてくれた印象の事柄があるような場合なら、思い出にもすがることもないことは
ない。
過去の自分と一緒に働いてくれていた人ならなおさらのことだ。
その人は、自分の能力を見つけ導き出してくれた。
自分がそれほどの能力が無いとおもっていても、その人から見れば自分の能力を少ししか発揮していないとも言ってくれた。
自分の将来を導き出してくれた人だった。
その方は、少し前に、まだ現役でありながら病に勝てず、薬石功啼く他界してしてしまった。
あれほどの元気なスポーツマンでもあったのに・・・。
「〇〇があれほどやるとは思っていなかったなぁ~~。」
自分はその言葉が嬉しくて、その言葉に酔っていたほどであった。
そして、その日から、自分の何事に対してもの快進撃が始まった。
それも、これも、故人のおかげで在った。
だが、音信もしばらく無かった間に他界してしまった。
いつの頃であったろうか、、、年賀状を出したらば、その返信が訃報となって還ってきた。
大粒の涙が頬を伝わった。
残念で仕方がない・・・というよりも、何故その訃報が余りにも遅れて自分のところに来てしまったかが、とても辛かった。
実家がとても遠くて一筋縄では行けないところであるが・・・
いつか、訪問して、あの時のお礼とともにお焼香をして、かの時のお礼を伝えしたいと思っている。
思い出のあの人だけではなくて・・・あまりにもその存在が大きすぎて、これからも心の中からなくなることはないであろうね。