「VitaminX」（PS2） ～草薙一～ プレイ感想

今春（2008年3月27日）に「VitaminX Evolution」（DS）が発売されたというのに、
約1年前（2007年3月29日）に発売された「VitaminX」（PS2）のプレイを始めました（笑）。

積みゲーが入ってるBOXを漁っていた所、
前から気になっていたこのゲームをプレイすることに決めて電源オン。

・・・OPが格好良いっΣ（￣□￣）！！

小野大輔さんと鈴木達央さん、歌が抜群にお上手です！
早速、CDを買うことにしました（笑）。
ついでに、「VitaminX Evolution」（DS）の新曲も買うことにしました。
・・・ハマると即踊らされる私です。
えへへ・・・。orz

誰から攻略しようかな～と、プロローグを進めながら各キャラをチェック。

ブルジョアな生徒が集まる聖帝学園の中でも、
抜きん出て超格好良いけど落ちこぼれの6人。
通称、B6。
この高校に赴任したばかりの主人公は、
彼等の面倒を見ることになった・・・と。

B6の中で、翼と一がツートップっぽい？
OPも歌ってるしね！

翼は秘書の永田さんを引き連れ、
エラそうな雰囲気が『フルキス』の一哉っぽい。
ってことは、本命の王道か？
・・・ということで、翼はラストにプレイすることに。

女装の悟郎ちゃんも可愛いから気になるのですが、
とりあえずトップバッターは一に決定！

ゲームの雰囲気を掴む為にもB6の中でも、
まだまともそうな一からお手並み拝見といきます！

・・・。

・・・・・・。

・・・全然まともじゃないよっ！一～っ！！

なんか、ことあるごとにすぐキレる子だった・・・(ToT)。

その原因は学園中が知ってるけど、誰もが口を閉ざしているという状態。
主人公は、この春赴任したばかりだから何も事情は知らされていない。
周りの人達に聞こうとすると、いつもタイミング良く（笑）一が聞いていて、
すぐにキレだして心を閉ざしてしまうし・・・。

金八先生の大変さがこのゲームをやっていて、初めて分かりました（笑）。

生徒の心を開く為には、先生が体当たりしなければならないんだね・・・。orz
実際、主人公は一に何度脅かされても、頑張って諦めなかった(/_;)！
足が竦んだ時も何回もあったのに・・・。
こういう芯の強い主人公を、乙女ゲーのプレイヤー達は望んでいると思います！
主人公をある程度尊敬できないと、プレイヤーは匙を投げると思う・・・。


夏休みまでは散々です。
夏休みの補習も、一は全く参加してくれません。

しかし、主人公が一の家を訪れたことをきっかけに、変化が起こり始めます。

二学期が始まると、一が少しずつ主人公に打ち解けてくれるようになります！

なんかプレイしてて、少し感動したよ～(T_T)。
これって、一種のツンデレ現象（笑）？
全く相手にしてくれなかった一が、
普通に会話を交わしてくれるようになった喜び・・・。

冷たい態度の時は、ひたすらアクションはツッコミばかりしていたけど、
打ち解けてくれるようになったら、ついついスルーばかりする自分がいたよ・・・。

たまに出る選択肢も恋愛値が上がる選択をすると、
「・・・熱い」
と呟く一（小野さん）の台詞に何度昇天しかけたことか・・・。

ようやく心を開きかけた一ですが、
「事件」のことに触れようとするとまた心を閉ざしてしまいます。

・・・思春期って難しいよ～(ToT)。

再度、一の家に行った主人公を怒りに任せ乱暴しようとします。

しかし、ここでも主人公は偉かった～。
それでも自分は諦めないと一に宣言します。

そんな主人公の本気を受け止めた一は泣き崩れます。
・・・と言っても、主人公に抱き付く形で嗚咽や涙は見せませんでしたが。
さすが、男の子です（笑）。

この一件で、一は主人公を信用してくれるようになります。

何気に、このゲームはイベントが満載なのに驚きました。

10月の文化祭に始まり、12月は舞踏祭。
あれ？冬休みイベントはなかったな（笑）。
そして、2月のバレンタイン。
一ルートではイベントとは別に、手作りお菓子を食べて貰うという少女漫画な展開も。

これぞ乙女ゲーヽ(^o^)丿！万歳！

恋愛値と偏差値の数値で、各エンディングが決まります。


～PERFECT STORY～

・・・ENDって名前じゃないのね。

名前が示す様に恋愛値と偏差値、どちらも高い場合はこのエンドです。

最初は徹底的にプレイするので、どうせだったら完璧を狙え！と思い、
初エンドはこれになりました。

・・・良いね～。

流石、パーフェクトと名付けただけはあります！

大学は合格し（そんな馬鹿な（笑）！）、
一連の濡れ衣だった事件の汚名も返上し、
主人公に告白してくれます(>_<)！

主人公も想いを告白すると、
抱き上げてキスしてくれます！！（≧∇≦）ノ彡☆バンバン
・・・校庭でだけど。

これぞ、乙女ゲーの醍醐味っ！

かつて親友だと思っていた、
同じサッカー部の岡崎によって嵌められた一は、
部を追い出されてしまいました。
裏切られた一は誰も信じることが出来ずに、
街を彷徨う様になってしまった・・・。

最後の最後まで明かされなかった、一の闇の真相です。
本当に、2月迄明かされません（笑）。

一は18歳。
主人公は25歳。
・・・7歳の年齢差ですか。
同じ女の視点として、辛いな～(-.-)。
せめて、5歳差の設定は出来なかったんですかね～。
大卒の新任で、3年担当という設定は無理があるのかな～。

最後は、二人でお花見をして終わります。
一のスチルが出てきました。
正真正銘の最高エンドなんでしょうね。

・・・設定でアクセサリー表示をオンにすると、
偏差値が上がった時に一のハチマキ姿と眼鏡姿が見られます。
・・・が、この眼鏡はビン底眼鏡なので、一の表情は分からないし、
良い雰囲気を見事にぶち壊してくれるので、
一瞬確認だけしてすぐに設定をオフにしました・・・。


～DREAM STORY～

「PERFECT STORY」のデータを引き継げるということを知らず、
最初から始め、このエンドを迎えました。

このエンドを見た後、何かおかしいな～ということに気付き、
（キャラクター選択画面でクリアした各チャプターが表示されるのですが、
見た筈の「PERFECT STORY」が表示されていない）
再度、「PERFECT STORY」のクリアデータをロードし、
「DREAM STORY」を迎ました。

・・・ふふっ。
一ルートを何周したんだろう・・・。
・・・覚えてないくらい、最初から始めたり、
「DREAM STORY」のクリアデータのみがあるデータをロードして始めたり・・・。

もう一ルートは、満腹状態です・・・orz。

このエンドは偏差値は低く、ひたすら恋愛値を上げると辿り着けます。
私、恋愛値999MAX状態でした・・・。

大学は落ちます（笑）。現実的です。
フリーターかっ！？と思ったところにプロサッカーへの誘いが。
学園を出て行った岡崎が、サッカー協会に推薦状を出したとのこと。

・・・この辺りプレイしていて疑問だったのですが、
後輩の坂下は別の高校へ転入して行ったとしても、
卒業を目前に控えた3年の岡崎が学園を出て行くという設定は如何なもので？
生徒会長なんだから、大学とか決まっていたよね？
卒業しないで、退学したの？
・・・岡崎の説明が、ちょっと消化不良でした。


将来が開けた一は、プロテストに向けて頑張ります。

主人公とも恋人同士になります。
将来的には、こっちのエンドの方が結婚が近い？と思った（笑）。

「PERFECT STORY」は、一が大学行ってる4年間は結婚はあり得ないし。
主人公、長い春だね・・・。

恋愛値が高いと一のアクセサリーは、
チョーカーと鼻に絆創膏が付きます。

こちらは偏差値が高い時より変じゃないので（笑）、
表示をオンにして進めてました～。


～NORMAL STORY～

このエンドは、偏差値と恋愛値が低い状態で迎えられます。

一との恋愛はありません。
先生と生徒としてのエンディングです。
最後に見ると物足りないです。

・・・まあ、正直何周もしていて、あとは野となれ山となれ状態だったので、
エンディングを見る為の作業としてサクサクっと進めました。

同じキャラで2週目を始めると既読スキップをしていても、
アクションポイントで止まってくれるから便利です。
それを知らず2週目を開始した時、スキップをしなかったから大変でした・・・。

一で懲りたから、次のキャラからは効率良く進められそうです。

NORMAL STORYは、一と何もない代わりに、
担当の鳳先生との突然の恋愛エンドが待っています（笑）。

えっ！！
鳳先生、いつから主人公のことが好きだったのΣ（￣□￣）！？

・・・と思うくらい、ストーリー中にそんな素振りは一切ありません（笑）。
まあ、それを補うものとして、
「VitaminX Evolution」（DS）が発売されたんでしょうね。
DS版では、各先生達との恋愛イベントがあるみたいですから。

鳳先生の声が井上和彦さんなので、聞いていて心地良いです。


次は、可愛い悟郎ちゃんを狙います！
声が岸尾大輔さんなので、また別の楽しみがあります（笑）。
本当にこの方は芸達者です。orz（敬服）
『金色のコルダ』の柚木梓馬と、
『フルキス』の山本先生の声が同一人物とは未だに思えない・・・。
1話から個人をじっくりプレイするので、
次の更新はまた時間が掛かりそうですm(__)m。

更新した際には、よろしければ見てやって下さいm(__)m。