ブログ再開後のタイトルは、すべて「!」マーク付きですが、印象に残った出来事で日誌を綴っているので、どうしてもそうなります。
でも、本当にこれには驚いた。昨春、イ・セドル九段(韓国)が対戦し1勝4敗だったアルファGoが、さらに進化して、並みいる世界のトッププロたちに60連勝したというのですから、ビックリポン!(ちと古いか)
しかも、今回は中国の囲碁対局サイトでの早碁ですから、前回のような背後に巨 . . . 本文を読む
あれよと言う間に、コンピューターが3連勝してしまいました。二日連続で対局し中一日で再び対局という、気持ちを立て直す暇を与えない日程は、「心ある」ニンゲン棋士にとってキビシイ条件ではなかったかと思います。対するコンピューターは、その3連勝した対局すら次への肥やしになっており、元より疲れを知らないだけでなく、勝利に浮かれることもありません。
あ~、このままニンゲンの5連敗で終わってしまうのかなぁ~、 . . . 本文を読む
先日の初夏を思わせる陽気のせいか、インフルエンザが一気に減りましたね。それでもまだ心配して受診する方は来ますが、仕方なく検査するものの陰性のオンパレード。これからはかなり疑わしい場合だけにしようと思います。
・・・といった記事にするつもりが、昨日の午後(診療が休みということもあり)ネットで観戦した『コンピューター対最強囲碁棋士の五番勝負』第一局に唖然、震撼、驚愕、ビックリポン。まあいろいろ表現は . . . 本文を読む
井山六冠(棋聖・名人・本因坊・天元・碁聖・王座)が、残る一冠の十段獲得に向けての最後のハードルだった挑戦者決定戦に勝利し、いよいよ七冠達成が現実のものとなってきました。今の勢いは誰にも止められそうにありません。もしかすると、ストレートで奪取してしまうかも。。。
指導碁を受けているプロ棋士K八段いわく、「井山さんは、日本歴代最強ではないかと思います」とのこと。これは、コミ無し時間無制限時代を除いた . . . 本文を読む
「カドに打って取り掛けに出るのは、相当に怖いです」
昨夜、毎月恒例の指導碁会で、私の対局の講評をしてくれたKプロの言葉です。重みがありました。
「こう打つ手がモノの本には書いてありますが、実際には、まわりの厚みにさらに2、3手(石)補強がなされ、出来れば外側にも待ち受ける石がもうひとつくらいほしい感じ」
黒の模様(私が勝手に自陣と思い込んでいるエリア)に打ち込んできた白石(プロの着手)を、敢 . . . 本文を読む
囲碁「電王戦」の初日、プロ棋士対コンピューターソフト「ZEN」との九路盤対決で、プロ棋士が四連勝しました。平田智也三段、張豊猷八段が、それぞれ二連勝(白番と黒番を1局ずつ打ったんでしょうね)。接戦もあったようですが全て勝利を収めましたから、何はともあれホッとしました。
その対局の写真が三村九段のブログに掲載してありました。プロ棋士は和服姿。囲碁では珍しいですね。しかも相手は囲碁ソフト。対峙してい . . . 本文を読む
昨日の十段戦挑戦者決定戦で、高尾紳路九段が井山六冠を破り挑戦権を手にしました。井山六冠の七冠への道は遠のきました。。。ちょっと残念な気もしますが、それを阻止した高尾九段の頑張りに拍手を送りたい気もします。
一昨年の本因坊奪取後の碁聖戦第3戦で長岡に来られたとき、井山新本因坊とツーショットを撮らせて頂きましたが、私が常人よりもデカいのもありますが、井山さんの小柄で細い体躯に、過酷なタイトル戦を勝ち . . . 本文を読む
昨日届いた「年賀欠礼」、長野のTさんの奥さまからでした。9月にTさんが亡くなられたとのこと。。。
あ~、悲しいなぁ。
Tさんには、軽井沢時代からの「囲碁サマーカーニバル」でずっとお世話になっていました。もう四半世紀以上になるかも知れません。最近はすっかりご無沙汰しているのですが、それでも、たまに出席すると大いに歓迎してくれて、夜のオフタイムにはスタッフの皆さんとの大宴会(ただの部屋飲みですが) . . . 本文を読む
テレビ囲碁アジア選手権戦で、井山裕太九段(五冠)が初優勝を遂げました。おめでとうございます!
昨年の碁聖戦挑戦手合第3局が長岡市で行われた際、前夜祭に参加してツーショットを撮って頂いたことが、昨日の出来事のように思い出されます。
小柄な(私が人並み外れて大柄なだけですが)井山九段の、華奢な体のどこにあのエネルギーが秘められているのか、不思議なくらいにごくフツーの青年でした。
人間、勝手なもの . . . 本文を読む
子どもの日にNHK教育テレビで放送された、第38回小学生将棋名人戦決勝大会を録画しておいたのですが、ずっと忘れていて、今頃になって気がついて観戦しました。
いやぁ~、驚きました。大熱戦!・・・というよりも、放映された準決勝戦2局と決勝戦の計3局が、すべて大逆転勝利によるものだったんですね。久方ぶりにテレビの前で手に汗を握りました。
下手の横好き程度の棋力ですので、以下の記載はすべて森内俊之名人 . . . 本文を読む
毎年恒例の日本棋院囲碁ワールド誌での「認定100問」に、今年も応募しました。
その成績発表号が昨日届きました。
結果は、89点。去年が83点だったので、まぁ多少の進歩はあったかな。。。
相変わらず、ヨセの問題が苦手。苦手というより、はっきりヘタ。ヨセは計算だ、といわれますから、計算がヘタということです。今後の課題です。いや、前から課題だったので、今後も課題です。
それと、死活。まんまと出題 . . . 本文を読む
天才棋士、井山裕太九段がついに6冠王になりました。最高棋戦「棋聖」のタイトルを奪取したのです。弱冠23歳。快挙です。
また、今回の棋聖獲得で、グランドスラム(棋聖・名人・本因坊・天元・王座・碁聖・十段)も達成しました。史上3人目。これまた快挙です。
先日のNHK杯で、井山5冠(当時)が河野臨九段から上げた勝利にも、横綱白鵬が土俵際で腰を落として寄り切るときのような重厚感がありました。勝つべくし . . . 本文を読む
年末に長岡のS先生が亡くなられたと、昨日知りました。この1~2年、闘病生活を送られていることは存じておりましたが、まさか年末に・・・。
カテゴリーでもお分かりのように、S先生とは囲碁の繋がりでした。もう四半世紀を超えるお付き合いかと思います。温厚な先生で、本業の産婦人科でも長く頑張って来られましたが、それ以上に、囲碁の普及に精力的に取り組まれ、長岡支部長にも就いてご尽力されました。
科が違うの . . . 本文を読む
7月19日に本因坊を奪取したばかりの井山裕太九段(天元・十段も併せ持つ)。
その後も忙しさは持続して、21日には再び山下敬吾名人(本因坊を奪われた)との阿含宗桐山杯の対局があり(また○)、22日には長岡入りして碁聖戦第3局(目下2連勝中)の前夜祭、そして今日23日は本対局・・・超人的なスケジュールをこなしているんですね。
その前夜祭に、私も参加してまいりました。
長岡での碁聖戦は、もう6年連続 . . . 本文を読む
激闘の七番勝負でした。
最終戦を制したのは、挑戦者井山裕太天元・十段。これで3冠を獲得しました。
まずはおめでとうを。コングラチュレーション!!
棋譜のないところで感想を述べるのはムズカシイのですが、山下本因坊の封じ手の一間トビに掛けたところから始まった2日目朝からの激闘は、大変に見応えがありました。
いつもはネット「幽玄の間」での観戦だったのですが、昨日は「にこにこ動画」で依田紀元九段の解説 . . . 本文を読む