以前、まだ活発にブログの記事を書いていた頃、『怖いもの3大スポーツ』を挙げて、どれが一番かを考察したことがありました。
その3つとは、
1:スカイダイビング
2:バンジージャンプ
3:ラージヒルジャンプ(ノルディックスキー)
です。
スカイダイビングは運を天に任せるしかありません。途中で気を失っても自動的にパラシュートが開いてくれる・・・はず。でも、そこへの信頼が、疑り深い私には欠けています。飛行機は未だに(こんどこそホントに墜落の当事者になってしまうかも)と思って搭乗しています。
バンジージャンプも飛び降りたら最後、自分ではどうにもなりませんね。ただ、何度もビヨ〜ンビヨ〜ンと振り下ろされるのが恐ろしい。ゴムが切れたりしなければ、気を失っても最後は助かるんだろうとは思うのですが。。。
スキーのジャンプは、そもそも空中姿勢をちゃんととれるハズがない。いや、滑走路(というのかな?)を滑り降りるところからして不可能です。ミニチュアのジャンプ台で生卵が割れないという実験をやっていたのを観た記憶があります。でも、私の身体は卵の殻よりはデコボコしてますから、あちこち多発骨折してしまうのは避けられないでしょうね。
ということで、どれをとっても肝っ玉の小さい私にはムリなスポーツです・・・という結論だったような。。。
先日、テレビでとんでもないものを観てしまいました。
スカイダイビングの進化形とでもいうのでしょうか、私には無謀形のほうがピンときますが、ムササビのようなジャケットを着て、落下しながらも横方向への移動を巧みにコントロールするというもの。
ダイブ中の本人のヘルメット(だと思うんですが)に小型カメラを設置して、視聴者に疑似体験をしてもらおうという企画でした。とんでもないスピードで落下しつつ、ムササビのように脇の下と両脚の間の羽・・・というよりヒレみたいなもので方向をコントロールするんですね。
そして、目を疑ったのが、山の岩肌に開いた洞穴をすり抜けるシーンでした。ものすごいスピードですから、それこそ一瞬です。グングン岩山が近づいてきて、アッと言う間に「ヒュン!」と通り抜けてしまいました。いったいどれくらいの速さなのか。
私が普段見ている中で速いものといえば、駅構内を通過する新幹線ですね。時速200km以上なんでしょう。
でも、画面の「ヒュン!」は、そんなもんじゃなかったような。。。感覚的には、新幹線が高速ですれ違うときの「ガ〜〜ガ〜〜ヒュン!」の、最後の「ヒュン!」の速さですね。うまく伝わっているでしょうか?(^^ゞ
いやはや、上には上があるもんですなぁ〜。もはや「どっちが怖い」などと比較する対象ではありません。
やっぱり、私の「怖さ体験」は、せいぜいスカイツリーの足下が見えるガラスの床レベルが似合っています。絶対大丈夫と分かっていながらも、ちょっと背筋がゾクっとする(正しくは股間が縮み上がる)。あれくらいがちょうどイイ。