先ほど予防接種に来た女の子があんまり可愛かったもので、今日は特別3連発です。
お母さんとお姉ちゃんと一緒に診察室に入ってきた女の子、やけにハイテンションでにこにこしています。自分から腕まくりして、すぐにでも打ってちょうだいという構え。
「どうしたの、なにかいいことあるのかな?」
お母さんがとなりでにこにこ笑っています。
「あ、さては、どこかへよってくのかな?」
女の子、元気な声で、
「 . . . 本文を読む
今朝の新聞をめくっていたら、とある看護学院の記事に目がとまりました。
今では「看護婦」を「看護師」と呼び名を替えていますが、ナースキャップをつけないところが増えたのはそれより先だったように思います。もうほとんどの医療機関で廃止しているのではないでしょうか。
その結果、看護学生が初めての実習に出るにあたり執り行う、ナイチンゲールに誓詞を唱える「戴帽式(たいぼうしき)」にも変化が生じて、「献燈式( . . . 本文を読む
今朝のNHKBS1の海外ニュースを見るともなく聞いていたら、何かの犯罪事件の逃走犯人の特徴について目撃者が証言しているのを通訳していたのですが、ちょっと面白かったもので紹介します。
「はっきりとはしないのですが、(犯人の)男は、身長172センチから・・・」
聞いていて、はっきりしない割に「2センチ」まで細かく言えるというのはスゴイな~、と思ってしまいました。このあと続けて、「175センチ」あた . . . 本文を読む
長野県須坂市の動物園で人気だったアカカンガルーの「ハッチ」が、老衰のため亡くなったというニュースを見ました。享年(というのかな?)9歳だそうです。
カンガルーにいろんな種類があるらしいとは聞いてましたが、実際どのように違うのか、興味が涌いたので検索してみました。
アカカンガルーは、体長1.3~1.6メートルほどの、比較的大柄なカンガルーのようです。私のイメージとしては、カンガルーってもっと大き . . . 本文を読む
子どもの頃、「龍」の字を「リュウ」としか読めず、従って、坂本龍馬は「さかもとリュウま」と読んでいましたし、呼んでいました。それをオカシイと思う友だちもおらず、訂正されないままずっと「リュウ」で通していた気がします。
それがいつの間にやら、「リョウ」が正しい読み方であることを知り、知らず知らずのうちに自分の読みも直っていました。
ところが、最近になって、別の「誤解」を発見してしまいました。
そ . . . 本文を読む
新幹線の改札からエスカレーター、さらにはホーム、あげくには車内デッキにいたるまで、ともかく携帯から目も耳も、指も離れない人が多いのには驚きます。何をそんなに多忙を装うのでしょうか・・・多忙だからではないのでしょうけど。
「危険ですから、デッキの上を歩かないでください」
これも最近自動アナウンスで繰り返し流されている注意ですが、まあ、スタスタと通り過ぎる人のなんと多いことよ。
駅ネタでいうなら . . . 本文を読む
作家の倉本聰さんが、毎日新聞のコラムに書いていた言葉に、今朝はいたく心動かされました。
倉本さんは、74年に、NHK大河ドラマ「勝海舟」の脚本を手がけていたのを、NHKとケンカして降板。それがきっかけで北海道での生活を始めました。最初は札幌暮らし、それが3年続いたのち北海道に定住することを決め、「四季が激しいところ、それから自然林があり、沢があるところ。1年半ぐらい道内を歩き回った」そうです。で . . . 本文を読む
昨晩、マルコが天国へ行きました。地上でのいのちは、15年と4ヵ月でした。
永年住み慣れた「ハウス」の中で、いつもと同じ寝姿で、安らかに旅立って行きました。
前夜、入浴させたときに気持ちよさそうにしていた顔のままの、穏やかな死でした。
入浴後に、それまでハウスに敷いていたタオルケットを処分し、別の古毛布を畳み、そこへ横にならせたのですが、気持ちよさそうに目を閉じたマルコが印象的でした。
「もうこ . . . 本文を読む
もし、これが歌のタイトルだとしたら、なにを思い浮かべるでしょうか?
移民船の出港する波止場の風景なら、
「ほたるのひかり」
でしょうね(・・・ちょっと古すぎてイメージできない?)。
ところが、一転、ネオンボールが天井で回るナイトクラブ・・・までいかずとも、スナックのカラオケならどうでしょう?
「おたるのひとよ」
を思い浮かべるのがフツーな気がします。カラオケで「ほたるのひかり」を歌う人 . . . 本文を読む
先ほど季節型インフルの予防接種に来た男の子。4歳くらいだったかな~。こちらが、「おっ、イイコだね~」とか「エライ!」とか「強いね~」とか、いろいろヨイショするとその気になる年齢です。
注射で泣かなかったものですから、こちらのヨイショが功を奏したのでしょうね。向こうもすっかりその気になった状態とご理解ください。
診察の丸イスから元気よく飛び降りると、こちらに向かって、
「おカネ、たまった!」
. . . 本文を読む
こういうカタカナのタイトルは読み手の意欲を削ぐのか、閲覧数が上がらない傾向にあるようです。いったい何をいいたいのか分からない。つい開くのが面倒。やっぱりヤメタ。。。という反応でしょうか。
「ドット・コム」は「.com」のことで、インターネットを駆使してられる方ならお馴染みのアドレス拡張子(ドメイン名)ですね。「アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)」とか、「価格.com」あたりは有名です . . . 本文を読む
< 鼻が長いのはゾウ、首が長いのはキリン、では目が長い動物は? >
「Yahoo!きっずクイズ」でみた問題です。出題者は10歳の子。
正解は、「ひつじ」。・・・でも、なんでだろ?
私はしばし悩んでしまいました。で、ようやく意味が判明。「め~~~」という、ひつじの鳴き声だったですね。
が、また考えてしまいました。「め~~~」と鳴くのはヤギじゃなかったか?
岩室温泉病院に近い田んぼの中にある . . . 本文を読む
苗字だけでも、「ああ、あの人だ」と分かる。森繁さんは、そんな人のひとりだと思います。昨日お亡くなりになりました。享年96歳。天寿を全うされたとはいえ、やはり死去は悲しいです。
森繁さんの功績を、各紙が紙面を割いて称えていました。なにせ、文化勲章も受章された方ですから。
私が森繁さんを知る(もちろん芸の上で)のは、病弱だった幼少の頃、まだテレビは一家に一台、お茶の間にしかない時代でしたので、床の . . . 本文を読む
「!」マークをつけるほどのことでもないのですが、ようやく当院でも受付を開始する運びとなりました。
県知事がほのめかした「11月前倒し」(1歳から就学前と、小学3年生まで。ただし時期は微妙にずれているんですが・・・)は、今のところ具体化されていないので、当初の予定通り、基礎疾患のない小児のスケジュールどおりに組むことにしました。
12月3日(木)を開始日に、木曜日が主な接種日になります。ワクチン . . . 本文を読む
今朝の読売新聞「編集手帳」冒頭の一節を引用します。
< 故・竹下登元首相は「こういう状況だから私は」と言うとき、「こういう状況だから竹下は」と、第三者のように自分の名前を使って話すのを好んだという◆政治学者でコロンビア大学教授のジェラルド・カーティスさんが著書「政治と秋刀魚」(日経BP社)で回想している。教授によればそういう話し方をする人は総じて、自分の置かれた立場を離れて状況を客観的に分析する . . . 本文を読む