大震災後、どうも思うように書けなくなってしまいました。・・・いえ、実際は書いているのですが、「投稿」のボタンを押す前に、急に気の抜けたビールのような虚無感におそわれ、「つまらないな」とボツにしてしまうんですね。どこか、心底動かされて書いているという実感がなく、「とりあえず」的に書いたものの、中身の薄さに気持が萎えてしまい全部消してしまっているのです。
そろそろこのあたりで、と気持も新たに再開しよ . . . 本文を読む
長いこと趣味で合唱をやっておりますが、その流れで声楽にも興味をもつようになり、有名テノール歌手によるアリアの聴き比べを楽しんだ時期があります。今は亡きパバロッティと、ドミンゴ、カレーラスの「三大テノール」は言うに及ばず、ボッチェリの野太い「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」(これはクラシックではありませんが)、ヴンダーリヒの端正なシューマン歌曲、さらにはイル・ディーヴォのクリスマス・オラトリオに至るま . . . 本文を読む
このたびの東日本大震災は、西暦869年の貞観地震の再来と言われているそうです。私のつたない日本史の知識からは、794年の平安遷都(「鳴くよ鶯平安京」で憶えた)の75年後の出来事としか分かりませんが、発生場所が今回と同じく東北地方の三陸沖、太平洋プレートが北米プレートの下に潜り込む場所と推定されているようです。
それから1,142年経って、今回の地震です。この規模は千年に一度とのことですが、たまた . . . 本文を読む
気がつけば一週間が過ぎ去り、ブログを楽しみにされておられる方々には気を揉まれたことでしょう。私自身は健康そのものなのですが、世情が気の滅入ることばかりで、なんとなく手が止まっておりました。
この一週間ですっかり暖かくなり、越後平野にも本物の春が訪れました。我が家の小さな梅の木にも白い花がたくさんほころび、鶯の到来を待つのみです。残念ながらまだ鳴き声は聞かれません。
セーターはもちろん、トレーナ . . . 本文を読む
DVDレンタルで映画を観るのを楽しみにしていますが、予想とは違ってまったくつまらない作品に当たってしまうこともあります。
脚本がダメなのか、演技がヘタなのか、私にセンスがないだけなのか、ぜんぶ的を射ているかも知れませんが、ともかく、面白くないのです。で、時間の無駄なので途中で止めてしまいました。
読書に切り替えて、布団の中で藤沢周平を読み出しました。今読んでいる・・・読み終えたので「いた」が正 . . . 本文を読む
例によって、朝のバタバタした時間に垣間見た番組の話です。
NHK朝の連ドラ「てっぱん」も、予定より一週間遅れて本日大団円を迎えました。冒頭のテーマソングが流れません。おかしいなと思っていたら、番組の最後にこれまでの主な出演者の踊り(体操?)のバックにたっぷりと聴くことができました。このトランペットの音楽、明るい「D-dur」(ニ長調)でしたね。ま、最後はこのくらい明るくてもいいんじゃないかと思い . . . 本文を読む