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じゃがブログ ~さいとう小児科~

じゃが院長のつれづれ日誌をメインに、趣味(合唱・囲碁・絵)や道楽(温泉・ラーメン・酒)にまつわるエッセーを掲載。

「マスク」&「マスク2」

2006年04月11日 | ◎映画のこころ
ジム・キャリーのコメディーものは、気分が晴れないときのカンフル剤のようで、観るとスカッとしますね。中でも、この「マスク」シリーズの第一作では、画面狭しと大暴れしてくれました。 この手の映画にストーリー展開の「きめ細かさ」なんてのを要求してはいけません。ただただ腹の底から笑ってオシマイ。CG満載で、荒唐無稽な中にもリアル感が結構あります。悪役ボスキャラもなかなか見事。ネタは明かしませんが、神話っぽ . . . 本文を読む
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「スターリングラード」と「コンスタンティン」

2006年02月06日 | ◎映画のこころ
映画のタイトルが、やたらにカタカナを用いられるようになってから、内容の予測がつかなくなったような気がします。 この2本の映画、先入観なしで耳にすれば、私はどちらも都市の名前と思ってしまいます。「スターリングラード」は、今は「サンクトペテルブルク」、ちょっと前までは「レニングラード」と呼ばれていたロシア第二の都市です。「コンスタンティン」のほうは、「コンスタンチノープル」、庄野真代の「飛んでイスタ . . . 本文を読む
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「蛍の宿」

2006年01月11日 | ◎映画のこころ
「蛍の光」と「埴生の宿」が合体したようなタイトルですが、これはかつて盆と正月に放映された向田邦子作品のひとつです。 久世光彦プロデューサーが、飛行機事故で不慮の死を遂げた作家、故向田邦子の数多い作品を題材に、毎年のように記念番組を放映していました。私は大のファンでした。。。といいつつ、今回このドラマを観たときは、放映時の記憶がほとんど甦ってきませんでしたから、きっと後々になってからファンになった . . . 本文を読む
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「蝉しぐれ」再び

2006年01月05日 | ◎映画のこころ
これは映画のほうではなく、NHKドラマの再放送の話です。 これまでも何度か再放送されていますが、今回はハイヴィジョン放送です。地上波のときの横に伸ばされた(デブに見える)映像とは違い、スッキリとしたスタイルの文四郎とお福でした。なにより映像がクッキリとして美しい。なんだか初めて観ているような新鮮さがありました。 昨日・今日・明日の3日間、夜11時半から1時まで。ちょっと眠い時間帯ですが、早い時 . . . 本文を読む
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「SAYURI」=「チャン・ツィイー」

2005年12月09日 | ◎映画のこころ
「初恋のきた道」で、中国の大竹しのぶのような表情を見せて私を魅了した、あのチャン・ツィイーの最新作が「SAYURI」。設定は日本の花街。時代は昭和初期・・・だったかな? なんで日本の花街にチャン・ツィイーなんだ?と思われるでしょうが、なんと、全編イングリッシュなんですな~、これが。 置屋の女将の役は桃井かおり。彼女も含め、登場人物が皆英語で演技をしています。台詞回しは大丈夫なのかしら?・・・そし . . . 本文を読む
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美術館の隣の動物園

2005年10月14日 | ◎映画のこころ
韓国映画です。いかにも私の好きそうなシュールなタイトルです。(^o^) 美人女優シム・ウナと、ふつーの俳優(に見えた)イ・ソンジェの共演。 自堕落な(単に清潔感を欠く、という意味ですが、)アパート生活を送っているシム・ウナのところへ、兵役の休暇がとれたので彼女の前にそこへ住んでいた恋人を訪ねて来たイ・ソンジェ。 普通なら、そこに暮らしている女性が自分の恋人でなければ、「こりゃまた失礼しました」 . . . 本文を読む
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初恋のきた道

2005年10月03日 | ◎映画のこころ
中国映画もたまには観ます。香港映画(ジャッキーチェンなど)のような「娯楽性」はありませんが、あんまり浮かれたストーリーよりも、しっとりした情感溢れる映像美に惹かれる歳になったせいか、こういう片田舎を撮った映画は好きなんです。 ベルリン国際映画祭で「銀熊賞」を受賞した作品です。主人公の少女を演じたチャン・ツィイーのデビュー作なんですが、私は彼女の映画をこれしか観たことがありませんので、とても新鮮に . . . 本文を読む
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「しあわせ」

2005年08月23日 | ◎映画のこころ
まあ、こういうタイトルがよく今までつけられずに来たものだと感心してしまいます。だって、1998年の作品なんですよ。余りに「ありふれた」タイトルではありませんか、ねぇ?(^^;) それにしても、原題の「偶然と必然」(フランス語ですが)を、どう訳して「しあわせ」なんてタイトルに化けさせるんでしょう。。。そのセンスにも妙に感心してしまいます。 これは、クロード・ルルーシュ監督の作品。この人、「男と女 . . . 本文を読む
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「クリクリのいた夏」

2005年07月25日 | ◎映画のこころ
レンタルを申し込むとき、同じ「夏」なので、「菊次郎の夏」とどっちにしようか迷って、こっちにした、という経緯のある映画です。フランスものの味のある作品。 観終わっての感想。とっても良い映画です。 第一次大戦後の、フランスの田舎が舞台。池の端に住む男の話。行く当てもなくたどり着いた戦争帰還兵が、そこに住んでいた老人の臨終に立ち会い、「よかったらここに住め。いいところだ」と言われ、それから12年、住 . . . 本文を読む
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スパイダーマン2、はまる

2005年07月25日 | ◎映画のこころ
週末に、「スパイダーマン2」を観ました。面白かったですね。 あれは、やっぱり「1」を観ないとダメ。亡くなったおじさんのエピソードは、ピーター(スパイダーマン)にとって、平凡な大学生(優秀なので平凡とはいえないか・・)で恋人と結ばれるか、正義のヒーローとして世のため人のために活躍し続けていくか、そこらへんの葛藤について、かなり大きな伏線になってますから、そのときのシーンは必見なわけです。 悪者代 . . . 本文を読む
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スパイダーマン、いいね

2005年07月23日 | ◎映画のこころ
このところ、仕事以外の(となれば趣味・遊びの)用事で時間がとれず、映画鑑賞(DVD)のほうはさっぱりご無沙汰していました。 久しぶりに観たのが「スパイダーマン」。 私の方針で、シリーズ物は必ず順番通りに観ることにしています。それで、まずは第一作のほうから借りました。 感想。面白かった。(^o^) 驚異的な粘りを見せたかと思うと、取れるときはあっさり取れるあのネバネバ。ビヨ~~ンとビルからビルへ . . . 本文を読む
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「デイ・アフター・トゥモロー」

2005年06月10日 | ◎映画のこころ
これは昨晩観たDVD。原題も同じく「Day After Tomorrow」。「あさって」の話。(^o^) 自然パニックものSF映画なんですが、最後のほうは眠くてしかたがなかった。ちょっと筋書きに難あり。映像はSFXを駆使してなかなかの迫力だったんですけどね。ビルの壁面が瞬く間にペキペキと音をたてながら凍り付く。まさに瞬間冷凍されていくんですが、これ、どっかで見たことあるなぁと思ったら、冷凍食品の . . . 本文を読む
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「愛と哀しみの果て」CE

2005年06月10日 | ◎映画のこころ
先日観たDVD、CEは「コレクターズ・エディション」の略です。原題が「OUT OF AFRICA」なんですが、この邦題を考えついた(訳したとはとてもいえない)人は、たいした想像力です。 ネタバレは避けますが、ストーリーそのものよりも、アフリカの大自然の映像がとても美しく、それが一番の魅力となっている映画だと思います。一日の時間的経過の中で移ろいゆく地平と空の色。そして音。まるで映画の中にいるかの . . . 本文を読む
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アン・バンクロフト死去

2005年06月08日 | ◎映画のこころ
米女優、アン・バンクロフトが亡くなりました。享年73歳。 それ、だれ?・・・知らない人は知らない。当たり前ですが、私には、名作「奇蹟の人」のサリバン先生が印象的。 パティー・デューク演ずるヘレン・ケラーの家庭教師の役でした。井戸水に手を浸し、「WATER」を手のひらに書いて、それが「水」のことだとヘレンが知る(悟る)シーン。今思い返しても泣けます。 英語の教科書などでも採り上げられたりして、わ . . . 本文を読む
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「隠し剣 鬼の爪」

2005年05月07日 | ◎映画のこころ
映画館で見逃したので、DVD発売に合わせて予約を入れました。それがこの連休中に届いたので、さっそく観ました。 原作の藤沢周平は、私の高校の先輩ということになってますが、世代が違いすぎてそんな実感はまるでありません。それでも、彼の描く時代小説の舞台が、仮想「海坂藩」、現実の「庄内藩」にほぼ固定されており、背景には月山が映し出され、地元の方言(そのままではないです・・・そのままだと字幕が要る(^^; . . . 本文を読む
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