タイトルが長すぎるので圧縮しましたが、ジョニー・ディップ主演のディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の続編です。DVDで観ました。
前作を観たのが3年前だったので、どうもストーリーがうまく繋がりません。ジャック・スパロウ(ジョニー・ディップ)は印象的だったので覚えているのですが、あとの出演者の記憶が交錯して定まりません。もともと、外人さんの顔立ちの区別がつかない傾向があるのと、毎日新聞に . . . 本文を読む
題名を「フラダンサー」とせずに「フラガール」としたところに、ちょっとした味を感じます。なんだか「バスガール」風で、映画のタイトルとしてはあまり気をそそられなかったのですが、あちこちで評判が良かったもので借りて観ました。
福島県の「常磐ハワイアンセンター」開設にまつわる、地元フラダンサーたちのお話です。。。といってオシマイにしてしまえば、それだけのこと。私の場合、ほとんど登場する役者さんの下調べは . . . 本文を読む
テレビ版ですっかりイメージが出来上がってしまっている「蝉しぐれ」ですが、一度は映画版も鑑賞しておこうと思い、借りました。
テレビ版は、43分×7話=301分もあります。それを映画版では131分で仕上げてありました。・・・正しくは、仕上げた「つもり」になっていました。
原作の藤沢周平の小説は、文庫本でもかなり厚みがあり、読み応えがありました。細かな情景が、まるで目の前で繰り広げられてでもいるかの . . . 本文を読む
封切り前にテレビでこの映画の宣伝を観たことがあり、長門裕之と津川雅彦兄弟のインタビューがとても面白かったので、借りて観ることにしました。
津川雅彦は、今回は監督ということで、マキノ雅彦の芸名(?)を使用。「第一回監督作品」とタイトルに出ていましたから、これから何本も作るということなんでしょうね。
長門裕之は、登場人物の要、関西落語界の重鎮で大勢の弟子をもっている芸人気質の変な爺さん役でした。映 . . . 本文を読む
私の学生時代から(たぶん)続いているビッグコミック(オリジナルだったかな?)に連載されている「三丁目の夕日」の映画版です。DVDレンタルで観ました。
朝の連ドラ「芋たこなんきん」でも使われたCGによる古い街並みの再現、この映画でもうまく撮られていました。ちょっと「いかにも」という映像もありましたが、おおむね合格点でしょう。
誰が主人公だか曖昧ですが、鈴木オートの家族と、駄菓子屋の三文文士である . . . 本文を読む
今頃になって初めて観たというのも恥ずかしい話ですが、昨晩のテレビ映画劇場で「千と千尋の神隠し」をようやく観ました。
何年か前の合唱の定期演奏会で、映画のエンドロールに流れる「いつも何度でも」をアンコールで歌っているのに、肝心の映画はテレビのCM程度にしか知らなかったのです。
ちょっと長いな~とは思いましたが、一度はちゃんと観ようと心を決めて、少し大きめのコップに「〆張鶴」純米吟醸をなみなみと注 . . . 本文を読む
年明け最初に借りた映画がこれ、「おろしや国酔夢譚」です。1992年制作ですから15年前の作品ですが、全く記憶にありません。
大黒屋光太夫(緒方拳)という商人の船が難破して、千島列島のどこかの島へ漂着するのですが、流木を利用して船を造り、それに乗り込んでさらに北上し、カムチャツカ半島へたどり着くんです。そこに暮らすロシア人たちは、彼らの智恵と勇気に感嘆して、非常に好意的に迎え入れてくれました。
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こういう渋めの邦画も好きなんです。最後まで見終えてから、タイトルの「いつか読書する日」について、しばらく考えさせられました。幾通りにも解釈できて、なかなか味わい深いものがありました。
主人公は、50歳になる同級生の男女。早朝の牛乳配達とスーパーのレジ係をしながら独身を続ける女、田中裕子。市役所児童課に勤め、病身の妻の介護に明け暮れる男、岸部一徳。この二人が同級生ってのは、ちょっとムリがあるように . . . 本文を読む
ブログを休んでいた間に、いくつか映画を観ました。みんなDVDですが。
「SAYURI」は、「初恋の来た日」でファンになったチャン・ツィイー主演ということもあり、前から気になっていた映画でした。
観終えての最初の印象ですが、まず、全編英語でところどころ「~さん」と名前の後の敬称だけが日本語、という不思議な言葉遣いにはどうしても違和感を拭えませんでした。さらに、日本の伝統美が妙に東アジア全域に流れ . . . 本文を読む
すでに一週間前余り前に送られてきた「レモニー・スケットの世にも不幸せな物語」、ようやく時間がとれて観ることが出来ました。tomokoさんご推薦だったので、楽しみにしていたのです。
児童向けらしい(本当?)ので、最初から吹き替えで見始めました。・・・なにこれ?、アニメ映画なの??。ついそう思ってしまったのですが、ま、そういう「前振り」だっただけのこと。すぐに実写に移りました。ただ、実写なのに、なん . . . 本文を読む
ようやく第2作目を観ました。今度のカラーは「白」です。雪の白、別れた妻の肌の白。どうやら今回の色は、そのへんに意味がありそう。。。
性的不能が原因で妻との離婚訴訟に敗れ、スッカラカラになって国外脱出を図る夫。その手段が、自分に唯一残された財産である大きなトランクの中に隠れて(荷物扱いで)飛行機で密出国し母国ポーランドへ帰ろう、というもの。確か、荷物室は酸素供給や温度管理がおろそかだから、生き物は . . . 本文を読む
久しぶりに映画の話です。これは、最近ハマッているフランス映画。
「トリコロール」は、英語なら「スリーカラー」。つまり、「三色」ですね。
フランス国旗の三つの色が象徴する、「自由、業堂、博愛」をテーマに構成された三部作の一作目です。二十世紀を代表する作曲家の夫と子供を交通事故で失くした妻の、その後の物語。家族を失った絶望と、夫のの遺作(曲)をきっかけに立ち直る姿を描いたものですが、フランス映画を . . . 本文を読む
原題「SOMEWHERE IN TIME」(1980年)。スーパーマンのクリストファー・リーブ主演のラブストーリーです。
「寅さんの渥美清です」みたいで、本人も自分の芸域の全てがスーパーマンに凝縮されし過ぎて不自由だったんじゃないかと思います。もう彼を過去形でしか語れないのは、2004年10月10日に亡くなったからです。享年52歳。早すぎる死でした。
クリストファー・リーブがスーパーマンで華々 . . . 本文を読む
スタートは、偶然衛星放送で観た「Interview」でした。映画のようで、取材のドキュメントのようで、なんとも不思議な映像感覚に引き込まれて最後まで観てしまいました。
この辺のお話は以前にも書いたので省略しますが、このときのヒロイン、シム・ウナの清楚な魅力に心奪われた(大げさ)私は、次に、彼女の主演する「八月のクリスマス」を借りて観ました。これは最近の話。
相手役は、韓国では有名な俳優さんとい . . . 本文を読む
これは映画ではなく、合唱連盟の機関誌「ハーモニー」で見つけたものなんです。さて、どっちのカテで書こうかと、ちょっと迷ったのですが、文中に「合唱にも通じる映像芸術制作についての秘伝」とありましたので、やっぱり映画カテにしました。
◇被写体が動いている時には、ズームやパンなどのカメラ・ワークを使わない方が良い。これらの特殊技法は、ここ一番!というときにだけ用いること。ズームやパンの多用は、落ち着きの . . . 本文を読む