
「湖の駅」でいただいた山の幸・川の幸のバイキング。
と~ってもおいしかった!
秋の西米良は、たくさんの催しが繰り広げられています。
今週の夢たまごは、この西米良にお住まいの方が
日々写した村の写真展を開催いたします。
山のかなたの自然をギャラリーで味わってみませんか。
ご来場をお待ちしております。

「西米良花の詩(うた)」


那須由美子 写真個展
「西米良花の詩(うた)」




今年で71歳になりますが、このような舞台に立たせていただくなんて夢にも思っていませんでした。
私は西米良生まれの西米良育ち、昭和36年、西米良病院に就職しました。
子どもが大好きでしたが、病に苦しむ子どもたちの表情を見るのは辛いものがありました。
なんとかこの子たちを笑顔にしたい、そう思って泣きじゃくる子に
机の中のキャラメルを取り出してあげると、やっと笑ってくれました。
私だけにくれた最高の笑顔。この表情を写真に収めたい!それが私と写真との出会いでした。


村出身の写真家、小河孝浩さんが東京から西米良に帰ってこられました。
まもなく有志が揃って小河さんを迎えた西米良写真倶楽部が設立されました。
本格的に写真を学んだ事がなかった私はすぐに入会しました。
撮りはじめたばかりの花の撮影方法や、日常の何でもない風景を
写真的に見る習慣をつける事など、全てが新鮮でした。


花は色々なことを教えてくれます。数年前、母、姉、弟を次々に亡くし、
毎日ふさぎ込んでカメラを持てない日が続いていた頃、
庭に咲く小さな花が「私を撮って」と言ってきました。ハッとした私は何もかも忘れて
シャッターを押し続けました。その短い時間が何時間にも感じて、
気が付くと心の中に大きな「勇気」を得ていました。


ちゃんと応えてくれるんですね。そんな感覚を憶えた時は思ったとおりの写真が撮れています。
正直、カメラが居てくれなかったらどうなっていたのだろう、と思います。
どんな困難が現れても私には写真があります。里山に咲く花との会話、応援してくれる家族との絆、
私をここまで元気にしてくれた写真に心から感謝しています。


この写真たちをご覧になって少しでも同世代の方々に勇気をお分けできたらと思います。
最後になりましたが、展示させていただいた、ギャラリー夢たまごのスタッフのみなさま、
導いて下さいました小河先生、そして愛する家族に心からお礼をいいます。
ありがとうございました。 2011年9月13日 那須由美子












































那須さんのイキイキとした顔を見て、個展を勧めた甲斐があったと安堵しました。
週末までよろしくお願いいたします。
明日、土曜日午後から私も伺います。
10月1、2日は西米良に行きます。西米良芸術祭?が始まる日のようですが、彼女の写真もどこかに展示されていますか?
ご質問の件に関しましては、只今お調べしておりますので、もう少しお時間下さいませ。
わかり次第またここにコメントいたします。
上のコメントで、呼び捨てにしてしまいました。申し訳ありません。
9115ご連絡が遅くなりました。
西米良村の係の方に問い合わせましたところ、今回の西米良芸術祭に、那須様の写真展示は予定されていないとの事でした。
以上ご報告いたします。
また、夢たまごにお出かけ下さいませ。