
今週、夢たまごで展示会を開いている「写真を楽しむ5人の会」の皆様の作品の中で、
この神様がたくさんモデルをなさっています。
モテモテです

「田の神様」の読み方は「たのかんさま」とか「たのかんさー」など。
二つの地方で様式の違う風習でしたので、書いてみることにしました




祠の中から1年中田んぼを見守っている神様。
1年たつと、お化粧もくすみますね。
祠から出て、長老にお化粧直しをしてもらい、
ついでに人間もお化粧し…

ワ

5月の田んぼ道をトラクター(昔は荷馬車?)に乗り、
扮装した男女と共に廻り、五穀豊穣を祈るのです。
その後、神様も焼酎を飲まれるのでしょうか?
そして、いい気分でまた祠に戻るのでしょうか






県内でも、えびの市には「田の神様」が多いそうですね。
一つの地域内の家々を1年ごとに回り
常にどこかの家屋敷内で保管(?)、お世話(?)され、
田んぼに行くのはレンゲの咲く頃だけ。
先ずは、お化粧直しから。
ここは手慣れた長老の出番

その後、田んぼに連れて行かれるわけだけど、
花に包まれ、担がれ姿は見えず。
これから五穀豊穣、家内安全、無病息災などを祈る行事が始まるわけです。
こちらは、女物の着物を着た男たちの顔を
ススで真っ黒に塗り、ついでにそこらの参加者(見物人?)も
塗られるんだそうで…

お祭りの後、次のお当番の家に預けられ、
1年間手厚くお世話されるそうです。
同じ「田の神様」だけど、二つ比べてもこんなに違うんですね。
他の地方・地域でも、また違った「田の神様」まつり(?)があるのでしょうね~



次はどこに行こうか
撮影が済んだ帰りの車中では
すでに明日に向かって心が動いています
疲れや衰えを知らない
時間的年齢を精神的年齢で逆回しにしている仲間たちです
ご高覧いただいた作品の大半は
各自の感性でプリントアウトしたものです
一作品を仕上げるのにインクと用紙をそれなりに消耗します
ああでもないこうでもないと
感動の一枚を完成させる過程を楽しんだ結果のことで
何者にも代えがたい良薬だと納得しています
最近は組写真にも挑戦しています
パネルもすべて自作手作りです
完成したパネルに作品をどのように配置するか
頭の中がしわしわになるほどの
楽しみがここにもあります
今後ともご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます
皆様のご健康とご活躍を お祈り申し上げます
本日は 誠にありがとうございました
「写真5人展」は、明日(2日)までです。
楽しく仲良し5人の方々と写真談議にお出で下さい



なお、本日は写真展の皆様のご理解をいただき、
18:30より「ぞろ目ライブ」を行います

夢たまごの「バナナボート ライブ」にもお出かけ下さいね。
お待ちしております















次回の展示会のお知らせ
展示会名:西海市(長崎県)紹介パネル展
展示期間:6月4日(火)~6月9日(日)