「ギャラリー夢たまご」玄関前の桜の葉もすっかり散り、
あいそめ広場にはイルミネーションが灯りました。
ひなたぼっこしたいような日差しが降りそそいでいますが、
冬将軍が向こうの山から、タイミングをねらい始める頃が近づきました。
皆様の所はいかがでしょうか?
日本美術協会会員でもある三崎冬男氏の個展会場には
連日多くの方が来られています。
故郷での展示会は、かつての友達、幼なじみとの
久しぶりの出会いがたくさん見られるもの。
今回も、同級生が毎日日替わりで
展示場の「お当番」を買って出て下さったんだとか。
子どもの頃の冬男少年は?と聞くと、
やさしかった印象だけど、
学芸会の「花咲かじいさん」で、なぜか意地悪じいさん役を
熱演していたねぇ…と話して下さいました。
とっても賑やかで、活気にあふれている夢たまごです。
あと1週間、展示は続きます。明日26日(月)も開館しています
今回の個展のために、この春
椎葉村を訪ねたそうです。
過疎化していくのはここも同じ。
そう感じながら散策していると、萱を背負った村人に遭遇。
それでも村で生きている人がいる。
先代から次代へと暮らしを継いでいく人がいる。
故郷を守っている人がいる。
「私はとても感動しましてね」
思わず「写真撮っていいですか」
住人は笑顔で応じて下さったとか。
「それを描きました」
折り重なる秘境の山々の描写も私には印象的。
会場の中でひときわ目を引く作品です。
いったいどれ程の人が、この前で記念写真を撮ったことでしょう。
尾瀬の湿地帯に咲くこの花は「ひつじ草」と言う名前だそうですね。
未(ひつじ)の刻、つまり午後2時ごろに花が開く…
だから「ひつじ草」というのは、今回この絵から知りました。
湖水の色のグラデーションがとても美しいと感じています。
宮崎ケーブルテレビの取材が初日(20日)にありました。
放送は11月28日(水)午後5時半ごろの予定です。
三崎氏は、レタリングなどの学習を経て、
38歳の時カルチャーセンターで絵を学び始めたそうです。
「僕が絵が好きな事を知っていた妻が申し込んでくれて…」
始まった絵との暮らし。
「人間、好きなことをするのが一番よ」。
「その一言がなければ、私は絵を描いていなかった」
先生に個人的に指導を受けたり、
一緒にスケッチに行ったり…。
その後、ある美術集団に入りますが、
とても自由な絵風の所だったそうです。
以来、共に山登りが好きだった奥様との
全国行脚が続いていきます
残念ながら、奥さまは昨年帰らぬ所へ一人で旅立たれましたが、
1回目の個展は、この奥さまの勧めもあったとか。
三崎氏はコンクールには出品はせず、
「観た方が、何かを感じて下さればそれで十分なんです」
と今日もまた、にこやかに話して下さいました
東京や広島などでの個展もされています。
皆様、お誘い合わせて「夢たまご」にお出かけ下さいませ。
次回の展覧会のご案内
展覧会名:手作りニット展
展示期間:12月4日(火)~12月9日(日)
あいそめ広場にはイルミネーションが灯りました。
ひなたぼっこしたいような日差しが降りそそいでいますが、
冬将軍が向こうの山から、タイミングをねらい始める頃が近づきました。
皆様の所はいかがでしょうか?
日本美術協会会員でもある三崎冬男氏の個展会場には
連日多くの方が来られています。
故郷での展示会は、かつての友達、幼なじみとの
久しぶりの出会いがたくさん見られるもの。
今回も、同級生が毎日日替わりで
展示場の「お当番」を買って出て下さったんだとか。
子どもの頃の冬男少年は?と聞くと、
やさしかった印象だけど、
学芸会の「花咲かじいさん」で、なぜか意地悪じいさん役を
熱演していたねぇ…と話して下さいました。
とっても賑やかで、活気にあふれている夢たまごです。
あと1週間、展示は続きます。明日26日(月)も開館しています
「山深き里・継ぎゆく村人の存在」 宮崎県椎葉村 160号 2012年
今回の個展のために、この春
椎葉村を訪ねたそうです。
過疎化していくのはここも同じ。
そう感じながら散策していると、萱を背負った村人に遭遇。
それでも村で生きている人がいる。
先代から次代へと暮らしを継いでいく人がいる。
故郷を守っている人がいる。
「私はとても感動しましてね」
思わず「写真撮っていいですか」
住人は笑顔で応じて下さったとか。
「それを描きました」
折り重なる秘境の山々の描写も私には印象的。
会場の中でひときわ目を引く作品です。
いったいどれ程の人が、この前で記念写真を撮ったことでしょう。
「池塘(ちとう)の秋」 群馬県尾瀬 80号 2000年
尾瀬の湿地帯に咲くこの花は「ひつじ草」と言う名前だそうですね。
未(ひつじ)の刻、つまり午後2時ごろに花が開く…
だから「ひつじ草」というのは、今回この絵から知りました。
湖水の色のグラデーションがとても美しいと感じています。
テレビ局の取材の様子
宮崎ケーブルテレビの取材が初日(20日)にありました。
放送は11月28日(水)午後5時半ごろの予定です。
三崎氏は、レタリングなどの学習を経て、
38歳の時カルチャーセンターで絵を学び始めたそうです。
「僕が絵が好きな事を知っていた妻が申し込んでくれて…」
始まった絵との暮らし。
「人間、好きなことをするのが一番よ」。
「その一言がなければ、私は絵を描いていなかった」
先生に個人的に指導を受けたり、
一緒にスケッチに行ったり…。
その後、ある美術集団に入りますが、
とても自由な絵風の所だったそうです。
以来、共に山登りが好きだった奥様との
全国行脚が続いていきます
残念ながら、奥さまは昨年帰らぬ所へ一人で旅立たれましたが、
1回目の個展は、この奥さまの勧めもあったとか。
三崎氏はコンクールには出品はせず、
「観た方が、何かを感じて下さればそれで十分なんです」
と今日もまた、にこやかに話して下さいました
東京や広島などでの個展もされています。
皆様、お誘い合わせて「夢たまご」にお出かけ下さいませ。
次回の展覧会のご案内
展覧会名:手作りニット展
展示期間:12月4日(火)~12月9日(日)