臍帯血バンク・シービーシーの犯罪履歴

臍帯血バンク・シービーシーの未公開株詐欺・振り込め詐欺の被害者さま臍帯血保管された皆さまへ

さい帯血公的バンク 細胞数の多いさい帯血へのシフト進む

2018-03-23 06:25:57 | 日記

さい帯血に赤血球沈降剤(HES)を添加し、
不必要な赤血球を除去します。




さい帯血公的バンク
検査基準、品質



2008年9月15日発行
日本さい帯血バンクネットワーク
保存さい帯血が
3万個を突破
細胞数の多いさい帯血へのシフト進む
 


 移植するためにいつでも提供できるさい帯血の数は、必要な作業や手続きを経て、
毎日更新されています。基本的には増えていますが、提供の申込みが多かった時などには
減ることもあります。
その公開数が今年7月23日に初めて3万個を突破しました。
さい帯血事業の開始にあたり、公開目標数を2万個と設定しま
したが、その2万個を突破したのは2004年秋でした。

 当初の目標数には保存さい帯血に対して、移植に必要な
有核細胞数の規定がありませんでしたが、保存調製のため
には細胞数の最低基準を3×10の8乗個としていました。

しかし、次第に体重の大きな成人への移植も増え、細胞数の多い
さい帯血のニーズが高まってきました。このため、2003年
春からは最低基準を倍の6×10の8乗個に引き上げるとともに、
日本さい帯血バンクネットワークでは2006年春に次世代デザイン
会議の答申を受けて公開目標数を「細胞数が10×10の8乗個
以上のさい帯血を2万個以上」とすることにしました。

また、2007年春からは保存さい帯血の最低基準をさらに8
×10の8乗個に引き上げ、より細胞数の多いさい帯血の採取保存に努力して
いるところです。


 さい帯血が採取され、調製保存されて必要な手続きの後に公開されるには
月日がかかりますが、今年7月末現在で公開されているさい帯血を採取され
た年度別に細胞数の多寡の分布を示したのが別表です。

年とともに細胞数の多いものへとシフトしていることが一目瞭然でおわかりだと思います。
しかし、細胞数の多いさい帯血を保存しようということは、提供者の善意により
採取されたさい帯血でも、保存に至らないものが増えていることも事実です。

そうではあっても、移植に求められて
いることを満たすために、さい帯血バンクでは今後も細胞数の最低基準をさ
らに段階的に引き上げていくことになっています。

市民の皆さんのご理解をいただければと思います。




ヘスってなんですか?
 英語名はヒドロキシエチルスターチ
という長い名前ですが、略して通称「ヘ
ス(HES)」と呼んでいます。医療用
の澱粉(でんぷん)成分を生理食塩水
で溶かした液で、もともとは輸血の代
わりの点滴として、急な出血などのと
きに血漿(けっしょう)の代わりに使
用されるものです。
何のために使うのですか?
 さい帯血を凍結保存する際に、さい
帯血に含まれている赤血球を取り除い
てスリムにするとともに、手際よく移
植に必要な造血細胞を集めるために赤
血球沈降剤として使用します。赤ちゃ
んが産まれる時に提供していただいた
さい帯血は、液量にして100㎖を超え
ますが、その半分は赤血球です。さい
帯血バンクでは、限られたスペースの
タンクで冷凍保存するために、血液を
20㎖まで濃縮してスリム化することが
必要です。そして、必要な造血細胞が
痛まないように冷凍保存するためには、
新鮮さが勝負です。その限られた時間
内にスリム化作業するためにヘスは効
果的です。


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