恥を知れ

サディスティック・サディーの生かさず殺さず日記

6/7

2007-06-08 03:50:25 | tvmovie

今日の鶴:10羽(合計:135.5羽)

なんかしらないけど朝から吐き気。
アラ、と思いつつまぁいいやととにかくシャワー。
例の如く限界まで放置してたので。
なんとか髪は乾かすも、一向に回復せず。
むしろ悪化してるみたいなのでもう休もうと思ったが、こういう時連絡できるのが8時35分からってすごい不便。
思えば以前は24時間営業だったから常に誰かいたのだな。
メールで連絡できるようになればいいのに。
相変わらず使えねーなチッとか思いつつ待ってるうちに一回吐く。
ほらーとか拗ねた気分になり、なにがほらーなのかよくわからんが、とにかくすっかりやる気を無くし、職場に欠勤連絡して就寝。
一日中寝たり起きたりしてたらどうやら治ったもよう。
それにしてもなんだったのか。
生でもないし、一回で済んだし。
不登校ならぬ不出勤?
うけけ。

雨こそ降ってないが湿度が高くて気持ち悪い。
洗濯物は溜まってるが洗う気が起こらん。
内地に比べればましな方なのだろうが、普段慣れてないものには格別弱い。
しかも外装工事中で窓を開けられない。
ますますふてくされてテレビなど見つつひたすら寝る。
人間って一日にこんなに眠れるもんかなーと思いつつ寝る。

きょうは仮病とか心の風邪とかじゃないから、いつもと違ってあまり後ろめたくないなーと思ったが、ひとねむりして治ってたので結局あまり変わってない気がする。
でも心が風邪ひいてるのはまちがいない。(やかましい)

夜、わたしたちの教科書を見る。
やはりシリアスなドラマって後半になってからしか見れない。
前半の重くじれったい空気に耐えられないのだ。
それにしても無表情で黒縁メガネの菅ちゃん超かっこいい。
有能で一見クールだが実は情に厚い。
こういう女性になりたいものだ。
bonnie pinkの主題歌も良い。

いくつかの条件が揃えば、比較的容易にいじめは発生する。ものである。
いじめられる方に、非はないが、まぁ選ばれる理由はあろうと思う。
昔の自分をいま思えば、まぁ仕方なくもあるかと。
暗くてダサくて、目つきが悪くて、ひねくれてた。
いわゆる明るく元気な子が、男子も女子もバカで軽薄に思えて、あれと無理して付き合うくらいなら、ひとりでいいやと思ってた。
まぁ同級生にも大人にも癪に障る痛いガキであったろう。
とはいえうちはぬるかったから、クラス全員でだれかをいじめるなんて大げさなものは有り得なかった。
そこまで深刻に病んでもいないし、バレずにやる頭脳も連帯感もない。
しょせん地方都市の地方校である。
小6の時は一部のバカな男子が、中1の時は一部のヤンキー女子が、無視したり聞こえるように悪口を言ったり変な噂を流したりした程度だ。
それでも自意識ばかり過敏になって視野の狭い思春期入口のガキには、結構なダメージだった。

まだ言えない、と思ってた。
嫌は嫌だけど、大したことされてないし、このくらいで心配かけたり、おおごとにしたりしたくない。
それらを自尊心とか羞恥心とか、優しさというのだと知ったのはもっとずっと後になってから。
でもこのへんの心理は、程度の差はあれわりと共通してるらしいね。
親はうすうす知ってたのかどうか。
何かあったら学校に乗り込んで言ってやるからねと、時々真顔で言ってた。
だからこそ心配かけたくなかった。
ひとりで解決したかった。
ほんとうに何かあったら言えばいいやと、心のお守りのようなものにもなってたと思う。
いっそ殴る蹴るとか、教科書に死ねって書くとか、机に花を飾るとか、わかりやすいことをしてほしかった。
そしたら真正面から対決してやったのに。
奴ら絶対、面と向かって来ないし、物証も残さない。
卑怯者と心で罵りつつやりすごしていた。
それほど奴らのストレスが深くなかったか、あるいはいじめという自覚が無く遊びの延長だったのかもしれない。

オイラ小3の頃に、いじめる側になったと思われる経験がある。
同級生3人で遊びに行って、2人でもう1人の子をずっとからかい続けてたら、その子が泣き出してしまったのだ。
2人して私をいじめてひどい、ずっと我慢してたけどもう許せない、と。
さぞつらかったのだろうが、こっちはこっちでショックを受けた。
オイラ達にはいじめなんて感覚は全く無く、ただふざけてただけだったからだ。
いじめる側といじめられる側で認識が違うという好例である。
ただ遊んでるつもりでもエスカレートすると相手を傷つけることがあるのだと知った。

暴力を振るったり、ネットやメールで攻撃したり、持ち物を傷つけたり捨てたり、死に至らしめたりすること。
テレビで見聞きしても、オイラにはいまいちぴんとこない。
ここまでわかりやすいことしてたら、家も学校もかえって対処のとりようがあると思うのだけど。
彼らにはどれほどいじめたという自覚があるのだろう。
バレないようにしている時点で良からぬ行為であることはわかっている。
それでもなお、スリリングな遊びという感覚の方が強いのではないか。
攻撃性の強さと罪悪感の弱さ。
思春期という頭のおかしい時期には、このふたつは比較的そろいやすい。
熱病にかかったようで、自己中心的になり、周りが見えてるつもりで実は全然見えてない。
それは活発な子もおとなしい子も同じだ。

オイラはといえば、その後オタク友達ができ、クラス替えがされたことで、いじめっぽいものは自然になくなった。
休み時間に孤独になることはあったが、図書室や、廊下の誰もいないとこに逃げたりしてた。
大勢の中で浮くと、周りも自分もいたたまれない気分になるので、そういう空気を作る前に席を外すようにした。
幸い、追いかけてまで何かするような面倒くさい奴はいなかった。
することがあるというのは幸福なことだ。
居場所がある子、逃げ場所がある子はいじめられにくい。
いじめる方にもなりにくい。
いじめなんかより楽しいことがあるからだ。
子どもの世界は狭い。
それゆえ追いつめられやすい。
夢なんか無きゃ無いでいい。
大人のためにむりやり夢見てるふりなんかしなくていい。
ただいじめや万引きより楽しいことを見つけてくれればいい。
そう思う。

勉強もほんとは結構おもしろいものなんだけどね。
つまんないのは授業がつまんないだけであって。
それで勉強嫌い、学校嫌いと思い込んでしまうのはもったいないことである。

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