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箱根旅行1日目~リゾートパスポートでお得に富士屋ホテルへ~

2014-01-16 | 旅行

クラッシック ホテル好きにはたまらないこのホテル、『富士屋ホテル 箱根・宮の下』

<Access>

新宿駅⇒小田急ロマンスカー85分で湯本駅へ⇒箱根登山鉄道で25分⇒宮の下駅徒歩7分

ちょっと敷居が高いかな~と思われますが....富士屋ホテルチェーンの『リゾートパスポート』

宿泊すると、素泊まりならば破格のお値段 

本日は、古き良き時代に思いを馳せて、たっぷりと懐古主義に浸りたいと思います

 


 リゾートパスポートでお買い得

富士屋ホテルチェーンでは、1年間有効のリゾートパスポートを販売。

価格は、1口2泊26000円(室料)より。つまり1泊13000円で、二人で泊まると6500円/1人 

休前日と繁忙期以外で、利用可能です。

 

箱根・宮の下のホテルは、本館&いくつかの別館があり、リゾートパスポートでは館の指定が

出来ないのが、おしいところですがこの価格では、文句はいえませんね。

 

また、富士屋ホテル(箱根 宮の下)は、リゾートパスポート以外でも1泊朝食付や、1泊朝食&

『ザ フジヤ』のディナー付きのお得なプランもあります。せっかくなら、『ザ フジヤ』でディナーを!

という方なら、リゾートパスポートをわざわざ買わなくても良いかもしれません。

 

リゾートパスポートでお得感を感じるのは、富士屋ホテルの宿泊を愉しみつつ、食事は他で

いうひと向きかもしれません。

 

 リゾートパスポートが利用できるホテル

箱根 宮の下  富士屋ホテル(創業ホテル)

箱根 湯本    富士屋ホテル (湯本駅前)

箱根町      箱根ホテル

河口湖      富士ビューホテル(正面に富士山、庭続きに河口湖)

甲府市      甲府富士屋ホテル(ビジネスホテルみたいな作り)

山梨市      フルーツパーク富士屋ホテル(甲府盆地の夜景が一望できる) 

ホテルによって趣きが違いそうですが、全て温泉付きなのが嬉しいですね

詳しくはリンク 富士屋ホテルチェーン~居心地の良い場所~

 

 


 箱根 宮ノ下の 富士屋ホテルへ宿泊

  ~館内ガイドツアーへ~

宮の下 富士屋ホテルは、明治創業の裕福な外国人、国内のVIP御用達の格式あるリゾート

ホテルです。本館の他、花御殿、西洋館など複数の館が迷路のように連なり、実に見ごたえの

ある造りとなっています。

今回、40分間の『館内ガイドツアー(無料)』へ参加してみました

 


士屋ホテルの始まりは?

創業者の山口氏は、明治時代の日本で事業を興すべく渡米 カウボーイの元で修行し、

『牧畜』 夢を馳せ、全財産を牛3頭に投資する

、牧場に適した環境が見つからず、牛達が次々に死んでいく 最後の残った1頭が、

なんと今後の山口氏の人生を変えることになるとは

最後の1頭は、珍しい西洋牛。医学上、貴重な研究材料になるため、医療機関へ5000万円

(現在の価値に直すと)で取引されたたった1頭の牛が5000万円漫画みたいな話ですね。

 

ココでも山口氏の判断は正しかったこの5000万円の使いみちを、師匠である、慶応義塾大

の福沢諭吉先生に相談。結果、山口氏は事業家の道を諦め、ホテルマンとして、箱根・宮ノ下

富士屋旅館の土地を買い取り、富士屋ホテルを創業。(1878年)

当初フロントはこんなに小さく、客1人が待つスペースしかなかったそう。

正面奥のガラスの窓口から、フロントスタッフが応対したそう

 

 

三代目は、日光 金谷ホテルの子息がスカウトされて、養子縁組に。

~富士屋ホテル 豪華絢爛の時代~(昭和初期)

 

右のおひげがノビノビしている像が、3代目通称『おひげ社長』 です。

この時代は、豪華絢爛な彫刻、高度な建築技術を駆使した、花御殿を竣工。

 

 

チャップリンやヘレンケラ-も滞在し、箱根リゾートを満喫したそう 

ちなみにチャップリンルーム 1泊2食34,000円~のプランがあります。

ヘレンケラーは、目が不自由な中、庭先で尾長鳥を撫でて可愛がったそうで次回の

ヘレンケラー来訪に備えて、尾長鳥との思い出を彫刻に残したものが、ロビー柱に残って

います。本物は一見の価値あり

至る所に素晴らしい彫刻が刻まれ、来客者を飽きさせません

なんといっても、見どころは『高級仏料理のザ フジヤ』 見学ツアーで、じっくり拝見でき

ましたが、通常ディナー1万円強~2万円弱のコース 敷居が高すぎますって

 



壁の下には、三代目『おひげ社長』を模した彫刻 相当怖かったのかしら

こんな洒落っ気のある彫刻を残せる『富士屋ホテル』....好きだなあ

天井近くには、日光東照宮の彫刻と同じような、動物を描いた彫刻がずらりと並ぶ。当時、

建築技術のレベルは、相当高かったのではないでしょうか。

 

戦後はジョンレノンや三島由紀夫、皇族などお歴々が滞在したそうです館内資料館で、当時

食器、雑貨、写真などを見ることができます。

赤絨毯って今時珍しいですよね~。歩き心地はイイですよ。

廊下のライトもお洒落

チャペルも見学できました。

チャペルのステンドグラスに、富士屋ホテルが描かれてますね。

 

 西洋館に泊まりました

西洋館は1906(明治39年)竣工。白亜の典型的な、明治の洋館です

長~い廊下を抜けていくと、お部屋につきました。

天井高っ 4~5mはありそう 天井が高い分、解放感があります。

8畳ほどのツイン・ベッドルームの奥に、広々としたバスルームが。お風呂は部屋にも天然温泉

引いているとのこと。お部屋ではお茶が飲めます。

古い施設なので、近くのお部屋の物音は結構響きます 神経質な方は気になるかも.....。

 

 夕飯はグリル『ウィステリア』へ

カジュアルな洋食屋さん『グリル ウィステリア』でディナー

このホテル、素泊まりは安いけれど、レストランはリーズナブルとは言えません 集客を狙って、

『リゾートパスポート』で人を増やして、収益は、割高なレストラン・パン屋・ティールームで賄うと

いう経営方針なのかも。

有名な『富士屋 ビーフカレー』は、単品で2400円アラカルトでコーヒーや、サラダをオーダー

すると、割高になるので、5000円弱のコースを注文。

でも、カレーライスメインのコースに5000円を出すのはちょっと・・・・ねえ。

コースはサラダジャガイモのポタージュ昭和なビーフカレー、木苺のシャーベット、コーヒー}

カレーの他にも、ハンバーグやカニクリームコロッケもあったけど、6000円しちゃいそう

洋食にしては、コスパが悪いと思いました。 

この内容なら、都内で2000円もあれば食べれるのではと思いました。ま、旅行中は財布の紐

ゆるくなりがちなので、1万でも2万でもディナーに費やしちゃうのかしら。

 

 景観の良いティーラウンジ 『オーキッド』

 

ドリンクとケーキで2000円弱。 日常の喧騒から離れて、優雅な時間がすごせそう

 

 富士屋ホテルの直営パン屋さん『ピコット』へ

食パン360円は絶品でした カレーパン300円、りんごパン250円、アップルパイ500円、

モンブラン500円、宮の下プリン315円など、店内は香ばしい香りが漂い、いろんなパンに手を

伸ばしてしまいました リゾートパスポートは素泊まりなので、朝食に別途3000円弱をかける

よりは、ゆったりと『ピコットのパン』を部屋食で食べるので十分でした

その際、自宅からコーヒー&紅茶を持ってくると準備万端です。

 

 温泉浴場

温泉浴場は、簡素で少し狭かったです。でも、宿泊客が多くなかったので、ゆったり寛げました。

脱衣所に『日本の入浴エチケット』という注意書きが、数カ国語でイラスト入りで描かれていて

笑えた


1 お風呂へは下着を着けて入れません

2 お風呂場で走らないシャワーは座って浴びること

3 バスタブに入る前に身体を良く洗って下さい

4 バスタブで泳がない、洗濯しない

5 バスタブにタオルを入れない

6 脱衣所へ行く前に身体を良く拭くこと

 


下着をつけたり、洗濯したり、立ちシャワーの人なんて、いるのかしらと思うのですが、実際に

いるから『注意書き』にしたのでしょうね(笑)



 その他の写真


ロビーの寛ぎスペース

天井のシャンデリアも可愛い

広大なお庭で、朝の散歩がすがすがしい

 

ところで、富士屋ホテルのホテルマンの対応は、素晴らしかったです館内の撮影もウェルカムだし、

すれ違うホテルマンの方々が、気持ち良く挨拶してくださり、とても雰囲気が温かかったです


 箱根 宮の下

明治初期~昭和30年代まで、リゾート地として外国人や著名人が訪れて、休暇を過ごす華やか

地区だったみたい。ここだけ時間が止まってしまったみたいに、懐かしいお店が軒を連ねる。

冬場は閑散期なのか、淋しい雰囲気なのでGW新緑の季節、もしくは9月~10月下旬に行くと

自然の景観を楽しめると思います。1月の箱根は、ちょっと寂しいね

 

箱根 宮の下を紹介しているブログを見つけました ここでチェックして、旅の時期を決めるの

良いかもしれませんね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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