あの川越シェフも認めたオムライスが食べれるのは...神保町から徒歩1分のオーレオーレ。
情熱の赤を基調としたスペインレストランで、ランチのふわとろオムライスが大人気のお店です。
見てのとおり、アツアツ半熟玉子をフーフーしながらボリューム満点で大満足の850円。（スープ、サラダ、デザート付き）コチラは、前回 週末ランチへ行った時の写真です。
今回は、毎週火曜の夜にフラメンコ・ショーが観れると聞いて、早速行ってきました。
出演者は毎週、違うようですが今回は以下4人が、小さなステージで白熱の踊り・歌・ギターをパフォーマンス。
バイレ（ダンサー） 草野櫻子、小林成江、坂井 忍
カンテ（歌） 笛田剛志
ギター 渡辺イワオ
（以上、敬称略）
19時に入店したときには、すでに通路もままならないほどの超満員。殆どがフラメンコ教室の生徒さんだったり、身内のお客さんのようでした。幸いにも、2週間程まえに予約していたのでステージの真正面、ほぼかぶりつきで迫力のステージを30分×2回も堪能することができました。
草野氏は、17歳から舞踊団員となり、渡西し本場エスパーニャ舞踊団でも公演を積む、超がつくほどのベテランダンサー。ゆったりとしたリズムから、激しいステップまで、身体全体から情熱がほとばしる、切れのよい舞いが素晴らしい。鍛え抜かれた身体はアスリートのようで、激しく床を踏みつけるのに全くぶれない身体の芯！まるで会話をするように、軽やかにステップを踏む...ベテランならではの、表現力の素晴らしさに感動しました。
小林氏は、まだ若く彫の深い本場スペイン女性のような美しさ。彼女の切なそうな悲しそうな横顔が印象的で、また1つ1つの動きが美しく、ただただウットリ眺めてしまいました。
ギターやカンテ（歌）が、舞踊手とアイコンタクトを取りながら一体となって、ステージを作っていく姿に感銘をうけました。
以前、バレエのキャラクター・ダンス レッスンで、スペインの踊りを習ったことがあるけど、脚を踏みならすのが難しかった。あと、スペインは指の形も特徴的なんですよね。キャラクター・ダンスのスペインを舞台でちょっと踊ったことがあるから、フラメンコも似たようなもんだと思っていたら....とんでもない！間近で見ると、こんなにも激しく、難しい踊りだったとは、と。それなりに見れる踊りまでは、10年～20年はかかるのでは?!
そしてこの日のオススメ・メニューがコチラ。
今日はコースとサングリア、生ビールなどを1人3杯程オーダーして5,500円/人くらい。
オードブルがいくつか、温かい肉料理、パエリアで6品コース。ちょっとずつ、つまむ感じかな。食後のコーヒーやデザートは含まれていなかったのが残念。写真は4人分です。
このお店の支配人さん?がとてもノリの良いチャーミングなおじさまで、彼に調子を合わせていると、知らず知らずにドリンクを頼んでしまう。ここで〆ようとすると、『え～あと、○杯は頼んでくれないと帰さない～っ。』と、常連客でもない我々にも異様なほどのフレンドリー。
本格フラメンコショーをたった500円のチャージで30分×2回も堪能できて、スペイン料理も本格的。そこそこ飲んで食べて5,500円なら、また行きたくなりますね。
神保町オーレーオーレ のフラメンコな夜でした。
