1980年に大ベストセラーとなった『なんクリ』から、34年....。当時女子大生かつモデルだった主人公は50代半ばになり、最新作で『その後のなんクリ』を味わえます。
まだ最新作は読んでいませんが、まずは『なんクリ』から読み返してみました。当時読んだときはまだ子供で、家にあったのであまり意味も分からず雰囲気で読みました。いま読み返してみると、1980年という時代の空気を知る上では、とても面白い本だと感じました。とにかく固有名詞が多く、解説抜きには理解が不十分なのです。当時はオシャレで生活感の無い主人公達のライフスタイルが、最先端の流行を作っていったようですね。
読み終わってから、1980年とはどういう時代だったのかを知りたくなり、ちょっと調べてみました。
まずは1980年という時代について
聖子ちゃんカット大流行
郁恵ちゃんの大ヒット
あしたのジョー放映開始
鉄腕アトム放映開始
3年B組金八先生も若かった!
水谷豊の熱中時代
ルービックキューブの発売開始!
なんとなく、クリスタル 解説に登場!
松山千春、髪フサフサで格好良かった
さだまさし 文学青年風ですね
アリスも流行っていた。
女子大生はニュートラ&ハマトラ
昔の二谷友里恵みたいな感じ?!
オシャレ男子はポパイ少年と呼ばれたそうで...。
角川文庫・片岡義男のオシャレで軽い小説を読む。
少し前に閉店した、当時お洒落な人が買い物していた
青山ベルコモンズ
ここもお洒落なブランド店が入っていた
From1st Building
ハマトラ・ブランドたち
ボートハウスのトレーナーを皆が着ていたとか。
タバコはメンソール
遊び人のたまり場 飯倉キャンティ(イタリアン)
Swensensのアイスも大流行
ローラースケートも流行りました
六本木ロアビル、当時は夜遊びの宝庫だったらしい
アル・パチーノ似の男の子が物語に出てきました
そして、カフェ・バーブーム到来
日本がようやく、豊かさを実感できるようになってきたのが1980年代なのかもしれませんね。
いかがでしょうか
1980年という時代の空気が感じられたら嬉しいです