サバ奈子

むかし猫ブログ、いま趣味ブログ

壮瞥町 野外彫刻 その7

2021-12-08 05:36:25 | 野外彫刻

コロナの緊急事態宣言中のため閉館中だった、北栄観光壹番館です。

壁にりっぱなレリーフがあり、検索したらすぐ出るだろうと思ったのですが、
調べるのにものすっごい苦労しました。

フランスのブサンソン美術館にあった蠣崎波響筆の夷酋列像をレリーフにしたもの
です。ブサンソン美術館のホームページでは画像がなく、果たして同じものなのか
判定ができなかったのですが、根気よく調べていたら北海道博物館の特別展の画像
を見つけることができました。

夷酋列像(訥窒孤殺/ノチクサ)

画像は超拡大しているので、荒いです。

夷酋列像(乙箇律葛亜泥/イコリカヤニ)

寛政2年(1790)のものだそうです。

夷酋列像(卜羅◆ア◆/ポロヤ)
読み(フリガナ)は北海道大学北方史料データベースから拾いました。
◆も原文のままです。

フランスのブザンソン美術館で1930年以前に入手し、価値がわからずずっと倉庫で
眠っていたそうです。

夷酋列像(泥湿穀末決/ニシコマケ)

 

夷酋列像(いしゅうれつぞう: Ishu Retsuzo)は、江戸時代後期の松前藩の家老で
画家の蠣崎波響(かきざき はきょう)が、北海道東部や国後島のアイヌの有力者
(首長)をモチーフに描いた連作肖像画です。

北栄観光壹番館の奥にアイヌ記念館がありますが、閉鎖中でした。

大きな木彫刻がありました。

アイヌの英雄
シャクシャイン像

奥に見えるのが三松正夫記念館です。

おまけ
北海道焼きかに煎餅の顔出しパネル

コメント
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