カメブログ

聖蹟桜ヶ丘に住むおじさん(通称カメちゃん)のブログ

J_Coffeeさんの慧眼

2005年02月18日 | 身辺雑記
ライブドアによるニッポン放送株の敵対的買収、そしてフジサンケイグループ支配騒動は部外者ながら関心を持っています。

昨年暮れ、近鉄バッファローズ売却問題で楽天とライブドアが争奪戦を行い、楽天が球団経営することに決まりました。
多くの方がこの問題で初めてライブドアという会社を知ったと思われますが、堀江氏率いるライブドアには2003年にメディアで大きく取り上げられた事件がありました。

泥沼化した「イーバンク・ライブドア論争」~双方の言い分
イーバンク、“脅迫”音声は「偽造」 ライブドアは「間違いない」

両者の証言は大きく食い違っていますが、ライブドア側が経営方針について強く干渉していたことは間違いないでしょう。
この訴訟合戦は2004年10月22日に和解しています。

ライブドアとイーバンクが和解

ライブドアはM&Aを基本戦略に成長を続けていますが、以前にこのようなトラブルがあったことは知っておいて損はないと思います。
堀江氏は単に元気な辣腕の若手経営者という範疇に収まる人ではありません。

ライブドアの今回の騒動について、真相を知りたくてあれこれ情報を調べていましたが、こちらのJ_Coffeeさんの分析は的を射ていると思います。

続・買ってはいけない(ライブドア)

今回のMSCB発行はライブドア株主の利益を大きく損なう行為だったのではないかと思われます。

本日次のニュースがありました。

『(2/17)リーマン、10日にライブドア株899万株を売却
 リーマン・ブラザーズ証券が17日に関東財務局に提出した大量保有報告書から、同証券グループがライブドアの発行済み株式の1.38%に相当する890万株を、10日に市場で売却していたことが明らかになった。売却した株はリーマンがライブドアの筆頭株主である堀江貴文社長から10日に借りていた4672万株(7.26%)の一部。売却後の保有比率は5.88%(3782万株)になった。』(日経)

J_Coffeeさんの指摘通りです。

わたしはニッポン放送株買い占めは、村上ファンド、フジテレビTOBを意識した転売目的ではないかと単純に思っていたのですが、証券取引法に主要株主の半年以内の株の買収・売却は利益を返上する条文があり、否定されるのでした。

おまけ:

①ライブドアの前の社名、オンザエッジついて、こんなQ&Aがありました。
「オンジエッジ」でなく「オンザエッジ」と名乗っていた理由?

糸山英太郎さんが怒っています