まだ契約書は取り交わしていませんが、住宅ローンの借り換えの手続きの大半を済ませました。
ローンを借りる銀行の要求する書類が多く、難儀しました。
特に困ったのは法務局が発行する土地公図と建物図面写しです。
多摩センターの法務局へ平日立ち寄る時間が作れません。
困ってしまい、
インターネットを調べると郵送でも取り寄せることができるとのこと。
しかし費用支払いには「登記印紙」なるものが必要であり、「登記印紙」は法務局または集配を行う郵便局で販売しているのだそうです。普通の郵便局には置いてないため印紙購入も手間でした(多摩市なら多摩センターの三越近くのものが
集配郵便局です)。
さらに法務局のページにはPDFの必要な申請用紙が見あたりません。仕方なくPNGの画像ファイルを印刷して記入しました。
不明点があったため、法務局へ電話で質問したところ、わからなければ調べて記入するなど、融通の利く対応に安心しました。名前が法務局ですから四角四面の対応を予期していたのです。
さて、住宅ローンの借り換えの方は、融資執行日に、抵当権抹消書類を返済する銀行から受け取り、融資を受ける銀行に渡さなければならないことがわかりました。
返済する銀行は、返済が実行されなければ書類を渡せず、融資する銀行は即座に抵当権を設定する必要があるといった事情のようです(むむ、仮に抵当権抹消書類を融資の条件にした場合、デットロックになって融資は実行されませんね。そういえば融資する銀行が返済側銀行の担当者の名前を教えてくれと言っていたのは、このデッドロックを解くために必須の事項だったのかも。3営業日前に書類が支店に届くまで、担当者は明確にならないとのことでまだ融資する銀行には伝えていません)。
住宅ローンの借り換えは野菜作りのように手間と根性が必要です。
しかし、計算では返済総額は繰り上げ返済の効果もあり、わたしの場合、*00万軽減される見込みなので、固定金利特約の終了日(加えて繰り上げ返済手数料が安くなる特異日)をみすみす看過できません。
今回の借り換えのために閉店後の銀行になんどか足を運びました。話をしていてよくわかったのは現在の銀行員は月曜日の深夜に被害にあった銀行員のように激務でかなりの残業をこなしていることでした。かつて銀行への就職は羨望の対象でしたが時代は変わったようです。