庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

マクドナルドの管理職

2008-01-29 07:06:36 | Weblog
昨日、日本マクドナルドの店長の残業手当支払いの裁判があり、店長が勝利した。店長に小額の管理職手当てを支給し、残業手当を支給しないという日本マクドナルド社は、反省をし、無意味な控訴などすべきではない。管理職とは、時間管理されず、管理職にふさわしい賃金、そして人事権など一定程度の裁量権があって始めて管理職といえるだろう・・外食産業のなかでは一流企業と思われる「日本マクドナルド社」の労務管理の実態は、三流企業ではないだろうか・・・
知人の息子さんも、あるスーパーの店長として頑張っているが、店長とは名ばかりで、朝5時出勤、帰るのは深夜とのこと。知人は「息子の賃金云々よりも体調が心配だ、過労死の心配さえある」と嘆いていた。まともな人事管理もできない会社、それを取り締まるべき「労働基準監督署」にも大きな問題がある・・・
労働基準法や労働安全衛生法があるのだから・・・・

道路特定財源その3

2008-01-29 05:49:52 | Weblog
自民党の国会議員の皆さんは、揮発油税の暫定税率維持と道路特定財源の堅持が必要と考えているらしい・・・つまりガソリンの値下げには反対らしいが理由があったのだ・・そり理由とは、自民党の道路族の皆さんの声である。日本のインフラの整備のためと言いながら政治家が絡んだ高速自動車道ができている。額賀氏の関連では「東関東自動車道」、九間氏関連では「西九州自動車道(佐世保道路)」、町村氏関連の「道央圏連絡道路」等々(?)の道路が出来上がっている。ある週刊誌によると、東関東自動車道の1キロ当たりの単価は30億円、西九州自動車道のキロ単価は200億円、道央圏連絡道路は、25億円となっているとのこと・・・
国民が納めたガソリン税がこんな形で使われていることを知ってほしいものである。
暫定税率の暫定とは「一時的」という意味であり、30年間も続いている暫定税率を、また10年間延長しようとしている不思議な国・・・・